【第67回】夢と転職と自分の生活|めてお先生のVTuberとして生きていく
ほぼ毎週水曜日に行っているお悩み相談配信に、こんな相談がきました。
【お悩み】
23歳になる無職の男です。映画監督になりたいという夢を叶えるために前職を辞めて、映像会社や映画会社への転職活動を行っています。未経験で内定ももらえず、4ヶ月無職です。実家暮らしですが自立しなければという焦りがあります。何をするべきなのでしょうか。
私の結論は「別の業界でもいいし、アルバイトでもいいから定期的な報酬を得られる仕事を一旦やりながら夢を追うのはどう?」です。
コレが例えば『システムエンジニアになりたい』『営業マンになりたい』とかだったら転職活動ってそんなに厳しくないと思うんです。
でも、凄く凄く厳しい事を言うと『未経験で先行き不透明かつ「なるのが難しい職業」なのに、会社を辞めてから転職活動をする』と言うところがそもそもリスキーだなと感じますよね。転職活動に的を絞るのであれば、前の仕事に就いたままでもできたはずです。
個人的にはそのリスクを背負うのであれば、一旦安定した収入を得ながらチャレンジし続けるのが良いと思うのです。(映画監督って年齢が若くないとダメとかなさそうじゃないですか。)
映画監督ってどうやってなるの?
私自身が映画監督ではないので、実際に映画監督になった方々の経歴からルートを想定してお話しますが、下記の方法がありそうです。
1.学校に通って学ぶ
2.自主制作の映画を作る
3.映画業界で働く
4.テレビ業界や映像制作会社で経験を積む
5.YouTubeやTikTokなどで活動する
フォロワーが増やしていくと、出来る事も増えて映画につながるかも
他にも方法はあるようですが、調べると、だいたいこのあたりの方法で映画監督になっている方が多いように見えます。
という事は、今自分がとっている方法ではない方法を試すというのも手だという事です。未経験であれば、映画会社や映像制作会社に入るよりも他の方法の方が入り口の難易度は低いと考えられますよね。
だからこそ、今回ご相談を送ってくださった方は4ヶ月以上も足踏みしていて不安があるなら、一旦安定した収入を得て他の方法も含めてチャレンジする方が良いと感じてしまうんですよね。
夢が出来た時にやって欲しい事
私は現在「夢に近付くためのお手伝い」をYouTubeや専門学校の授業などを通じて出来たらなと思って活動しています。そんな中で一番夢に近付くのは結局「なんでもいいから夢に一歩でも近くなる行動をし続けた人」だなあと感じています。
なので夢が出来た時にやって欲しいのは【夢に近付く方法を何種類も書き出して、今の自分が一番取り組みやすい事をいち早く実践する】という事です。方法が何種類もある場合は並行して進めることも可能かもしれません。
今はインターネットという便利なツールがあり、夢に近付く方法を調べることは容易だと思います。だからこそ、あなたの行動力が大事だと思うのです。
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禰好亭めてお
イベントでのMC、専門学校の授業、雑誌の連載コラム等の実績を持ち、YouTubeではVTuber向け「VTuber講師」動画のUPやお悩み相談配信、対談コラボなどを行っている。教員免許や宅建士の資格を持ち、SNSでも人の役に立つ様々な情報を発信中!