明日、会社でなに話す?
これからもあなたを支えていく

アイコン

アイコン

明日、会社でなに話す?

これからもあなたを支えていく

アイコン

投稿者:

ZYAO22編集部

サービス業とは?接客業との違いや様々な職種を紹介

「サービス業について気になるけど、どんな仕事があるのか分からない」
「サービス業がどのような分類になっているのか知りたい」
「サービス業に就いてみたいけど向いているか不安」
このように、サービス業について気になっているけれど、不安や知りたいことが多いのではないでしょうか。

 

この記事では、サービス業と接客業の違いやサービス業の分類、サービス業に向いている人について解説しています。

 

この記事を読むことで、よりサービス業について詳しくなれるでしょう。就職活動や転職活動でサービス業を目指している方は、記事内容を詳しく知ることで就職・転職活動に有利に働くでしょう。

 

サービス業について気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

サービス業とは

サービス業とは、世の中にある「代わりにやって欲しい事」を顧客に提供する業種のことです。

 

この「代わりにやって欲しい事」は顧客が自分で対処可能なものから、情報通信や医療など顧客が技術的に対処不能なものまで幅広く分類されています。

接客業との違いとは?

世の中で「サービス業=接客業」だと思っている方も多いのではないでしょうか。サービス業はサービスを提供する仕事全般を指しますが、接客業はお客さんと直接対面してかかわる仕事をしている人たちのことを指します。

 

具体的に、小売り店の店員はお客さんと直接やり取りする接客業ですが、商品が店舗に届くまでの配送業者は接客業には属さず、もっと大きい分類でサービス業となります。

サービス業の分類

ここからはサービス業の大まかな分類について紹介していきます。分類を詳しく知ることでどこまでがサービス業にカウントされているのか理解できるでしょう。

 

総務省の「日本標準産業分類」を基に紹介していくため、ぜひ参考にしてみてください。

 

出典:統計基準等|日本標準産業分類(平成25年10月改定)(平成26年4月1日施行)-分類項目名|総務省
参照:https://www.soumu.go.jp/toukei_toukatsu/index/seido/sangyo/02toukatsu01_03000044.html

情報通信業

情報伝達や処理に伴ったサービスを提供する業種を「情報通信業」と呼称します。

 

その範囲は幅広く、携帯電話の通信業者からテレビの放送局まで回線にまつわる業者全てが含まれています。さらに、現代ではソフトウェアを提供している業者も情報通信業に含まれています。

運輸業・郵便業

運輸業・郵便業はその文字通り、人や物を運ぶ業種です。

 

飛行機、鉄道、自動車、船と乗り物を選ばず、旅客や物を運輸する仕事全てが含まれています。広い範囲で見ると、貸倉庫業などの物の出し入れを手伝う業種も運輸業に含まれています。

卸売業・小売業

お客さんの欲しいものを準備して、求められた時に提供(販売)する業種を指しています。

 

コンビニエンスストアや百貨店などがこれらに分類され、立地や客単価によって求められる接客レベルが異なり、状況に応じた適切な判断・所作が必要な業種です。

 

接客のイメージが強い業界ですが、近年ではネットショップの台頭によって、対面での接客をしない卸売業・小売業も出てきています。

金融業・保険業

金融業・保険業は、資金取引をする業種のことを指しています。

 

「金融業」として銀行、クレジットカード会社などがあり、「保険業」は様々な不測の事態が起きた際に資金を支払う生命保険、損害保険などを販売する事業所も含まれています。

不動産業・物品賃貸業

お客さんの求めるものを売買したり、貸し出したりする業種を「不動産業・物品賃貸業」と呼びます。

 

不動産業は、不動産取引の仲介を主にしており、不動産の売買、賃貸物件の取り扱いもしています。物品賃貸業は一般顧客向けではレンタカーやレンタルビデオ店などのレンタルショップがあり、事業者向けでは各専門器具を貸し出すリース業があります。

学術研究・専門・技術サービス業

「学術研究・専門・技術サービス業」では、顧客が求めているものに対して、技術力を提供して解決に導く業種です。

 

