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投稿者:

ZYAO22編集部

デザイナーとは?仕事の種類や働き方・収入などについて紹介

「デザイナーってどんな仕事?」
「デザイナーはどこで働くの?」
「どうすればデザイナーになれるの?」
このような疑問を抱いている方は多いのではないでしょうか。

 

この記事では、デザイナーとはどのような職業であるのか、またその働き方やキャリアについて詳しく解説しています。デザイナーと聞くとファッションやグラフィックの分野で活躍しているイメージがあるでしょうが、実はそれ以外にもあらゆる分野で必要とされている職種なのです。

 

この記事を読むことで、さまざまな業界のデザイナーの仕事内容などを知ることができるため、デザイナーになるためにはどうすればよいのかがわかるでしょう。

 

これからデザイナーを目指す方や興味を持っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

デザイナーとは?

デザイナーは、よく耳にする職業ではありますが、実際にどのような内容の仕事をしているのか詳しくご存じの方は多くないでしょう。

 

ここではデザイナーがどういった職業なのか、またデザイナーと似たイメージのあるクリエイターとはどう違うのかを解説していきます。

 

ご興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

デザイナーの仕事

デザイナーとは、さまざまなもののデザインを考える仕事のことです。活動する業界によって考えるデザインが異なるため、必要なスキルも変わります。

 

デザイナーは、仕事の依頼主であるクライアントからデザインを依頼され、それに応じたデザインを作らなければなりません。センスやアート感覚は必要ですが、求められたものを期日までに作り上げる能力も必要な仕事といえるでしょう。

クリエイターとの違い

イメージのよく似たクリエイターとは、創造的な仕事をしている人のことです。ものづくりに関わる全ての職業のことを指しており、漫画家や小説家、シンガーソングライターなどが挙げられます。

 

デザイナーもクリエイターの中に含まれますが、クリエイターの中でもデザインを専門的にしている人という分け方になっています。

デザイナーの主な種類とその仕事

ここでは、さまざまな分野で活躍しているデザイナーの仕事内容を紹介していきます。デザイナーはあらゆる業界に存在していますが、大きく分けると「プロダクト」「ビジュアル」「ファッション」「スペース」の4つの業界で活躍している仕事です。

 

デザインの仕事にご興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

グラフィックデザイナー

グラフィックデザイナーの仕事は、印刷物に関するデザインを行うことで、新聞や雑誌、ポスター、パッケージなどの紙媒体を中心にデザインを行います。

 

見ている人に情報をうまく伝えることを目的に、文字や写真、イラストなどを組み合わせてデザインを行います。

 

また、クライアントは集客や商品の売り上げを上げるためにデザインを依頼する場合が多いため、その要求に応じたクオリティのデザインをしなくてはなりません。自分がデザインしたものを街で見かけるとやりがいを感じられるでしょう。

Webデザイナー

Webデザイナーの仕事は、Webサイトをデザインすることです。ただ求められた通りデザインするだけでなく、そのWebサイトの目的やどのような人に見てもらいたいかなどをクライアントと細かく話し合い、調整する作業もしなくてはなりません。

 

WebデザイナーはPCを使用するため、Web制作の基礎的な知識やプログラミングなどの能力が必要になるでしょう。

CGデザイナー

CGデザイナーの仕事は、コンピューターグラフィック、略してCGを使ってデザインすることで、映画やゲーム、アニメ、音楽など幅広い業界で必要とされています。

 

年々CG技術は進化しており需要が高まっているため、活躍できる機会は今後も増えていくでしょう。映像やコンピューターなどに興味がある方に向いている仕事といえます。

ゲームデザイナー

ゲームデザイナーの仕事は、ゲームに登場するキャラクターやアイテム、背景など、ゲームを構成するあらゆるもののデザインです。

 

プランナーからゲームのコンセプトなどを聞き、分担してデザインに取り掛かります。その後デザインしたものがゲームで使えるかどうかプログラマーと確認します。ゲーム作りへの熱意はもちろん、想像力とデザインスキルが必要になる仕事でしょう。

UI/UXデザイナー

「UI」はユーザーインターフェース、「UX」はユーザーエクスペリエンスの略です。UIデザイナーはユーザーが使いやすいデザインをしており、UXデザイナーはユーザーが使い心地がよく楽しいと感じるデザインをしています。

