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投稿者:

エンモジ

おしゃれな企画書・提案書のデザインの作り方|企画書テンプレートを探せる参考サイトも紹介

企画書や提案書を作成しようと思っても、デザインに頭を悩ませ、伝えたいことが上手くまとまらない方も多いかもしれません。

 

企画書や提案書のデザインが見づらい場合、相手に伝えたいことが伝わらなかったり、そもそもきちんと読んでもらえなかったりする恐れがあります。

 

この記事では、企画書・提案書の意味や企画書のテンプレートを探せるサイトをまとめているため、参考にしてみてください。

 

企画書・提案書とは?

企画書・提案書とは、自社や顧客の課題を解決する策や、課題解決までのコスト、工程などをまとめた書類のことです。

 

企画書・提案書で自分の言いたいことを相手に的確に伝えられた場合、新たなプロジェクトを始められたり、顧客の購買意欲を促進し営業成績をあげられたりします。

 

企画書・提案書の重要性

企画書・提案書は、相手の理解を深めるために重要です。

 

デザインや文字などの視覚的な要素を用いずに、言葉だけで物事を伝えた場合、相手はイメージが湧かなかったり、内容を覚えられなかったりして、的確に理解できない可能性が高いです。

 

一方で、企画書・提案書という形で伝えたい内容を可視化できると、相手は聴覚と視覚から話を聞けるため、内容を理解しやすくなったり、書類を読み返して理解を深めたりできるでしょう。

 

企画書のデザインで読み手を動かす

企画書・提案書は、自分の意見や思いを文章やデザインにしてただ可視化すればいいというわけではなく、相手に行動を促すための工夫が必要です。

 

企画書・提案書のデザインで読み手を動かすには、行動経済学の「ナッジ理論」を活用することをおすすめします。

 

ナッジ理論とは、肘で相手を軽く突くようなちょっとしたアプローチで、相手の行動変容を促すことです。ナッジ理論の「ナッジ(nudge)」とは、「肘で軽く突く」という意味があります。

 

ナッジ理論には「EAST」と呼ばれるフレームワークがあり、Easy(簡単に)、Attractive(魅力的)、Social(社会性)、Timely(タイムリー)の4つの重要な要素から構成されています。

 

例えば、相手が「簡単に」内容を理解できるように、企画書・提案書の冒頭に重要なメッセージを配したり、伝えたいことを簡潔にまとめたり、とってほしいアクションを一つだけ書いたりすると、読み手の行動を促せるかもしれません。

 

企画書を作るときの5つの必須事項

企画書・提案書を作成する際には、5つのポイントを踏まえることが大切です。

 

1.現状分析

2.目的

3.具体的な内容

4.スケジュール

5.収支計画

 

読み手に伝わる企画書・提案書になるように、意識して作成しましょう。

 

1.現状分析

現状を分析し、自分が企画しようとした内容が正しいか否かを確認します。

 

例えば、既存事業の売上が下がっていることを理由に新規事業を起ち上げたいと思った場合、既存事業の売上が本当に下がっているのか、新規事業の起ち上げによって売上が回復するのかなど、現況と提案する内容のつながりを明確にしましょう。

 

現状を正しく分析できており、つながりが明確であれば、必要な企画だと相手に認識してもらいやすくなります。

 

2.目的

曖昧な目的では実現性がないと思われ、賛同を得られないと考えられるため、目的を明確に定めることが大切です。

 

企画の目的を具体的に定めると、周りからの共感を得られたり、実現した場合のイメージが湧きやすくなったりして、企画を支持されやすくなるでしょう。

 

3.具体的な内容

相手に伝えたい内容を具体的に記載していきます。例えば、企画にいたった背景、商品やサービスの概要、課題解決策、ターゲットなどです。

 

内容が抽象的だと相手の共感を得づらいため、具体性を意識します。一方で、内容の専門性が高い場合は、一部の人にしか理解してもらえない恐れがあるため、誰が見ても理解できるように専門用語を避けるなどの配慮が求められるでしょう。

 

4.スケジュール

スケジュールを記載することで、企画実現までの流れがイメージしやすくなります。

 

例えば、日付とやるべき作業を文章で示したり、表やフロー、ガントチャートでまとめたりする方法がありますが、文章よりも図表にしたほうが視覚的に分かりやすいでしょう。

 

スケジュールに工程をまとめることで、企画の実現性を示すことにもつながります。

 

5.収支計画

企画の収支計画を示します。収支計画が曖昧な場合、企画書を見た上司などに、費用ばかりかかって収益につながらない、費用の回収ができないといった不安を抱かせ、承認してもらえない恐れが高いです。

 

そのため、かかる費用と回収できる時期を具体的に明記する必要があります。

 

無料でおしゃれな企画書テンプレートを探せる参考まとめサイト4選

企画書や提案書のデザインに悩んでしまうという方は、テンプレートを活用するとおしゃれに作成できるかもしれません。

 

無料でおしゃれな企画書テンプレートを探せるサイトを4つご紹介します。

 

alle

「alle(アレ)」は、日本語のスライドや企画書のテンプレートが「デザイン・UI&UX」「プログラミング」「マーケティング・グロース」「組織運営・働き方」「企画書・プレゼン」の5つのジャンルでまとめられています。

 

企画書のデザインに悩んでいる方は、構成やデザインの参考にするといいでしょう。掲載されているスライドのなかには、「企画書の作り方」のような、企画書や提案書づくりのポイントをまとめているものもあるため、作成におけるポイントの参考にもなります。

 

■alle(アレ) (運営会社:ルノハ株式会社)

販促会議 企画コンペティション

「販促会議 企画コンペティション」は、協賛企業から出される課題を解決するためのアイデアを、企画書形式で募集して行われるコンテストです。

 

コンテストに応募するには「応募者登録」が必要ですが、登録なしでも過去の受賞作品を見られるため、企画書や提案書作成の参考になるでしょう。

 

自分のデザインに自信を持てたら、コンペに応募してみるのもいいかもしれませんね。

 

■販促会議 企画コンペティション (運営会社:株式会社宣伝会議)

SlideShare

「SlideShare」は、さまざまなスライド資料を共有できるサービスサイトです。掲載されているスライドは海外のものが多いですが、文字や写真の配置など、参考になる点は多々あるでしょう。

 

一方で、スライドの合間に広告が入るため、見づらさを感じるかもしれません。

 

■SlideShare (運営会社:Scribd)

Pinterest

「Pinterest(ピンタレスト)」は、インターネット上にある写真や画像のなかで自分が気に入ったものを自分のボードにピン止めし、共有できるサービスです。

 

「アイデアを探す」という検索機能で「企画書 デザイン」などと検索すると、インターネット上にある企画書のスライドや企画書のポイントをまとめた画像などが検索結果として表示されます。

 

会員登録しなくても検索できますが、ピン止めなどの機能を使うには、無料の会員登録が必要です。

 

■Pinterest (運営会社:Pinterest)

まとめ

企画書・提案書を相手が理解しやすいようにまとめられると、相手に受け入れられて自社で企画が通ったり、営業の成績を上げられたりする可能性が高まります。

 

自分で企画書や提案書をデザインすることが難しいと感じる場合は、ご紹介したサイトを参考にすると、おしゃれで見やすい企画書を作れるかもしれないため、活用してみてくださいね。

 

 

記事執筆や校正など文字に関わる仕事を幅広く行う元金融業のフリーライター。静岡県在住だけど岐阜県も大好き。戦国武将の推しは斎藤道三。(ブログ:https://enmojilaboblog.com/

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