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投稿者:

ZYAO22編集部

カウンセラーの副業は稼げる?資格や始め方もあわせて紹介

「カウンセラーにはどうやったらなれるの?」
「副業カウンセラーって稼げるの?」
「カウンセラーには資格がいるの?」
このような疑問を持つ人は多いのではないでしょうか。

 

この記事では副業でカウンセラーになるための方法や、カウンセリングの種類、実際に仕事を行う場所や収入などについて紹介しています。

 

この記事の内容を読むことで、カウンセラーの適性や求められるスキル、副業としての始め方や具体的な集客方法など、カウンセリングを実際に行うまでの手順を知ることができます。

 

副業としてカウンセラーを始めてみたい人や、普段から人に悩みを相談されることが多い人、誰かの役に立つことに喜びを感じる人は、ぜひチェックしてみてください。

カウンセラーってどんな仕事?

カウンセラーとは、悩みやストレスを抱える人に寄り添い、共感したり支えたりしながら、メンタルバランスを整える仕事を指します。

 

現代社会では人間関係や環境などでストレスを抱える人も多く、メンタルバランスを崩す人が増えてきているのが実情です。悩みを抱える人の多くは思考もネガティブに陥りがちで、心の不調を自分で整えることも難しくなっています。

 

カウンセラーは、悩みを持つ人の辛い思いに共感しながら自己解決能力を引き出し、より良い方向に向かっていくための手助けをするサポーター的な役割を担っているのです。

カウンセラーの種類

カウンセラーと一言でいっても、その役割は細かく分類されています。

 

分類が多岐に渡る背景には、それぞれの分野における専門性の高さが求められていることが理由にあるでしょう。それは同時に各分野での悩みがそれだけ根深く、複雑になっていることの表れといえるでしょう。

 

ここからはカウンセラーの種類と役割について詳しく紹介します。それぞれがどのような分野で求められているのか、参考にしてみてください。

産業カウンセラー

産業カウンセラーは職場で働く従業員へのカウンセリングを主な仕事としています。職場ならではの人間関係の悩み相談、自信を失くした従業員へのフォローやモチベーションの維持など、働きやすい職場作りに欠かせない存在です。

 

従業員の心理面での負担を減らすことで、作業効率の向上を図ることや、働く意欲を引き出すことにもつながります。

 

産業カウンセラーは労働環境を整える役目を持つだけでなく、個人の能力を開発するなど、人材のキャリア形成にも一役買っているといえるでしょう。

スクールカウンセラー

スクールカウンセラーは学校に通う生徒だけでなく、教師や保護者など、学校に関わる全ての人の悩みに対応するカウンセラーです。様々な立場の人間が多いことから、スクールカウンセラーは臨機応変な対応力が必要になります。

 

学校にはいじめや学業に関する悩みのほかにも、多感な時期の子育てに関する悩み、生徒との関係構築についての悩みなどが多く寄せられるため、カウンセラーの需要が高い場所といえるでしょう。

 

スクールカウンセラーはそれぞれの悩みを受けとめながらも、相談者の本来の思いに気づきを与えるなど、ストレス軽減以外にも解決に向けたアドバイスも行っています。

心理カウンセラー

心理カウンセラーはストレスや悩みなどで、メンタルバランスが崩れた人の心の負担を軽減する役割を持っています。

 

目まぐるしい社会情勢の中で、自分の心の不調に気づかずに過ごした結果、うつ病などの精神疾患を発症してしまうケースも多いです。

 

心理カウンセラーは相談者が抱えているネガティブな感情を吐き出させ、自分を見つめ直すきっかけを与える仕事です。相談者自身が問題と向き合い、望む通りに解決するためのサポートを行っています。

キャリアカウンセラー

キャリアカウンセラーは相談者の望みとスキルを合致させながら、相談者に適した働き方やキャリア形成の方法などについて専門的なアドバイスを行う仕事です。

 

働き方が多様化している現代だからこそ、仕事についての悩みを持つ人も増加傾向にあります。どの方向に進めば自分の理想を叶えられるのか、自分に適性のある仕事がよくわからないなど、働き方に関する悩みも様々です。

 

キャリアカウンセラーは豊富な知識と相談者の特性やスキルを見極めながら、漠然としている将来のビジョンを明確にするためのサポートを行っています。

恋愛カウンセラー

恋愛カウンセラーは相談者の悩みに共感しながら受けとめ、恋愛の悩みの根底にあるものを明らかにし、解決に向けてサポートする役割をもっています。

 

知り合いには相談しにくい悩みや、共感を得にくい複雑な恋愛問題においても、客観的に分析しながら最善の方向に導いてくれます。恋愛関係だけでなく、夫婦関係やパートナー探しなどにおいても豊富な知見があるため、恋愛の分野でとても頼りになる存在です。

 

晩婚化や離婚率が増える中でも、恋愛カウンセラーの需要はますます高まっているといえるでしょう。

カウンセラーを副業でするには資格が必要?

