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投稿者:

ZYAO22編集部

【今日のアグリビト】状況に合わせて改良と研究を重ねるやりがいと楽しさ|岐阜市 枝豆・大根農家 加藤哲也さん

岐阜の農業を支える「アグリビト」にインタビュー。今日は岐阜市で枝豆・大根を生産する加藤哲也さんを紹介します。

 

やりがいは品質の良い野菜ができて喜んでもらえること

子どものころ、農家だった祖父についていって、畑でよく遊んでいました。12年ほど前から私も農業を始め、枝豆と大根を中心に生産してます。

枝豆は2月上旬から種まきが始まって、5月から11月上旬まで収穫。大根は8月下旬から種まきを始めて、11月から6月まで収穫します。収穫が重なる時期などは特に忙しいですが、品質の良い野菜ができて多くの方に喜んでもらえると思うと、やりがいを感じます。

農業は研究職。それが農業の楽しさ。

枝豆も大根も、土づくりは特に大切。土の性質はほ場によって全く違い、それぞれに合う肥料を考えます。最近の極端な気候への対応も難しいですが、状況に合わせながらさまざまなやり方を試していきます。農業は研究職みたいな側面があるかもしれません。そこが農業の楽しさでもありますね。

枝豆と大根のおススメの食べ方

枝豆は昼夜の寒暖差が大きい早い時期の方が、甘みがのっています。塩茹でにして、シンプルに味わってほしいですね。さやごとアルミホイルに包み、フライパンで「ホイル蒸し」もおすすめです。大根にはシャキシャキとして甘みのある春大根と、下茹でしなくても味が染みやすい、おでん大根があります。おでん大根は11月ごろから出荷するので、時期が来たら、ぜひご家族で試してみてください。

新しい挑戦をしつつ、長い歴史を大切にしていきたい

昔から岐阜地域では枝豆や大根の生産が盛んです。宅地化が進み、畑はずいぶん減りましたが、栽培技術やおいしい野菜を育てる精神は受け継がれています。新しい挑戦をしつつ、長い歴史を大切にしていきたいという生産者の思いも感じながら食べていただけたらうれしいです。