弁護士・税理士などの事務所やデザイン事務所、専門的な研究所などが含まれています。

宿泊業・飲食サービス業

顧客に向けて宿泊を提供する業種を「宿泊業」、飲食物を提供する業種を「飲食サービス業」と呼称します。

 

ホテルや旅館、レストラン、居酒屋などがこれらの業種に含まれており、いつの時代でも常に一定の需要がある仕事だと言えるでしょう。

 

しかし、AI技術の急成長に伴い、従事者の減少も予想されているため、業界の今後の動向に注目が集まっています。

生活関連サービス業・娯楽業

大衆の生活に必要なサービスを提供しているのが「生活関連サービス業」、娯楽を提供しているのが「娯楽業」です。

 

生活関連サービス業は美容室・理容室や冠婚葬祭業などがあります。娯楽業には映画館やスポーツ施設、遊園地等があります。

医療・福祉

「医療・福祉」では病気になった人への医療技術の提供をしたり、補助が必要な人に対して生活の手助けをしたりしています。

 

病院や老人ホーム、リハビリ施設等が「医療・福祉」に含まれており、多くの人の命に直結する大切な業界です。

 

近年では医療・福祉業界の従事者減少が問題として指摘されており、少子高齢化社会と合わせて注目されています。

教育・学習支援業

学校や学習塾などの教育、学習についてのサービスを提供する業種です。学校での教育に限らず、ピアノ教室、スポーツスクールなどの習い事も含まれています。

 

また、図書館や博物館などの学問に関係する施設も、「教育・学習支援業」にカウントされています。

その他のサービス業

これまで紹介してきた業界に分類にされないサービス業もあります。

 

大衆に還元しているがどの分類にも属さないものとして、神社や大使館、政治関連団体などもサービス業にカウントされるため、覚えておきましょう。

サービス業に向いている人ややりがいは?

多くの業界がサービス業に属していることがお分かりいただけたでしょうか。就職・転職して入りたい企業がこのサービス業に含まれている場合、自分が向いているのか分からず不安に感じている人もいるのでないでしょうか。

 

ここからはサービス業にはどのような素質が必要なのか、どのようなやりがいがあるのかについて解説していきます。ぜひ、参考にしてみてください。

サービス業が向いている人

サービス業は主に実体のないものを顧客に提供しているため、流行によって対応を変えたり、顧客ごとに個別に対応したりする必要もあって、非常に向き不向きが現れる業種だと言われています。

 

以下の特徴を持っている人が向いていると言われており、自身がいくつ当てはまっているかを確認してみましょう。

 

・人と関わることが好き
・「人の役に立ちたい」という想いがある
・トラブルやアクシデントがきても対処できる
・気配りができる
・人の気持ちを汲み取れる
・他の人を喜ばせたい。感謝されたい。
・コミュニケーション能力がある
・体力がある

サービス業のやりがい

サービス業はきつい部分があると聞いたことはないでしょうか。実際にはやりがいも多数あり、そのおかげでモチベーションを保てている人も多くいます。

 

ここからはそんなサービス業のやりがいについて紹介していきます。

自分のスキルを実感できる

サービス業はお客さんの反応が非常に分かりやすい業種です。自分のスキルが高くなれば、その分だけお客さんも「お願いして良かった」と満足していきます。

 

自分の成長が実感できたり、スキルが上がることで会社からの評価にも直結したり、自分の成長が分かりやすい面が多くの人のやりがいとなっています。

顧客の顔を見ることができる

サービス業はお客さんと直接かかわることも多いため、満足しているのか満足していないのかの反応がダイレクトに返ってきます。感謝の言葉を直接言われることも少なくないため、感謝の言葉が多くのサービス業従事者のやりがいとなっています。

 

人の役に立ちたい、人から感謝されたいと思っている方はぜひサービス業を検討してみてはいかがでしょうか。

サービス業について詳しく知って働いてみよう

サービス業について色々解説してきましたが、この記事を読む前よりサービス業について詳しくなったのではないでしょうか。

 

サービス業には多くの事業が分類されており、多くの人が従事しています。サービス業には多くのやりがいもあるため、自分が向いていると感じた方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

イチオシ記事