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投稿者:

エンモジ

右脳を鍛える方法10選|記憶力・発想力を高めて仕事に生かそう!

人間の脳には右脳と左脳があり、右脳には記憶力や想像力などの役割があります。

社会人になると左脳ばかりを使い、右脳が使われない傾向があるため、さまざまなメリットをもたらす右脳を鍛えることが大切です。

右脳の働きや鍛えるメリット、鍛え方をご紹介します。

「右脳の働き」とは

人間の脳は、右側にある「右脳」と、左側にある「左脳」に分かれています。一方で、身体と脳をつなぐ神経は延髄で交差しているため、右半身の感覚は左脳へ、左半身の感覚は右脳へ伝達されます。

右脳と左脳はそれぞれ役割が異なり、右脳を鍛えることは、右脳の得意分野を日常に活かすことにつながるでしょう。

右脳の役割と、左脳との違いを解説します。

右脳は記憶力・想像力を司る

右脳は、記憶力・想像力・ひらめき・創造力・空間認識などを司っており、「感覚脳」と呼ばれることも多いです。

例えば、物事をイメージすることや、音楽や物語などを創り出すこと、空間における物体の位置や距離感を把握することなどを、右脳が担っています。

「視覚やクリエイティブな分野は右脳」と考えると、分かりやすいかもしれません。

右脳と左脳の違い

右脳が「感覚脳」と呼ばれる一方で、左脳は「言語脳」と呼ばれており、言語能力・計算・分析・論理的思考などの役割を担っています。

左脳も記憶能力がありますが、左脳は文字による記憶で、右脳はイメージによる記憶のため、右脳の記憶容量のほうが大きいです。例えば、職場の情景の場合、「デスクが〇台」「電話が〇台」のように覚えるのではなく、イメージで覚え、イメージから備品の数や物の配置を把握するでしょう。

右脳を鍛えるメリット

人は、人生のステージが上がるにつれ、右脳を使わなくなっていきます。幼少期や小学生時代頃までは、図画工作や音楽といった活動・授業で右脳を使えていましたが、次第に言語や計算、分析などの左脳を使う活動・授業に比重が置かれるようになります。

社会人となってからも、論理的思考が求められるなどして右脳を使う機会が少ない人が多いかもしれません。

しかし、勉強や仕事、日常生活をスムーズに、活き活きと送るには、右脳と左脳をバランスよく使うことが大切だと考えられます。

脳のバランスを整えるために、次第に使われなくなっていく右脳を鍛えるメリットを解説します。

記憶力が上がり作業の正確性が上がる

右脳を鍛えると、記憶力が上がる可能性があります。前述のように、左脳よりも右脳の記憶容量のほうが大きいため、右脳を鍛えれば、より多くの情報をイメージとして覚えられるでしょう。

また、記憶力が向上すれば、作業の正確性も上がり、仕事でのミス軽減につながるなどの効果が期待できます。

判断力が向上し作業効率が上がる

右脳を鍛えると、直感力が向上するといわれています。直感とは、過去の経験に基づき無意識かつ瞬時に判断する能力を指し、直感が働くことで判断力もより高まると考えられます。

物事のスピーディーな進行や作業効率化には判断力が欠かせないため、判断力が向上することは仕事に大いに役立ちます。

独創的なアイデアを生み出せるようになる

クリエイティブな分野を得意とする右脳は、鍛えることで独創的なアイデアを生み出せるようになるでしょう。

右脳を鍛え、創造力やひらめき能力が向上すれば、斬新な発想で課題解決できたり、新たな企画を思いついたりして、仕事で活躍できる可能性があります。

右脳の鍛え方10選

右脳を鍛える方法として、次の10個が挙げられます。

・左半身を意識的に使う
・絵画やアートに触れる機会を増やす
・様々な音楽を聴く
・色々なジャンルの本を読む
・軽い運動をする
・パズルなどで脳トレをする
・速読に挑戦する
・自然の中でリラックスする時間を作る
・スマホやPCから離れて目を休ませる
・マインドフルネス瞑想を実践する

ご紹介するすべての方法を試そうとすると大変さを感じ、挫折する恐れがあるため、自分が取り組める方法、気になる方法を選び、試してみましょう。

左半身を意識的に使う

右脳を鍛えるには、左半身を意識的に使うことをおすすめします。

全人口の9割を占めるといわれている右利きの人は、普段、右半身とつながっている左脳ばかりを使っているため、左半身も使うようにするとバランスを取れたり、右脳を鍛えることにつながったりするでしょう。