 

どちらも商品を使用するユーザーの目線になってデザインすることが共通点でしょう。デザインするものは商品やWebサイト、アプリなどがメインになります。

DTPデザイナー

「DTP」とはデスクトップ・パブリッシングの略で、パソコン上で印刷物をデザインして、制作することを意味しています。

 

印刷物といっても雑誌や新聞、書籍、漫画、マニュアル本などさまざまです。どのようなデザインにするのかクライアントと打ち合わせを行い、DTPソフトを使ってデザインします。

 

見る人がわかりやすいように文字や写真をレイアウトしなくてはならないため、見る人の目線でデザインする能力が必要になるでしょう。

空間デザイナー

空間デザイナーの仕事は、住宅や店舗、商業施設などの内装や空間のデザインです。例えば、ホテルの空間デザインであれば、そのホテルのコンセプトを踏まえて内装や設置する家具を決めていきます。

 

また、その空間に適した見た目のデザインだけでなく、その空間に入る人の動線や使い心地を考えた空間づくりをしなくてはならないでしょう。

インテリアデザイナー

空間デザイナーは空間のコンセプトに合わせて照明や音響などの空間全体の演出をする仕事ですが、インテリアデザイナーは家具やカーテン、壁紙などのインテリアを専門的にデザインする仕事です。

 

家具メーカーや住宅メーカーには、多くのインテリアデザイナーが在籍しています。クライアントは企業や個人など幅広く、希望するインテリアとそれにかかるコストを照らし合わせながらデザインを決めていきます。

ファッションデザイナー

ファッションデザイナーの仕事は、服や小物などのデザインを考えることです。華やかな職業というイメージがあり、憧れている方も多いのではないでしょうか。

 

ファッションデザイナーはアパレル企業に就職して服を作るデザイナーと、自分で独立したブランドを立ち上げて服を作るデザイナーに分けることができます。

 

服を完成させるまでには、市場調査から始まりデザインを考えた後に布やボタンなどの素材を選び、仕様書を作るなど、多くの工程があります。

プロダクトデザイナー

プロダクトデザイナーの仕事は、日常で使うさまざまなものを安全に使いやすくデザインすることです。
電化製品や自動車、文房具、家具などデザインするものは数え切れません。

 

多くのプロダクトデザイナーはメーカーなどに所属しており、デザイン事務所やフリーランスで働く人もいます。

 

こちらも市場調査後にコンセプトを決め、デザインをしていくため、商品の完成までに多くの人と協力していかなければなりません。

エディトリアルデザイナー

エディトリアルデザインとは、雑誌や書籍などの出版物を読者の目線から考えて、効果的に編集内容をデザインすることです。

 

新聞や雑誌は、1つの出版物にたくさんの情報が載っているため、読む人がわかりやすいように情報を配置しなくてはなりません。デザインセンスに加え、文字校正やレイアウトを考える能力も必要でしょう。

イラストレーター

イラストレーターの仕事は、クライアントからの依頼を受けてその要求に合ったイラストを制作することです。制作するイラストは商品パッケージや書籍の挿絵、また工業製品マニュアルに載せるイラスト制作などたくさんあります。

 

ただ絵が上手なだけでなく、時代のトレンドにあったイラストを描いたり、文字をうまくイラストで表現したりする能力も必要になるでしょう。

デザイナーの働き方について

働く人の多くは企業の中で経験を積みキャリアアップを目指しますが、デザイナーの場合はどうなのでしょうか。

 

ここからは、デザイナーがどのような働き方をしているのかについて解説していきます。ご興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

デザイナーのキャリアパス

例えば、グラフィックデザイナーの場合、多くの人が広告代理店や広告制作会社に就職します。入社後はアシスタントとして下積み期間を経て、グラフィックデザイナーとして経験を積んでいきます。

 

その後ディレクターとして広告全体の指揮をしたり、マネージャーとして社員を管理したりするポジションに就く人もいるでしょう。中にはそれまでの経験を活かしてフリーのデザイナーになる人もいます。

 

