タイピングが活かせる副業とは?データ入力の仕事内容や注意点も紹介
「自分の得意なことを活かして仕事がしたい」
「パソコンやスマートフォンで、メールしたりネット検索したりするのは得意」
という人も多いのではないでしょうか。
本記事では、タイピングスキルを活かした副業としておすすめの「データ入力」の仕事について紹介します。実際にどのようなことをする仕事なのか、どのような人に向いているのか、データ入力の副業をする際に気を付けたいことについても解説しています。
また、データ入力の副業を始めようと思ったとき、仕事探しにおすすめのサイト4選を紹介していきます。
この記事を読むことで、データ入力とはどのような仕事なのかイメージできるようになります。タイピングを活かした副業を探している方、在宅ワークを始めたいと思っている方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。
目次
タイピングが活かせる副業とは?
キーボードを使って文字を入力することをタイピングと言います。
仕事の場面だけでなくネット検索やメールなど、日常的に必要とされるタイピングスキルですが、その速さや正確さは人によってさまざまです。
普段からパソコンのキーボード入力やスマートフォンのフリック入力に慣れている人であれば、そのスキルを仕事としても活かすことができます。タイピングスキルを活かせる仕事としておすすめなのが、データ入力の仕事です。
タイピング速度が1分間で100文字打てる人と200文字打てる人では、同じ作業をしたときに2倍効率が違います。データ入力の仕事は、タイピングスキルがあれば効率よく仕事ができます。
そのため、タイピングスキルに自信がある人にとって、データ入力はおすすめの副業と言えるでしょう。
データ入力はどんな仕事?
データ入力とは、主に特定の情報をパソコンなどで入力してデータ化する仕事のことです。
クライアントから指定された内容をそのまま正確にデータにしていく仕事と、クライアントから指定された情報を集め、ひとつのデータにする仕事があります。
ここでは、データ入力の仕事にはどのようなものがあるのか詳しく紹介します。
指定されたデータを入力する仕事
紙の資料や音声データなどのクライアントから指定された情報をタイピングすることで、指定された形式のデータにする仕事です。
例えば、手書き伝票や名刺の情報を入力してExcelのリストにしたり、アンケートの結果を打ち込んで集計したりという仕事が挙げられます。会議などの音声を聞き取ってWordで入力し文字データにする文字起こしなどの案件もあります。
元のある情報をExcelやWordに入力する仕事のため、正確さが求められる仕事です。
情報を調査して入力する仕事
データ入力の仕事には、前述の指定されたデータを単純に入力していく仕事だけでなく、クライアントから指定された情報を集めて入力する仕事もあります。
インターネット上で特定の業種について検索し、該当する会社の情報についてリストを作成したり、指定された商品についての口コミをSNSで検索し、口コミの内容やアカウント情報を収集し入力したりします。
普段からインターネットで調べ物をすることに慣れている人や、SNSを使い慣れている人に向いている仕事です。
データ入力の副業のメリット
データ入力の仕事は、副業として始めるのに魅力的な点がいくつもあります。
ここでは、データ入力を副業にしてみたいと思えるポイントを4つ紹介します。データ入力の仕事を始めるかどうか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
未経験や初心者でも始めやすい
データ入力の仕事は、パソコンやスマートフォンさえあればすぐに始められます。専用のソフトや高性能なパソコンなどが必要になることはありません。
特別なスキルや知識を必要とせず、指示のあった通りに入力できれば十分に仕事をこなせるでしょう。未経験可としている案件やマニュアル完備の案件も多くあるため、自分のレベルにあった仕事を探すことができます。
これから副業にチャレンジしたいという人が経験を積むためにも、向いている仕事と言えるでしょう。
在宅でできる案件が多い
仕事の受注からデータのやり取りなどオンラインだけで完結するため、ネット環境とパソコンやスマートフォンがあれば家に居ながら仕事ができます。
家を仕事場にできるため、家事や育児と両立しながら仕事をすることも可能です。時間がとれるときにはしっかり働き、忙しいときは控えめにというように、自分の都合で好きな時間だけ働けるため、ライフスタイルが変化しても続けやすいのもメリットになります。
満員電車で通勤する必要や、職場での人間関係に悩まされることがないのも、在宅ワークの嬉しいポイントと言えるでしょう。
スキマ時間に取り組める
パソコンやスマートフォンがあればできるという手軽さから、時間と場所を選ばず作業することができるのもメリットのひとつです。
子育て世代の主婦なら、子どもが出かけているちょっとした時間や、寝る前の少しの時間に取り組むことができます。平日仕事をしている人なら週末だけ作業するなど、事情に応じて柔軟に働くことができるでしょう。
スキマ時間を有効活用して収入を増やすことが可能です。
事務処理スピードを向上させられる
データ入力の仕事では、多くの文字を入力しつづける作業を繰り返すことにより、タイピング能力が鍛えられます。また、Word・Excelを使うことが多く、それらのソフトを使いこなすスキルが高まります。
タイピングやWord・Excelスキルは、一般的に多くの会社で必要とされる事務スキルです。データ入力の仕事で身についたスキルは、多くの一般事務で強みとして活かせることが期待できます。