例えば、スマホの操作や物を掴むときに左手を使う、左半身の筋トレを増やすなど、日常生活のなかで左半身を使う機会を増やしてみてください。

絵画やアートに触れる機会を増やす

絵画やアートに触れる機会を増やすと、右脳に刺激を与えられるため、右脳を鍛えることにつながるでしょう。また、リラックス効果も期待できます。

さらに、絵を描くこともおすすめです。デッサンを行なった場合、左脳で対象物の形や色などを分析し、右脳で把握したものを表現するため、右脳と左脳の役割を組み合わせて使えます。

様々な音楽を聴く

音楽を聴くことも、右脳を鍛えるのに効果的です。音楽には、邦楽、洋楽、クラシックなど様々な種類がありますが、普段邦楽を聞いているという人は、洋楽やクラシックを聴くと右脳の活性化につながる可能性があります。

邦楽の場合、歌詞が日本語のものが多いため、言語能力の役割がある左脳を主に使うことになってしまいます。そのため、洋楽やクラシック音楽のほうが、より右脳の刺激になるでしょう。

音楽を聴くことは、仕事の通勤中や休憩中、家事などをしながらでもできる、手軽な方法といえます。

色々なジャンルの本を読む

本を読む際には、ジャンルを絞らずに色々な本を読むと、右脳を鍛えられます。同じジャンルの本ばかり読んでいると、新たな知識や価値観を得られないため、脳に刺激を与えられない恐れがあります。

一方で、自分が普段読まないようなジャンルの本にも挑戦し、読むようにすると、知らなかった世界や知識を得られて脳に刺激となったり、創造性が高まったりします。

また、知識が深まれば会話のきっかけや話題に困ることも減り、様々な人とのコミュニケーションが容易になる効果もあるでしょう。

軽い運動をする

右脳だけでなく、脳を活性化させるには、軽い運動が欠かせません。

軽い運動をすると血流がよくなるため、脳に必要な栄養素を十分に送ることができるでしょう。また、脳が活発化し、物事に集中できたり、ストレスを軽減する物質が分泌されたりする効果もあります。

1日に30分程度のウォーキングや筋トレ、ストレッチなどの軽い運動を習慣化し、脳を活性化させることと健康的な肉体をつくることを意識しましょう。

パズルなどで脳トレをする

パズルやそろばん、間違い探しなどで脳トレをすると、右脳を鍛えることにつながります。

ピースを組み合わせ、絵柄を完成させていくパズルは、空間認識力や想像力の役割を果たす右脳を活性化させてくれます。また、指を動かして集中して計算するそろばんや、ひらめき力が刺激される間違い探しも、右脳を鍛える脳トレとして効果的です。

速読に挑戦する

文字を速く読むことを意味する速読をする際に、一文字ずつ文章を読み進めるのではなく、一文や複数の言葉を一気に読んでイメージとして取り入れると、右脳を鍛えられたり、速読のスピードを速められたりします。

また、イメージで本などの内容を理解する速読を行うと、記憶にも残りやすくなる効果があります。

自然の中でリラックスする時間を作る

右脳を鍛える際には、自然の中でリラックスする時間を作り、右脳を休ませることも大切です。

右脳を鍛えるために無理や我慢をしてしまうと、ストレスを感じて心身に悪い影響を及ぼすため、リラックスしてストレス発散できるように、森林浴などを楽しむようにしましょう。

スマホやPCから離れて目を休ませる

スマホやPCからはブルーライトが出ており、長時間使用すると目に負担をかけ続けることになって脳がリラックスできず、右脳の力を発揮しづらくなります。

目を休ませて脳をリラックスさせることは右脳の働きを高めることにつながるため、スマホやPCの長時間使用を避けるようにしましょう。仕事で長時間使用になってしまう場合は、1時間に一度画面から目を離し、窓の外の景色を見たり目を閉じたりするといいかもしれません。

マインドフルネス瞑想を実践する

マインドフルネスとは、「今ここ」に意識を向け、雑念にとらわれずありのままを受け入れている状態のことです。マインドフルネス瞑想を行うとストレスが軽減する効果があるため、リラックスして脳を休めることにつながります。

また、マインドフルネス瞑想には集中力や睡眠の質向上という効果も期待できます。マインドフルネス瞑想のやり方や実践ポイントをまとめているため、下記の記事もご参考にしてください。

■関連記事
マインドフルネスとは?瞑想のやり方や効果、初心者にもわかりやすく簡単解説

右脳を鍛えて仕事の成果を上げよう

右脳は、記憶力や想像力、ひらめきなどの役割がある「感覚脳」で、「言語脳」である左脳とは役割が違います。

右脳を鍛えると記憶力や判断力の向上、独創的なアイデアの創出といったメリットがあり、仕事の成果アップにも活かせるため、ご紹介した右脳を鍛える方法を実践し、記憶力や想像力を高めていきましょう。

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