デザイナーとしてのキャリアパスは多くの選択肢があるため、自分が最終的にどうなりたいかを考えながら働くことが大切でしょう。

デザイナーの収入

デザイナーの収入は、入社した企業の規模によってかなり変わってきます。また、フリーランスだと独立してしばらくは収入が安定しないことが多いでしょう。

 

どちらの場合も、キャリアアップしていくと収入は上がります。また、スキルアップのためにデザイン以外のことや自分の働いている分野以外のデザインについてのスキルも身につけると収入アップに繋がったり、より好条件な企業へ入社することができるきっかけになったりします。

デザイナーの就職先の傾向

デザイナーの就職先は、出版社や印刷会社、Web制作会社、住宅メーカー、インテリア会社、アパレル会社などさまざまです。

 

自分のスキルや学んだこと、やりたいことによって就職先を決めます。近年では、Web業界での人材ニーズが高くなっているため、求人数が多くなっているようです。

 

他にも自動車メーカーやモバイルゲームのデザイナーも求人数が増加の傾向にあります。

デザイナーの転職事情

業界によって変わりますが、例えばWebデザイナーの転職率は9割以上といわれています。残業が多い反面、給料が一般的な会社員よりも低い傾向にあることが要因でしょう。よりよい条件の企業へ行きたいと考える人が多く、この転職率になっています。

 

ただ、デザイナーの数は少なく求人率も高いため、転職先は豊富にあるでしょう。また、企業の会社員からフリーランスになる人が他の職種に比べ多い傾向にあります。

デザイナーになるには

楽しいだけではなく、さまざまな仕事をこなさなくてはならない職種ですが、そのクリエイティブな仕事内容はとても魅力的でしょう。

 

デザイナーとして働くには専門的な知識を学ぶ必要があります。もちろん大学や専門の学校に通う方法もありますが、デザインスクールに通ったり独学で勉強したりする方法もあります。

大学や専門学校で学ぶ

デザイン系の大学や専門学校で学ぶ方法があります。大学は4年間、専門学校は2年間とじっくり勉強できるのがメリットです。

 

有名な学校であれば、デザイン業界での経験が豊富な先生のもとで学ぶことができるでしょう。また、専門学校に通えば、就職に有利な場合があります。

 

ただ、すでに社会人として働いている方は仕事との両立が難しいため、他の学び方を考える必要があるでしょう。

民間のスクールで学ぶ

民間のスクールは、社会人の方に特におすすめな手段です。メリットはオンラインや通学など学習の場を選ぶことができ、仕事と両立して勉強できるところが挙げられます。

 

学校によって在学期間や費用は変わります。また、就職支援の制度や受けられるサポートも学校によって異なるため、資料請求をしたり説明会に参加したりするなど、事前調査をしっかり行いましょう。

独学で学ぶ

独学であれば、自分のペースで勉強することができます。また、学費などのお金がかからないこともメリットでしょう。

 

独学の方法は、本やネットから情報を得たり勉強会に参加してみたり、また自分で見つけたよいデザインを真似て作ることを繰り返すというやり方もあります。

 

うまく独学を成功させることができれば自分の強みになります。反対に意思を強く持っていないとだらだらと時間を無駄にすることになるでしょう。

デザイナーに求められるスキルや資格

デザイナーに求められる必須のスキルや資格はありません。しかし、働く分野に応じて特別なスキルが必要になることはあります。例えば、プロダクトデザイナーであればCADのスキルが必要になるでしょう。

 

また、デザイナーは自分自身のスキルやセンスを磨くことが大事ですが、クライアントからの依頼の意図を汲むことや、仕事に関わる人とのコミュニケーション能力も大切です。

デザイナーについての知識を深めよう

デザイナーの主な種類や仕事、働き方などについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

 

デザイナーには、芸術的なセンスを駆使してデザインを生み出すという華やかなイメージがあるでしょうが、実際はさまざまな人と関わり、話し合いながら期日までにデザインを作成するため、人との対話能力や時間、スケジュールの管理ができる人が向いているでしょう。

 

デザイナーは大変なことも多いですが、人の役に立てる素晴らしい職業です。ぜひこの記事を参考に、デザイナーになるためのチャレンジをしてみてください。

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