アサヒフォージ株式会社 | 代表取締役社長 朝日浩司氏 工場のIT、IоT化を加速

-近況はいかがですか。
鍛造に加え、機械加工の領域に裾野が広がり、多種多様に対応しています。原材料価格や物流費の高騰、国内需要の減少などを鑑み、国内で生産している自動車関連部品の一部を現地生産に切り替えます。米国ケンタッキー州の工場では新しい生産ラインの増設を決め、来年の稼働を目指しています。電気自動車用部品の引き合いもあり、設備投資も検討しています。インドネシアの工場も順調に需要を伸ばし、設備投資の計画を進めています。 -昨年は名古屋営業所を新設。 関東や関西、愛知県三河地区のお客さまが多いためで、より迅速に効率的になることを期待しています。
-社内の環境整備や人材育成にも力を入れています。
大きなテーマの一つです。スローガンの「WE FORGE AHEAD.」には「力強くまい進する」という思いを込めています。弊社オリジナルの3C「きれい(Clean)」「快適(Comfortable)」「かっこいい(Cool)」の下、社員一人一人が鍛造業に誇りを持ち、モチベーションを高く持つことを目指しています。外国人材の受け入れも促進し、各職場で活躍しています。福利厚生では美濃工場内に食堂の増設を進めています。
-地域貢献、スポーツ振興は。
本社のある美濃市の行事に寄付をし、スポーツ分野ではFC岐阜や岐阜スゥープスの支援をはじめ、今春、実業団空手道部を立ち上げる予定です。
-2023年の展望は。
工場のIT化、IоT化をさらに進め、設備の自動化、省力化を加速させていきたいです。SDGsでは、社内のチームが活動を展開しています。今年はおかげさまで85周年を迎えますが、100周年への通過点。今後も常識にとらわれない新しい発想でものづくりを実践していきたいです。

〒501-3772 美濃市大字楓台72-2
TEL.0575-31-3051(代)
創業 1938年1月
設立 1953年5月
資本金 1億円
従業員数 700人
主要生産品目 自動車、ベアリング、建設機械部品などの鍛造、熱処理、機械加工
営業所 名古屋営業所
工場 美濃工場、土岐工場、白鳥工場、真庭工場、扶桑工場
関連会社 ASAHI FORGE OF AMERICA CORPORATION(AFA)ASAHI BLUEGRASS FORGE CORPORATION(ABF)PT.ASAHI FORGE INDONESIA(AFI)朝日工業株式会社