岐阜県でおすすめの温泉旅館やホテル｜日帰りで行ける場所も紹介

岐阜県には世界遺産や城などの観光スポットがたくさんありますが、温泉が多いことも魅力のひとつです。温泉目当てに岐阜県に旅行するという方も少なくないでしょう。

この記事では、岐阜県でおすすめの温泉旅館やホテルを紹介しています。日帰り温泉も紹介していますので、観光ついでに寄ることも可能です。観光で疲れたときに、近くにある温泉で疲れをとることもできます。

温泉地には、景勝地や歴史的な観光スポットなどもあるため、温泉目的で旅行したときには、観光スポットを巡るのもよいでしょう。

記事を参考に、岐阜県内のおすすめ温泉を知り、ご自分の目的にあった温泉をみつけましょう。好みの温泉がみつかったら、さっそく旅の計画を練ってみてはいかがでしょうか。

岐阜県の魅力とは？

岐阜県は、織田信長や明智光秀など戦国武将ゆかりの地であり、歴史好きの人たちにとって魅力的な場所です。美濃焼や世界遺産白川郷などもよく知られており、最近ではアニメの聖地として岐阜県を訪れる人もいます。

多くの農産物も岐阜県自慢の品となっていますが、温泉を除いて岐阜県の魅力を語ることはできないでしょう。日本三名泉として有名な下呂温泉をはじめ、飛騨高山温泉や奥飛騨温泉郷新平湯温泉など、名だたる温泉が数多くあることも岐阜の魅力といえるでしょう。

岐阜県でおすすめの温泉旅館やホテル

ここでは、岐阜県でおすすめの温泉旅館とホテルを紹介していきます。各温泉地により、温泉の効能が異なるので、宿だけでなく、温泉の効能にも注目してみていきましょう。

また、古くからの温泉街は、温泉街自体にも魅力があるので、温泉の効能と一緒に温泉街についても確認してみましょう。

下呂温泉　旅館ますや

「旅館ますや」は日本三大名泉のひとつ下呂温泉にある、源泉100%の温泉旅館です。温泉の効能は神経痛、筋肉痛、関節痛などで、美肌効果も期待できます。

お風呂はすべて内側から鍵をかけられる貸切風呂なので、家族やカップル、一緒に旅する仲間たちで気兼ねなく入浴できます。複数の宿泊プランが用意されているので、ご自分の旅にあった宿泊プランを探してみましょう。

下呂温泉　山形屋

「山形屋」は江戸時代に創業した下呂温泉の老舗旅館のひとつです。大浴場で健康にも美容にもよいとされる下呂温泉のお湯につかることも、貸切風呂で親しい人たちとお湯に癒されることもできます。

貸切風呂は別料金となりますが、2種類の貸切風呂があるので両方の貸切風呂につかってみてはいかがでしょうか。日帰り昼食プランを使えば、日帰りでも貸切風呂を使えます。

飛騨高山温泉 旅館 あすなろ

「旅館 あすなろ」は飛騨高山にある温泉旅館で、新潟から移築した古い館の建築美も楽しめる温泉です。移築した館は、雪深い新潟で湿度の高い降雪にも耐えられるように立派な欅材が使われており、関東を逃れた戦国武者が隠れ住んでいたとも伝えられています。

飛騨高山温泉のお湯は、神経痛・筋肉痛・関節痛・冷え性・疲労回復などの効能があるとされ、全身のコリを和らげてくれます。

本陣平野屋花兆庵

「本陣平野屋花兆庵」は、飛騨高山温泉にある、大人の上質な寛ぎ空間を提供してくれる温泉旅館です。飛騨高山の町の中に位置しているため、観光の便もよく、有名な観光スポットや朝市まで徒歩1分という近距離です。旅館の浴衣を着て、温泉街を散策してみましょう。

大浴場や露天風呂の他に、女性専用の施設もあり、温泉だけでなくエステで癒してもらうことも可能です。

奥飛騨 新穂高温泉 ホテル穂高

「ホテル穂高」は奥飛騨新穂高温泉 にある温泉ホテルで、新穂高ロープウェイに隣接しているため北アルプス観光にも最適です。山登りはしないけれど、景観を楽しみたいという方にもおすすめのお宿です。

「ホテル穂高」の温泉は単純硫黄泉のみでしたが、あらたに単純温泉も発掘し、単純硫黄泉の禁忌症をもつ方でも温泉を楽しめるようになりました。露天風呂、内風呂の他に貸切風呂もあり、貸切風呂は介助を必要とする方も利用可能です。