カウンセラーは相談者の話を聞く仕事であり、副業で行うにあたって資格の保有は必須条件ではありません。とはいっても、カウンセラーとしての実績がない間は、カウンセリング力を証明できるものがないため、胡散臭いと思われることも多いです。

 

アルバイトなど雇用される形で副業カウンセラーを行うにしても、企業から信頼を得られず雇ってもらえないケースもあるでしょう。

 

そのため、カウンセラーを始めるにあたっては、資格を保有していると有利になるといえるでしょう。

カウンセラーを副業でする際に役立つ資格

副業でカウンセラーを始める際には、カウンセリングのスキルを証明するものがあると仕事を得やすくなります。資格を保有することで、相談者からの信頼度も大きく高まるでしょう。

 

それでは具体的にどのような資格があると有利になるのでしょうか。ここからは副業でカウンセラーになるために役立つ資格について詳しく紹介していきます。

臨床心理士

臨床心理士は日本公益財団法人の認定資格であり、カウンセリングのスペシャリストに与えられます。国家資格ではないものの、認可母体がしっかりしていることから信頼性が高いため、役立つ資格です。

 

臨床心理士資格を取得していれば、病院や学校など、あらゆる場面でカウンセラーとして活躍する機会に恵まれるでしょう。

 

しかし、臨床心理士の資格を取得するためには、指定の大学院を卒業した上で受験資格を得なければならないなど、取得条件がかなり厳しいです。

認定心理士

認定心理士は公益社団法人である日本心理学会の認定資格であり、カウンセリングに関する基礎知識や、技能が身についていると認められた人にのみ与えらえる資格です。

 

認定心理士の資格取得のために受験はありませんが、大学で取得要件である科目を履修し、単位を全て取得した後に日本心理学会に申請を行う必要があります。

 

認定心理士はカウンセリングだけではなく、病院や福祉施設などで患者さんや入居者の心のケアを補助的に行うことが多いでしょう。

公認心理師

公認心理士は、一般財団法人が運営する日本心理研修センターの認定資格であり、国家資格にあたります。この資格は医療や福祉、教育現場などにおいてメンタルケアを行いながら、現場の人々をサポートする能力を証明するものです。

 

公認心理士は、指定された施設で定められた期間の実務経験を積むことや、大学院において資格取得に必要な科目を履修することで受験資格を得ることができます。

 

国家資格ということもあり権威を持った資格といえますが、その分求められることも多く、相談者に対してアドバイスや指導を積極的に行う姿勢が求められます。

 

出典:公認心理師試験について|一般財団法人 日本心理研修センター
参照:http://shinri-kenshu.jp/support/examination.html#exam_001_anchor_02

カウンセラーを副業でするのに向いている人は?

カウンセラーを副業でやってみたいと思う人も多いのではないでしょうか。疲れた心に寄り添いながら話を聞くことで、相談者が心の健康を取り戻していく様子は、みている側にとっても嬉しいものです。

 

それではどのような人物がカウンセラーに向いているのでしょうか。ここからはカウンセラーに向いている人の特徴について詳しく見ていきましょう。副業でカウンセラーをやってみたい人は、自分に当てはまるかどうかチェックしてみてください。

聞き上手な人

聞き上手な人は、相手の気持ちを自然に受けとめることができるため、相談相手と信頼関係を築きやすくなります。相談者の悩みや、根底にある感情を引き出す力が備わっているといえるでしょう。

 

カウンセリングは悩みに対して助言を呈するよりも、相談者の悩みに共感しながら話を聞き、理解を示す姿勢が重要視されています。元々聞き上手な人は、話を否定することがないため、相談者が安心して本音を話しやすいことでもカウンセラーに向いているといえます。

共感能力が高い人

共感能力が高い人は相談者の悩みや、心の痛みに寄り添いながら話を聞けるため、カウンセラーに向いているといえます。

 

カウンセリングに訪れる人達が求めていることは、悩みを理解してもらうことや、心の傷を癒してもらうことであり、積極的に第三者の意見を求めることではありません。

 

共感能力が高い人は、相談者に寄り添うことで安心感や癒しを与えながら、相談者自身が解決方法を見つけるためのサポートができるでしょう。

口が固い人

カウンセラーは秘密を保持する必要があり、相談者の悩みを外部に一切漏らしてはならないという厳しい制約の元で、カウンセリングを行っています。

 

口が固い人であれば、相談者が安心して心を開きやすくなるほか、社会的な信用も得やすくなるといえるでしょう。秘密を守るということは、カウンセリングにおいてそれだけ重要な意味合いを持つのです。

 

口が固い人は日頃から相談を受けやすいという特徴もあるため、自分に思い当たる節があればカウンセラーの適性があるでしょう。

カウンセラーの副業は稼げる?