スキルを将来的に他の事務仕事につなげたいと考えている人は、キャリアアップの一歩としてデータ入力の仕事をするのも良いでしょう。
データ入力の副業が探せるサイト4選
在宅ワークを始めてみようと思っても多くのサイトがあり、どこに登録したらいいのか分からないという人も多いのではないでしょうか。
ここでは、データ入力の副業が探せるおすすめのサイト4選を紹介します。登録無料で使えるサイトばかりのため、迷っている人はまずこれらのサイトをチェックしてみてください。
1:クラウドワークス
ユーザー470万人、76万社の企業が利用している、大手クラウドソーシングサービスを提供しているのがクラウドワークスです。
悪質案件を取り締まる、仕事の報酬金額を分かりやすく表示するなど、ユーザーが安心して働ける環境づくりをしているため、初心者でも安心して使えます。
ユーザー数も多く、登録ワーカーへのスキルアップ講座などサポートが充実しているため、おすすめのサイトです。
出典:個のためのインフラになる|株式会社クラウドワークス
参照:https://crowdworks.co.jp/
2:ランサーズ
ランサーズは、クラウドワークスと並ぶ大手のクラウドソーシングサービスです。有名企業や官公庁などからの仕事も発注されています。
多様なジャンルの仕事があるため、初心者でも受注できる仕事を見つけることができ、24時間365日受付のオンラインサポート窓口でサポートしてくれます。
2008年からサービスを提供しており、その長い運営歴からも安心感のあるおすすめサイトだと言えるでしょう。
出典:自分らしい働き方・仕事がみつかる|ランサーズ株式会社
参照:https://www.lancers.jp/l
3:シュフティ
特に主婦の方におすすめのサイトがシュフティです。
サイト名からも分かるように主婦の方をメインターゲットにしており、家事育児に忙しい主婦でも、スキマ時間で作業できる案件が数多くあります。スキル・経験に自信がない人、スマホだけで仕事したい人などにぴったりです。
4:在宅ワークス
在宅ワークスは、データ入力・文字起こし・文章作成などの在宅ワークをメインに紹介するサイトです。
仕事の種類が少ないため案件数は比較的少なめですが、在宅ワークスの案件のうち半数以上がデータ入力です。他のサイトと比べ振込手数料も安く、アマゾンギフト券で受け取れば手数料はかからないといったメリットもあります。
データ入力の副業の注意点
気軽に始められて魅力も多いデータ入力の副業ですが、注意しておきたい点もあります。
仕事を始めたのに嫌な思いをしたり、損をしたりすることになっては台無しです。そのようなことにならないためにも、データ入力の仕事を受ける前に知っておきたいチェックポイントを紹介します。
仕事を受ける前に報酬と業務内容を確認する
仕事を受ける際には、報酬や業務内容をしっかり確認しましょう。
データ入力のように比較的簡単な作業の案件は、報酬が低い傾向にあります。報酬が高いと思ったら作業するデータ量が膨大であったり、入力以外の作業も含まれていたりすることもあります。
業務内容を正確に把握し、報酬と作業量に納得できるものを選ぶことが大切です。こんなはずではなかったと後悔することのないように、慎重に確認しましょう。
詐欺案件に注意する
データ入力の仕事を探す際には、悪質なクライアントに気を付けなければなりません。
業務内容をしっかり確認して申し込んだのに、事前の提示内容と実際の業務内容が違っていたり作業量の全体がはっきりしなかったり、締め切りがギリギリだったりしたら注意が必要です。単価が高すぎる案件も注意しましょう。
また、クラウドソーシングサイト上でのやり取りを拒否して、直接取引を求めてくるようなクライアントは悪質業者の可能性があります。
仕事を完了して納品したのに報酬が支払われないということにならないためにも、業務内容とあわせてクライアントの過去の募集履歴や評価などを確認するとよいでしょう。
クラウドソーシングサイトでは悪質なクライアントのチェックを行っているため、最初は知名度の高い信頼できるサイトで仕事を探すようにすることが、詐欺案件から身を守ることにつながります。
確定申告を行う
データ入力などの副業で年間20万円を超えて所得があった場合は、税務署への確定申告が必要となります。
所得が20万円以下であれば確定申告は不要となりますが、住民税の手続きは必要です。無申告にしていると無申告加算税というペナルティが課せられるため、20万円を超える所得があった場合には忘れずに確定申告をしましょう。
在宅ワークをする上で税金の知識は必要になってくるため、副業を始めたら税金についての勉強もしておくと安心です。
出典:確定申告が必要な方|国税庁
参照:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki2017/a/01/1_06.htm
出典:No.2024 確定申告を忘れたとき|国税庁
参照:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2024.htm
タイピングスキルを活かしてデータ入力の副業を始めよう
本記事では、タイピングスキルを活かせるデータ入力の仕事についてお伝えしました。
データ入力は時間と場所を選ばずすぐに始められる仕事のため、これから副業にチャレンジしたい人に特におすすめです。データ入力の仕事を通して、タイピングスキルやオフィスソフトのスキルを磨き、さらに単価の高い仕事に挑戦することもできます。
この記事を参考にして、タイピングスキルを活かしたデータ入力の副業を探してみてください。