明日、会社でなに話す?
これからもあなたを支えていく

アイコン

アイコン

明日、会社でなに話す?

これからもあなたを支えていく

アイコン

投稿者:

エンモジ

地元で就職するメリット・デメリットとは?地元企業の探し方のポイントをおさえよう!

地元で就職するメリット・デメリットとは?地元企業の探し方のポイントをおさえよう!

 

地元就職と都市部での就職には、どちらにも良い点があるため、一概に「地元就職がいい」とは言えないのが実情です。

 

地元で就職したいと考えている人は、後悔しないためにも、地元就職のメリットとデメリットを把握しておくことをおすすめします。

 

地元就職のメリットとデメリット、地元企業の探し方のポイントについて解説します。

 

地元企業へ就職する理由とは

地元就職の種類は3つに分けられます。地方生まれの人が都会へ進学したあと地元に就職するUターン、都会生まれの人が地方に移住、就職するIターン、地方生まれの人が都会へ進学したあと、地元とは別の地方に就職するJターンです。

 

地元企業へ就職する理由には、地方と都市の違いによる、地方のメリットが関係します。地元就職のメリットとデメリット、面接や履歴書で使える例文を解説します。

地元就職のメリット

地元就職には、地元ならではのメリットがあります。近年、増加している地元就職希望者は、地元就職のメリットを意識しているといえるでしょう。

 

慣れた環境で暮らせる

地元就職は、自分が生まれ育った地で働けるため、環境に慣れている点がメリットです。就職すると、仕事や職場などに慣れるのに時間がかかることが考えられます。

 

しかし、仕事を離れれば住み慣れた町で自分の好きなお店に出かけたり、友達や家族に話を聞いてもらって感情を共有できたりするため、ストレス発散や気分転換につながるでしょう。

 

満員電車に乗らなくてよい

地元就職の場合、通勤手段が自動車となる可能性が高いため、満員電車に乗らなくて済む点がメリットとして挙げられます。

 

電車の路線が充実している首都圏などの都市部は、通勤手段が電車となる場合が多く、満員電車に乗って毎日出退勤をするストレスが生じるでしょう。

 

一方で、地元就職は、渋滞に巻き込まれる恐れはありますが、自動車という、自分だけの空間で自分のペースで出退勤できるため、満員電車と比べてストレスが生じなかったり、寄り道をして大きな買い物を気軽にできたりします。

 

電車通勤の場合も、都市部よりも電車が空いているため、満員で窮屈な思いをしたり、全く座れなかったりということもないでしょう。

 

生活コストが安い場合が多い

地方は、都市部と比較して生活コストが安い場合が多いため、余裕のある生活を送れる可能性があります。

 

物価が安い場合、食料品や日用品の出費を抑えられるため、その分を貯蓄や趣味に回せると考えられます。また、地価が安ければ、自分の理想を詰め込んだ一軒家を建てることも夢ではなくなるでしょう。

 

生活水準を下げずに日々の生活を送れたり、将来のライフプランを立てられたりすることが、地元就職のメリットです。

 

生活しやすい

地方は、都市部と比較して豊かな自然があったり、子育て支援が充実していたりするため、生活のしやすさを感じるかもしれません。

 

地方によっては、少子高齢化対策として育児ヘルパーの派遣や、国の制度とは別に祝金の支給などを行なっており、育児がしやすいでしょう。地方は、待機児童が少なく、保育園への入園もスムーズになる可能性もあります。

 

また、山や海、田畑など、自然が多くあることで、自然に癒されたり、子供たちに都市部では味わえない体験をさせてあげられたりできます。

 

面接、履歴書で使える例文

面接では、求職者が地元で働きたい目的や都会に戻ってしまう可能性を明らかにするために、「なぜ地元で働きたいか」を問われる可能性が高いです。

 

面接や履歴書で使える「なぜ地元で働きたいか」の質問に対する回答の例文をご紹介するため、面接や選考において企業によい印象を与えるためにもぜひご参考にしてください。

 

【例① 】
私は、地元を活性化させるために地元で働きたいと思っています。

 

東京の大学に進学し、里帰りなどで地元に戻ると、活気がないことに気が付きました。このままではますます若い人が出て、元気が失われてしまうと感じたため、地元の企業に就職し、地域活性化に貢献したいと思いました。

 

御社は地域のイベント企画を行なっているため、御社で働くことができれば、地域を活性化したいという私の思いを遂げられると考えました。

 

【例② 】
私は、地元が好きなため、地元の方の役に立ちたいと思い地元で働きたいと考えました。

 

