「人に教えるのが好き」を生かして、岐阜の安全運転を支える|岐阜東自動車学校で教習指導員を募集
岐阜東自動車学校は岐阜市や岐南町など地元の方を対象とした自動車学校として55年以上の歴史を持つ地域に根差した自動車学校です。
運転する技術だけではなく、大切な命にもかかわる「安全運転」を指導する学校としての取り組みや、生徒一人一人と接する『指導員』の仕事について村上宜隆社長と令和2年度入社の西隼希さんに伺いました。
目次
技術だけではなく、「安全運転をする心」をきちんと伝える
――――岐阜東自動車学校はどんな自動車学校なのでしょうか。
村上社長(以下、村上) 最初は岐阜ダイハツ販売株式会社の一部門としてスタートし、その後子会社となって現在に至り、2023年で57年目を迎えます。生徒の方のほとんどが岐阜市や岐南町など地元にお住いの方で20歳前後の方がほとんどです。
18歳人口が減少しているといわれておりますが、岐阜ではほとんどの人が自動車運転免許を取得されますので確実に社会、世の中に必要な仕事だと思っております。また、学校がある岐南町は人口も増えており子どものいる世帯も多いので、多くの方に利用いただき大変ありがたいと思っております。
学校として心掛けているのは、技術だけではなく「安全運転する心」をきちんと伝えることです。重大な交通事故は「これくらいいいだろう」「やっちゃえ」といった心の部分が原因となり大幅なスピード違反や飲酒運転につながり発生します。本校ではそういった運転者しての心をしっかりと意識して育成を行っています。
「人に教えたい、接したい」という方に知って欲しい仕事
――――教習指導員として活躍する方について教えてください。
村上 現在活躍する指導員を見るとやはり「人と接すること、話をすることが好き」「人に教えること、世話をすることが好き」というタイプの方が多いと思います。ほとんどの方が自動車学校に通われて免許を取得されているはずですが、職業選択するときに教習指導員という仕事は盲点になっているようで、「人に教えたい、人と接したい」という人にはぜひ知って欲しい仕事ですね。現在は20代から40代まで幅広い年代の指導員が活躍しています。
――――教習指導員になるためには。
村上 指導するためには「教習指導員」という資格が必要になります。弊社の場合はまずは普通自動車免許の指導員資格を取得してもらい、その次の年には普通二輪免許の指導員の資格を取得し、5~6年後には検定員の資格を取得してもらっています。こうした資格などは入社してからしっかり研修しますので未経験の方でも大歓迎です。
最初に資格をがんばって取得すれば一生できる仕事です。この岐阜という場所に基盤を置いて長い目で人生を考える方にはすごく良い仕事だと思っています。
それでは実際にどんな方が活躍しているのでしょうか。令和2年度入社で指導員として活躍する西隼希さんにお話を伺いました。
運転が苦手だからこそ寄り添いたい
――――指導員になった理由を教えてください。
西隼希(以下、西) 以前は調理師として仕事をしていたのですが、その時にお客さんと話をしたり、上司や後輩に調理のことを話したりする中で「教える仕事」にも興味が出てきました。調理師を辞めた後、仕事を探す中で紹介されたのが「教習指導員」のお仕事でした。
指導員の私が言うのも変かもしれないですが、実はもともと私は車の運転に苦手意識がありました。私もこの学校を卒業して免許を取ったのですが、上手く運転できた思い出がなく、少し不安もありました。
でも、家族や知人から「苦手だからこそ、運転に苦手意識のある生徒の気持ちに寄り添って教えられるのでは」と助言をもらい、がんばってみようと思いこの仕事を選びました。
――――指導員になる前には「教習指導員」にはどんなイメージがありましたか。
西 やっぱり「怖い」「厳しい」「しっかりしている」というイメージがありましたね。実は最初にこの会社に面接に来るときもそんなイメージがあったせいか、ガチガチに緊張していました。
でも実際に入ってみると先輩の皆さんはみんな優しくて、仕事の合間には楽しく喋ることも多いです。生徒からもよく「指導員は怖いイメージだったけど、話してみたら接しやすかった」とよく言われますね。
――――指導員の仕事は難しそうなイメージがあるのですが…
西 最初は自信が無かったのですごく不安でした。生徒の前では自信があるようにふるまうのですが、家に帰ってからは「ここはうまく教えられなかった」などとノートに書き出してはたくさん反省していました。
でも、上司や先輩に運転を見てもらったり、社長に許可をもらって朝や昼に場内で自主練習したりしてたくさん練習しました。生徒にも言っていることですが「たくさん失敗して、たくさん練習すること」がやっぱり大事ですね。
――――生徒と接していく上でどんなことを心がけていますか。
西 話すのが得意な方、苦手な方などいろいろなタイプの生徒がいて、生徒に合わせて教習をするというのはすごく難しいのですが、まずは生徒とコミュニケーションを大事にしています。「これから就職なの?頑張らないといかんね!」など教習以外のことも話をしながら接しています。
「一緒に頑張ろう」という気持ちを持てる人と仕事をしたい
――――指導員の仕事にはどんなやりがいがありますか?
西 まず指導員になるために苦労しながら先輩や上司の方にしっかり教えてもらって資格の勉強を頑張ったので、教習指導員のバッジをもらった時にすごくうれしかったのを覚えています。
指導員になってからは、免許を取るために一緒に頑張った生徒から「ありがとうございました」と感謝されるのがやっぱりうれしいですね。卒業するときに手紙をくれた生徒もいました。たまに学校に顔を出してくれて「先生、久しぶり」と来てくれる子もいるのですが、そんなやり取りをしていると嬉しいですし、この仕事をしていてよかったなと思います。
――――今後の目標について教えてください。
西 先輩と比べるとまだまだ未熟だなと思うことが多くあります。生徒が飲み込みやすい教え方をしたり、生徒が気づいていない細かいミスを的確に見つけて指摘したりと指導員として自分が持っていない技術をどんどん身に付けていきたいと思っています。
また、これからの時代、生徒もどんどん変わっていくと思うので、そんな生徒に寄り添って指導するための知識と技術を磨いて経験を積んでいきたいと思っています。また、二輪免許の指導資格や検定員の資格など資格を多く取って戦力になれるように頑張っていきたいと思っています。
――――教習指導員という仕事が気になっている方にメッセージをお願いします。
西 自分は運転が苦手だったので最初はすごく不安でした。でも一緒に頑張る仲間がいてくれるだけですごく心強いです。運転の技術や教える技術があるとかないとかは関係なく「一緒に頑張ろう」という気持ちを持っている人と一緒に仕事がしたいなと思っています。
【会社情報・採用情報】
株式会社岐阜東自動車学校
〒501-6002
岐阜県羽島郡岐南町三宅8-31
TEL. 058-245-2080
HP:http://www.gifuhigashi.co.jp/
【募集職種】 教習指導員
【募集対象】(1)令和5年度 教習指導員 希望者(2)教習指導員資格 お持ちの方(通年受付)
【勤務地】〒501-6002岐阜県羽島郡岐南町三宅8-31
【給与】規定による
【勤務時間】9:40~18:40 ※20:40まで残業日あり。
【福利厚生】社会保険 / 厚生年金 / 雇用保険 / 退職金制度/ 連休制度 他
【応募方法】電話にてお問い合わせください。(TEL. 058-245-2080)