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投稿者:

ZYAO22編集部

ドリームキラーの正体とは?あなたの夢を実現するための対処法を紹介!

誰かに将来の目標や夢を打ち明けたとき、「それは無理だよ」と否定されてしまったことはありませんか?その人はあなたにとってのドリームキラーなのかもしれません。

 

この記事では、目標や夢に向けて努力する過程で避けて通りたいドリームキラーについて詳しく説明していきます。

ドリームキラーとは

ドリームキラーとは、「夢を殺す人(Dream killer)」という意味の造語です。国際コーチ協会会長だったルー・タイス氏が提唱し、日本ではタイス氏の下で学んだ認知科学者の苫米地英人氏が広めました。

 

ドリームキラーは、目標や夢を持っている人の決意ややる気をくじこうとする危険な存在です。しかも、友人や家族、恋人など身近な人がドリームキラーになることもあるため、さらに厄介です。

2種類のドリームキラーのパターン

ドリームキラーには「意識的ドリームキラー」と「無意識的ドリームキラー」の2種類がいるとされています。

 

以下がそれぞれのタイプの特徴です。

意識的ドリームキラー

意識的ドリームキラーは、悪意をもってあなたの目標や夢を潰そうとします。

 

意識的ドリームキラーには、「あなたに成功されては困る理由がある」と、「自己評価の低さから他人の成功を喜べない」といった傾向があります。

無意識的ドリームキラー

無意識的ドリームキラーは、善意からあなたを止めようとする人です。あなたが夢に挑戦して失敗するのを心配し、自分たちの経験や前例を挙げて「やめておいた方がいい」と忠告してきます。

 

無意識的ドリームキラーは、本当にあなたのことを思ってくれる身近な人であることが多いです。

ドリームキラーになってしまう原因

あなたの目標や夢について聞いた人がドリームキラーになってしまう原因には、主に「コンフォートゾーンが変化する不安」と「価値観の不協和による不快感」、「嫉妬心」があります。どういうことか、以下で詳しく見ていきましょう。

自身を取り巻く環境の変化に対しての不安

例えば同じ職場で働くAさんとBさんがいたとします。Aさんはより成長できる環境を求めて転職活動をしているとBさんに打ち明けます。

 

Bさんは「Aさんに辞められたら自分の仕事の負担が増える」と考え、Aさんに「今の会社よりもいい会社に転職できるとは限らない、場合によってはステップダウンしてしまうかも」とネガティブな意見を伝えます。

 

ここではBさんは「自身の周辺環境が変化するのが不安」という利己的な理由からAさんを引き留めようとして、ドリームキラーとなっています。

自身の価値観との違いによる不快感

また同じ職場のCさんは、「仕事なんて上司に怒られない程度にやっておけばいいし、仕事で成長しようなんて考えは馬鹿らしい」という価値観を持っています。

 

そんなCさんはAさんの「もっと成長できる職場で働きたい」という目標を耳にして、「そんなことを言っているとブラック企業にカモにされる、仕事が楽で私生活を充実させやすい今の職場にいた方がいい」とAさんに伝えます。

 

ここではCさんは自分の価値観と相いれないAさんの目標に不快感を抱き、Aさんの行動を否定しようとしてドリームキラーとなっています。

夢を持つ人に対しての嫉妬

もう一人の同僚のDさんは、仕事にやり甲斐を感じず、私生活も充実していないため虚しい気持ちを抱えながら過ごしています。そのため「成長したい」という目標があるAさんに対して嫉妬心を抱きます。

 

そこでDさんはAさんに「会社が変わっても業務内容なんてどこも一緒だよ」とネガティブな意見を伝え、ドリームキラーになります。

ドリームキラーによる批判のパターン

ドリームキラーはさまざまな理由をつけて目標や夢の達成を妨害しようとします。苫米地氏は、ドリームキラーの批判には以下の5つのパターンが多いとしています。

能力不足を理由にした批判

まずは、あなたの目標や夢にあなたの能力が見合っていない、という批判です。ドリームキラーはこのとき「まだ経験が浅い」とか「十分な資格を持っていない」といった言い回しをしてきます。

コスト・利益を理由にした批判

また、目標や夢の達成にはお金がかかりすぎる、または達成しても利益に繋がらないという批判をするドリームキラーもいます。

モチベーションの不足を理由にした批判

今はやる気があってもすぐに飽きてしまうかも、上手くいかないことが続くと嫌気がさすのでは、というモチベーションの問題を指摘するパターンもあります。

年齢や時間を理由にした批判

今から始めるには歳を取りすぎている、達成までに時間がかかりすぎるといった時間を理由にした批判もよく使われます。

夢の意味や価値を理由にした批判

「そんな夢はくだらない」とか、「達成しても意味がない」といったそもそも論で攻撃してくるパターンもあります。完全にドリームキラー自身の価値観に基づいた批判です。

ドリームキラーの対処法5選

それでは、こうしたドリームキラーからの批判を交わし、夢に向かって邁進するにはどうすればいいのでしょうか?

 

ここからは主な対処法5つを紹介します。

自分の夢を人に話さない

一番労力がかからず効果的な対処法は、「そもそも夢を誰にも話さない」ことかもしれません。どうしても話す必要がある場合は、夢を達成してからか、ある程度達成の見通しが立ってから伝えるのがベストでしょう。

距離を置く

相手がドリームキラーであると感じたら、すぐにその人と距離を置きましょう。それ以上あれこれ言われないようにシャットダウンして、やるべきことだけに集中しましょう。

丁寧に説明し納得してもらう

ドリームキラーが親や親友、恋人など身近で大事な人である場合、丁寧に自分の意思と意図を説明して納得してもらうしかありません。

 

納得してもらえない場合は、自分の夢と相手を天秤にかけて、苦渋の決断を迫られることもあるかもしれません。

ドリームキラーの批判に対して反論を考える

ドリームキラーに自分の夢を応援してもらう必要がある場合は、相手の批判に対してじっくり反論を考えましょう。ひとつずつ批判を潰していくことで、和解の道が開けるかもしれません。

自己肯定感を高める

自己肯定感が低いと、ドリームキラーに批判をされたときに自分を信じきることができない可能性があります。

 

日頃から自己肯定感を高めることで、自信をもってドリームキラーを跳ねのけられるようになりましょう。

 

【参考】

自己肯定感の高め方7選|大人でも遅くない自己肯定感を高める方法・習慣を紹介

ドリームキラーを克服して自己実現を

動機が悪意であれ善意であれ、ドリームキラーはあなたの夢を潰そうとする厄介な存在です。

 

「一理あるな」と思えることは上手に取り入れつつ、夢に対する姿勢は崩すことなく努力を続けることが肝心です。

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