【第1回】災害時にも役立つサバイバルスキル|さばいどる かほなんのサバイバル体験記
皆さんこんにちは!夢は無人島生活!岐阜県出身、在住の、アウトドアが大好きな現役アイドル、さばいどる かほなんです。
YouTubeチャンネル「さばいどるチャンネル」(登録者数約47万人)にてキャンプや登山や釣りなどのアウトドア動画を配信しています!
最近は防災にも興味があり、防災士という資格も取得しました!
そんな私ですが、無人島生活へのスキルアップを目指し、今年5月に”10日間サバイバルチャレンジ2023”という企画に挑戦しました!
ライフラインが絶たれた環境の浜辺で10日間生き残れるのか!?
持ち込めるものは「リュックに装備できる分の防災グッズやアウトドアグッズと、3日分の非常食」というルールで、今の自分のサバイバルスキルと防災グッズの性能を試しました。
そこで今回は、このチャレンジの中で行った”災害時にも役立つサバイバルスキル”を紹介します!
安全な飲み水を作る
「水無しでは5日も生きられない」と言われるほど、人間が生きる為に水はとても重要です。
私はチャレンジ開始時6Lの水しか持っていなかったので、浜辺に着いたらまず飲み水の確保を目指しました。
水が湧く場所は環境によって様々ですが、私は地形をざっと見て、山間の水が流れつきそうな場所を探しました。
そして無事に水を発見。ですが、この水は見た目は綺麗でも大腸菌等の害のある細菌が含まれている可能性があります。
そこで、汲んだ水を携帯浄水器を通して濾過してから煮沸させて安全な飲み水を作りました。
この方法は災害時にも有効で、備蓄のペットボトル以外で安全な水を確保できれば、飲み水としても衛生面でも安心ですね。
食料調達
3日分の非常食しか持っていないので、足りない分は魚釣り、貝拾い、山菜採りをして食いつなぎました。
山菜は主にフキの葉柄を食べていました。海水で7分ほど茹で、しばらく水にさらし、皮を剥いて食べます。
フキはわりとどこの山にも生えているので、しっかりアク抜きをして是非一度食べてみてください!災害等で食糧難になった時、意外と役立つ食料かもしれません。
他にもハマダイコンという植物や、バテイラという貝を海水で茹でて食べていました。この2つは海沿いにあるものなので、海に近いところに住んでいる方はぜひ食べてみてください。美味しいですよ。
そして釣った魚は開いて、塩を付けて干物にします。干物にする事で水分が抜けて、さらに塩辛いので腐りにくくなり、保存食となります。市販品ですと、塩昆布や切干し大根、ドライフルーツといった乾物が備蓄品として優秀です。
洗濯
重曹を使って洗濯もしていました。大きめのポリ袋に重曹と水を入れて混ぜ合わせ、衣類を入れてもみ洗いをし、何度か濯いだら洗濯完了です。
重曹は洗濯用洗剤よりも環境にやさしく、洗髪や山菜のアク抜きにも使用できるので防災グッズとしてもおすすめです。重曹洗濯はとても簡単で、ニオイも汚れも結構落ちるので皆さんも是非ご活用ください。
ということで、私の体験談から”災害時にも役立つサバイバルスキル”をお伝えしました。
このサバイバルチャレンジの様子はyoutubeチャンネル「さばいどるチャンネル」で配信しているので、ぜひチェックしてみてください。
▼参考動画▼
次回はサバイバルチャレンジで本当に役に立ったと感じた防災用品を紹介していきます!
さばいどる かほなん
岐阜県出身。
無人島を買って生活することを目標に、 サバイバル×アイドル=さばいどる として活躍する現役アイドル。
山を買い、狩猟免許や重機の資格も持つ。
キャンプ、釣り、登山から生きる知恵を学び、その様子を自身のYouTubeチャンネル「さばいどるチャンネル」にて公開している。