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投稿者:

ZYAO22編集部

【今日のアグリビト】真っ赤な実がつなぐ、新たな出会い | 高山市 ミディトマト農家 川尻達也さん

岐阜の農業を支える「アグリビト」にインタビュー。

今回は高山市でミディトマトを生産する川尻達也さんを紹介します。

ミディトマト「華小町」の魅力

ミディトマト「華小町」は、大玉トマトとミニトマトの中くらいの大きさ。皮が薄いため口当たりが良く、甘みも強いのが特徴です。

初めて食べたときはリンゴジュースのように感じました。酸味や青臭さもなくて、就学前の私の子どもたちも大好き。0歳の子でも、つぶしてあげるとよく食べてくれます。スープに入れてもおいしいです。

 

叔父に勧められ農業の世界へ

私は瑞穂市出身ですが、高山で農家をしていた叔父に誘われ、大学卒業後に農業の世界へ。叔父に教わりながら、飛騨ほうれんそうを主軸にメロンも育てていました。

 

しかしメロンは贈答用として購入されることが多く、もっと手軽に食べてもらえるものも作ってみたい、と思っていたところ、近所の農家さんにもらった華小町がおいしくて。6年ほど前に思い切ってメロンをやめ、本格的に華小町の栽培に乗り出しました。

 

「華小町」の栽培を通して得られるやりがい

栽培時は、特に水の管理に気をつけています。樹や花の様子を見て、水に混ぜる液肥の量や種類を調節します。伸びていく茎や枝を支柱に固定していく「誘引」や、きれいな実をたくさんつけるために11つの花を丁寧に育てるなど、多くが手作業。

 

手間はかかりますが、頑張った分、真っ赤に輝く美味しい実になって応えてくれます。お客さんが「お土産に」と買っていかれて、それをもらった方が「おいしかったから」と買ってくれることもあります。

 

華小町を通じて、新たな出会いにつながっていくのがとてもうれしいですね。

8月でも夜は肌寒く感じる寒暖差が、本来の甘さをさらに引き出してくれます。

 

飛騨地域で華小町の出荷が始まったのは、まだここ10年ほど。もっと仲間を増やして、多くの方に華小町の魅力を届けられるよう、頑張っていきたいです。