【第21回】自由と責任の関係性|めてお先生のVTuberとして生きていく
普段生活をしていて「もっと自由にやらせてくれよ!」と思ったことはありませんか?
私はありがたいことにあまりそう思ったことはないのですが、友人たちと話しているとよくそんな話を聞きます。
私は、過去に営業職を嗜んでいた頃、かなり自由に仕事させてもらってました。
六本木や丸の内、銀座でランチをするためにそのエリアの会社さんに14時~のアポイントメントをとり、12時には会社を出て少し遅めのランチタイムを楽しんでから営業先に行っていたし、先輩たちが残業で遅くまで残る中、さっさと帰路についていた自覚もあります。(今考えるととんでもなく自由人ですね)
コレ、何故許されていたのか?という話なんですが、私自身が営業成績TOPだったからなんですよね。
そう、営業の責任は「営業で数字をとってくるコト」なので、数字をとってきていて人に迷惑をかけていないならある程度の自由が許されるんです。逆に、先輩たちの中でも中々営業成績が上がらない人は「今日は何件アポイントのために電話するのか」「今週は何件アポイントに行ったのか」「営業の進捗はどうか」など、上司に根掘り葉掘り聞かれていました。
…私がそんな環境に置かれたらソッコーで嫌になりそうです…。
今も、VTuberとして活動させてもらっている中で、事務所には所属しているのですが周りから「めておちゃんって本当に企業に所属してるとは思えないほど自由に活動してるよね」と言われています。
この状況は、事務所が私を信頼して放牧してくれているからに他ならないのですが、大事なことはちゃんと報連相してますし、グレーなことは一切しないからこその対応だと思っています。
お悩み相談の配信も結構ズバッと回答しますが、できるだけ言葉を選んで、傷つく人が少なくなるように配慮していたりします。
ココまで読んでくれた方はもうお分かりかと思うのですが、自由にさせてほしいならば、責任を果たせばいいんです。営業であれば数字を上げるコト、VTuberであれば定期的な活動をしてチャンネル登録者や収益をコンスタントに伸ばしつつ、規約違反や炎上につながりそうなことは回避するコト。
もちろん信頼されるまで多少時間はかかるかもしれませんが、きちんと責任を果たすやつだな、と思ってもらえるようになれば多少の自由は許されるし、報連相をちゃんとしておけば必要以上に根掘り葉掘り聞かれることもなくなると思います。
ほら、学生の頃もそうじゃなかったですか?宿題をさっさと終わらせる時は親に何も言われないけど、宿題をいつまでたってもやらない時は「いつやるの?」「どれだけ残ってるの?」なんて質問攻めにあったり…。
どんな仕事でもどんな立場でも、この原理原則は変わらないと思うんです。「自由と責任はワンセット」。もっと自由に仕事したいなと思ってる方は、ちょっと意識してみてください。
次回は「理由付け」というテーマでお届けしようと思います。
禰好亭めてお
イベントでのMC、専門学校の授業、雑誌の連載コラム等の実績を持ち、YouTubeではVTuber向け「VTuber講師」動画のUPやお悩み相談配信、対談コラボなどを行っている。教員免許や宅建士の資格を持ち、SNSでも人の役に立つ様々な情報を発信中!