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投稿者:

ZYAO22編集部

【笑顔つなぐ福祉のわ】高卒で入職して2年目 特別養護老人ホーム燦燦(岐阜市)村瀬さんにインタビュー|介護職員クローズアップ やりがい聞いてみました

未経験で始めても働きながら国家資格「介護福祉士」がGETでき(しかも大半の職場であれば、職場が国家資格の取得のための費用を支払ってくれます)、本人の頑張り次第で出世も夢ではないのが介護の仕事。働き方改革に力を入れている施設は多く、ホワイト職場であり処遇改善も進んでいます。「ZYAO×福祉のわ」で、そんな福祉の仕事の魅力に迫ってみましょう

 

今回は「特別養護老人ホーム燦燦」(岐阜市)で介護職員として働く村瀬さんにお話を伺いました。

 

介護職員になったきっかけは。

中学生の時、一緒に住んでいた祖父が大病を患い、苦しそうに叫ぶ姿を何度も目にしました。しかし何もすることができずに悔しい思いをし「介護職員になれば祖父が叫んでいた理由がわかるのでは」と考え介護の道を志すことにしました。

 

高校は福祉科に進んだわけではありませんが、介護や福祉についての授業を選択できたので、多少は学ぶことができました。ただ、在学中はコロナまっただ中で、施設見学やインターン等はしづらい状況が続き、実際の施設の様子を知ることはなかなかできませんでした。そこで3年生の夏頃から週2回程度、燦燦でアルバイトをすることにしました。

 

アルバイトの時は、先輩職員がきびきびと動く様子に圧倒されるばかりで、「私にはできないかも」と不安にすらなりました。それでも夢は変わりませんでしたし、燦燦の雰囲気が好きだったため、ここで働くことにしました。現在2年目です。

 

やりがいや大変なことは。

着替えだったり食事だったりと、生活面でのお手伝いをすると「ありがとう」と言っていただけることが何よりうれしいですね。

 

大変なことは、おむつパットの交換です。シーツを汚さないよう、てきぱきとやることは簡単なことではありません。入浴介助もこの時期は暑いので特につらいです。

 

また、最初のうちは専門用語がわからず、指示をされてもポカーンとなっていました。その度に先輩職員が丁寧に教えてくださいましたし、昨年の秋には介護職員初任者研修を受講したことで、介護技術についてはもちろんですが、専門用語も覚えることができました。段々とできることが増えてきているという手応えはあり、最近では「少しはお役に立てているのかな」と思えるようになってきました。

 

目標は。

人見知りですが、この仕事はそんなことは言っていられません。私が暗い顔をしていると利用者に伝わってしまいますので、明るい笑顔で接するようにしています。ちょっとしたことでも利用者を楽しませられる介護職員になりたいですね。

 

半年ぐらい前から夜勤にも入っているのですが「何かあったらどうしよう」とずっとびくびくしていて、無事に朝が来るとほっとします。早く慣れたいです。

職場の自慢できる点は。

皆さんいい人ばかりで質問しやすく、働きやすいです。うまくできなくて重く考えてしまうことはありますが励ましてもらっています。年の近い職員もたくさんいることもありがたく、心強いです。

 

休みが取りやすいのも自慢です。シフトを決める際に希望を出せるのですが、希望した日が取れないことはほぼありません。友達と遊びに行きやすく、ありがたいです。

 

本年度から燦燦が、株式会社推進協の介護大学校の分校になったことで、介護福祉士受験に必須の実務者研修を施設内で受けられるようになりました。介護福祉士は、3年以上働かないと受けられないので、私が挑戦するのはまだ先のことにはなりますが、研修を外部に受けにいく必要がないとのことで、利便性が高くありがたいですね。