カウンセラーを副業で行った場合、無資格の場合でも時給は約3,000〜5,000円といわれています。これはスクールカウンセラーなどで雇用されて働いたケースであり、在宅ワークなど個人でカウンセリングを行う場合は、人によって収入の差が大きくなります。

 

人気が出ればそれだけ収入も上がりますが、そのためには経験を積んで実績を作ることが大切です。まずは低い単価であっても積極的にカウンセリングを行い、スキルを磨きながら実績を積み上げていきましょう。

副業でカウンセラーを始める方法

副業でカウンセラーを始めるためには、まず活動できる場所を見つけなくてはなりません。

 

近年では企業などで雇用される以外にも、カウンセラーの働き方には多様性が見られるようになっています。そんな中でも自分に合った方法を見つけて集客することが大切です。

 

ここからは、副業でカウンセラーを始める方法について紹介します。

友人や知人に困っている人を紹介してもらう

カウンセラーとして副業を始める方法として、友人や知人に悩みを持つ人を紹介してもらうのも1つの方法です。カウンセラーとしてのキャリアがないときは、実績を積むためにも身近な人から始めた方が良いでしょう。

 

カウンセリングを受けた人がさらに別の人を紹介してくれる場合もあるため、口コミの効果も期待できるでしょう。

クラウドソーシングを使ってみる

クラウドソーシングは、自宅から誰でも気軽に自分のスキルを販売できるのが強みです。手続きも簡単で場所を問わないため、カウンセラーになろうと決めたその日からでも、依頼を募集することができます。

 

しかし、実績が反映されるシステムであることから、最初のうちは集客が難しいことや、クラウドソーシングサイトに販売手数料として、売上の一部を差し引かれることも覚えておきましょう。

 

ある程度の実績が積めるまでは、他の方法と併用しながらカウンセリングを行っていくのが良策です。

ネットやSNSを活用する

カウンセラーとして集客を行う場合は、ネットやSNSを活用するのもおすすめです。最近ではSNSを使って情報収集をする人も増えており、日頃から投稿を行うことで人柄や雰囲気などを伝えやすくなるでしょう。

 

興味を持ってくれた人とコンタクトを取るのも容易であることから、集客媒体として優秀なツールだといえます。

 

ただし、集客効果を十分に得るためには勉強も必要になることや、即効性は得られないため、地道にコツコツ続けていくことが大切です。

カウンセラーを副業で始める際の注意点

カウンセラーを副業で始める方法を知った後は、注意点についてもよく理解しておく必要があります。相談者への対応次第でリピーターにつながったり、口コミで紹介してもらえるチャンスも増えたりするでしょう。

 

ここからはカウンセラーを副業で行う際に注意することについて紹介します。注意点に配慮しながら効率よく収入を得られるようにしましょう。

最低限の知識は必要

カウンセラーは資格がなくても名乗ることはできますが、相談者に適した寄り添い方や受け答えをするためには最低限の知識が必要になります。特に深刻な悩みを抱えていたり、心の傷が深い人にとって、カウンセラーは希望を与える存在でなくてはなりません。

 

副業とはいっても人の心に大きな影響を与えるカウンセラーは、1人1人に寄り添う姿勢が何よりも大切といえるでしょう。

 

これから副業としてカウンセラーを始めたいと思っている人は、カウンセリングを行うための基礎知識をしっかり身につけておく必要があります。

丁寧かつ迅速に対応する

カウンセリングを受けにくる相談者には迅速に対応することが求められます。悩みがあるときは気分の浮き沈みも激しいため、相談者がカウンセリングを受けたいと思ったときに対応が遅れてしまうと、カウンセリングの機会そのものを失うことにつながります。

 

そのため、相談者が話を聞いて欲しいと思ったときに、すぐ対応できるカウンセラーは需要が高いといえるでしょう。とはいっても、カウンセリングが話を聞くだけの作業にならないよう丁寧な対応を心がけることも大切です。

副業でカウンセラーを始めてみよう

カウンセラーには様々なジャンルがあり、資格がなくても挑戦できる仕事であることがわかりました。人のために役に立ちたいと思っている人や、気持ちの優しい人には適した副業だといえるでしょう。

 

カウンセラーは相談者の心の負担を軽減したり、自分の本質と向き合いながら、自己解決に導くための後押したりする仕事です。普段から身近な人に悩みを相談されることが多い人や、やりがいのある副業を探している人は、カウンセラーを始めてみてはいかがでしょうか。

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