居心地がよく、地域の方の優しさに溢れる地元は、いまの私を構成する要素のひとつです。私は、私を育ててくれた地元への恩返しのためにも、地元に根差した業務を行なっている御社で、地元の方々の生活をより良くしていきたいと思っています。

 

地元就職のデメリット

地元就職は、都市部にはないメリットがある一方で、デメリットもあります。

 

地元就職を考えている人は、デメリットを把握したうえで検討するといいでしょう。

 

選択肢が狭まる

地元就職は、都市部での就職と比較して、就職先の選択肢が狭まる恐れがあります。

 

国土交通省の資料によると、東京圏外出身者が「地元に残らずに東京圏に移住した背景」で最も高かったのが「希望する職種の仕事が見つからないこと」で、次いで「賃金等の待遇が良い仕事が見つからないこと」、そのほか「自分の能力を活かせる仕事が見つからないこと」などが挙げられます。

 

地元就職では、自分の希望する職種の企業などがないかもしれない点に注意が必要です。

 

参考:地方における就労機会の確保について(国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001381856.pdf

 

出会いが少ない

地元就職は、地元出身者と働く場合が多かったり、よく知っている場所で働いたりするため、新たな出会いが少ない可能性が高いです。

 

地元以外で就職すれば、新たな土地で新たな人と出会い、知見を広められるかもしれませんが、同じ地域の人やよく知っている友人、家族と交流しても、考えが広まらなかったり、新鮮な情報を手に入れたりしにくいでしょう。

 

娯楽/刺激が少ない

地方は、都市部と比較して娯楽施設や真新しいお店などが少なく、日々の刺激に物足りなさを感じるかもしれません。

遊びの場や好奇心をくすぐられるようなお店が少ない場合、地元での暮らしに良さを感じられない恐れがあります。

一方で、地方には、海や山など、自然があるため、登山やハイキング、マリンスポーツなど、自然に触れて刺激を得られる可能性があります。

 

地元企業を探すときのポイント

地元就職を考えている人は、ポイントを踏まえながら地元企業を探すことが大切です。

 

地元企業の探し方のポイントを解説します。

 

しっかり情報収集する

就職を検討している地元企業の情報は、しっかりと収集しましょう。

 

企業の経営理念や社風、事業内容、企業についての口コミや実際に働いている人のインタビュー記事などを調べたり、見たりすることで、自分の価値観に合うか、自分のやりたいことを実現できるかなどを見極められる可能性が高まります。

 

地元にある施設など、住環境が自分のライフスタイルに合うかも確認しておくと、働きやすさだけでなく住みやすさも感じられるでしょう。

企業の採用担当と実際に話してみる

企業の情報や口コミは、インターネット上で見られる可能性がありますが、すべてが正しいとは限らない点に注意が必要です。特に、口コミの場合は、事実と異なったり、投稿者の主観が多く入っていたりするかもしれないため、安易に信じないほうがいいでしょう。

 

企業の真実を見極めるためにも、企業の採用担当と実際に会い、話してみることをおすすめします。企業に対する疑問点や具体的な業務内容、社風などを教えてもらうと、自分が働いた場合のイメージを抱きやすく、合う、合わないの判断もしやすくなると考えられます。

 

地元の合同説明会へ行ってみる

合同説明会へ参加すると、地元企業を良く知るきっかけになるかもしれません。

 

合同説明会への参加は、多くの企業を比較検討できたり、実際に社員から話を聞けたり、社員の雰囲気が分かったりするため、企業理解をより深められる可能性があります。また、ハローワークやインターネット上で見つけられなかった新たな企業に出会うこともあるでしょう。

 

自分により合った企業への応募ができるように、合同説明会への参加を検討してみることをおすすめします。

 


岐阜県で就職希望の24年新卒学生対象

ぎふ就職フェア2024

2023年3月27日(月)岐阜市文化センターで開催!

詳細はコチラ

事前登録で最大3000円分のクオカードがもらえます!


まとめ

地元就職のメリットは、生活コストの安さや通勤の気楽さ、慣れ親しんだ土地での生活による安堵感などが挙げられます。

 

一方で、地元就職のデメリットは、就職先の選択肢の狭さや新たな出会いの少なさなどです。

 

地元就職を考えている人は、ミスマッチを感じないためにも、自分の価値観やライフスタイルから、地元就職に対してメリットとデメリットのどちらを多く感じるのかを考えて決断したほうがいいでしょう。

 

 

記事執筆や校正など文字に関わる仕事を幅広く行う元金融業のフリーライター。静岡県在住だけど岐阜県も大好き。戦国武将の推しは斎藤道三。(ブログ:https://enmojilaboblog.com/

 

イチオシ記事