中部事務機株式会社|代表取締役社長 辻慶一氏 企業発展を支え地域を元気に

―昨年は70周年を迎えられました。
これも地域の皆さまのおかげと感謝申し上げます。こうした節目の年を迎えたこともあり、昨年は新たな試みとして、企業イメージの変革に着手しました。これまで大切にしてきた理念や創業精神を受け継ぎつつ、時代に即したリブランディングを行ったほか、企業の認知度向上に向けてSNSによる情報発信もスタートしました。
―特に注力した事業は。
デジタル化からデジタライゼーション、そしてDX化と、働く環境は時代に合わせた変化を求められており、当社はその変革のお手伝いとデジタル化の基盤となるセキュリティー対策のサポートに尽力しています。サイバーリスクの対策に需要が高まる中、昨年はセキュリティーに対するアセスメント(調査・評価)など、9分野のサービスをパッケージ化した「照~TERASU」シリーズを発売。多くのお客さまからご好評をいただいています。
―持続可能な社会への取り組みは。
昨年10月には、カーボンニュートラルに取り組む具体例や対策ソリューションを体験できる場として、本社ビルにて「GX推進フェア」を開催。また、地域の教育ICTに取り組む企業として、一般社団法人ヒトノネの学童保育を利用する小学生に、テクノロジーを駆使した未来の学校のカタチを紹介するSDGsイベントも実施しました。こうした活動を通して、当社の新スローガン「はたらくを、かえる。未来が、かわる」を実現し、地域を元気にしていければと願っています。
―今年の抱負をお願いします。
企業の新たな試みを支えるため、今後はDXやGXの知識や技術を身につけた人材の育成に資するサービスにも取り組んでいきたいと考えています。また、社内でも社員が輝ける環境づくりに努め、よりよいサービスを提供できる人材育成を通して、地域のお役に立てる企業を目指します。

本社 〒500-8309 岐阜市都通1丁目15番地
TEL.058-251-7191
設立 1952年3月
資本金 4,000万円
従業員数 157人
事業内容 基幹システム、業務系システムなどのITソリューション、インフラ、ネットワーク、セキュリティ、クラウドサービス等、設計から導入、運用サービスを含めたお客さまの”働く環境”を総合的にサポートするサービスを提供しています。
営業所 大垣支店、東濃支店、尾張支店、多治見営業所