奥飛騨温泉郷 花ごころ万㐂（ばんき）

「花ごころ万㐂」は、奥飛騨温泉郷にある温泉宿です。田舎料理と紹介されるお食事では、飛騨のこしひかりや飛騨牛がふるまわれます。朝食では岐阜の郷土料理朴葉味噌も味わえます。

温泉は内風呂と庭園風呂の他に貸切風呂として2つの露天風呂も利用可能です。奥飛騨の湯量豊富な温泉につかって癒されましょう。

客室タイプはツインルームと定員4名の和室タイプがあり、客室には飛騨の家具が使われています。

奥飛騨温泉郷 新平湯温泉 湯情の宿 建治旅館

「湯情の宿 建治旅館」は奥飛騨温泉郷新平湯温泉にある、料理を自慢としている湯宿です。 奥飛騨で数件しかない「奥飛騨料理指定店」で、奥飛騨シャモや奥飛騨地鶏、烏骨鶏の卵、飛騨牛料理などがふるまわれます。

建治（こんじ）旅館は温泉街からは少し離れた場所に位置しているため、静寂を楽しめ、露天風呂からは奥飛騨の山並みを一望できるのもこの宿の魅力といえるでしょう。

郷夢の宿 山ぼうし

「郷夢の宿 山ぼうし」は、奥飛騨新平湯温泉にある古民家の湯宿です。お食事では、田舎料理風の創作料理がふるまわれ、飛騨牛も食べられます。

宿は飛騨造りと呼ばれる工法で、部屋には囲炉裏があります。ロビーには暖炉、客室棟には談話室も設けられており、古民家の雰囲気をいたるところで感じられるお宿です。

温泉は単純温泉で、神経痛や筋肉痛、うちみなど体の痛みや、慢性消化器病、疲労回復にも効果があるといわれています。

奥飛騨平湯温泉 岡田旅館

「岡田旅館」は奥飛騨平湯温泉にある温泉旅館ですが、温泉を楽しむだけでなく、星を見たり、登山を楽しんだり、多様な楽しみ方ができます。 客室はすべて和室ですが、異なる4タイプの中から目的や人数に応じて選択できます。

温泉は、硫黄やナトリウム、塩化物を含む炭酸水素塩泉でリウマチや皮膚疾患などに効果があるといわれる泉質です。天井の高い木造の大浴場からは庭園も眺められます。庭園露天風呂や珍しい鉄鍋露天風呂もあるので、いろいろなお風呂を巡ってみましょう。

鵜匠の家 すぎ山

「鵜匠の家 すぎ山」は岐阜県の長良川河畔にある、天然鮎を用いた鮎料理が自慢の温泉宿です。「鵜飼いの家」と宿名にあるように客室に居ながらにして鵜飼を見学でき、食事でも鮎料理を堪能できます。

長良川温泉の内風呂は神経痛やうちみなどに効くとされている単純鉄冷鉱泉です。屋上には温泉ではありませんが、パノラマビューを楽しめる露天風呂があり、金華山にそびえる岐阜城を眺めながら疲れを癒せます。

岐阜県でおすすめの日帰り温泉施設

温泉が豊富な岐阜県には宿泊が必要な温泉だけでなく、日帰りで利用できる温泉もあります。ここからは、日帰りで利用可能な温泉を紹介していきます。日帰り温泉なら、近くを通ったときに立ち寄ることもできるので覚えておくと便利です。

池田温泉 本館

「池田温泉 本館」は食事処もある日帰り温泉施設です。新館には宿泊できる温泉旅館もあります。本館は食事処以外に休憩室や和室もあるので、お風呂上りにくつろぐこともできます。

営業時間は当面の間、営業時間短縮により10:00～21:00ですが、受付は20:30までなので注意してください。また、毎週月曜日は休館日になりますが、月曜日が祝日の場合は翌日が休館日になります。

南飛騨・馬瀬川温泉 美輝の里

「美輝の里」は、南飛騨馬瀬川温泉にある温泉宿ですが、日帰り入浴も可能です。 日帰り温泉の営業時間は10:30～21:30ですが受付は21:00までです。

「美輝の里」には２種類の露天風呂や深湯、寝湯など17種類の温泉施設があり、馬瀬川のせせらぎを耳にしながら温泉でくつろげます。日帰りではあわただしいという方は、宿泊で訪れ、温泉と一緒においしい料理も堪能するという選択をしてみてもよいでしょう。

水明館

「水明館」は日本三大名泉のひとつである下呂温泉の温泉宿で、野天風呂と展望大浴場は日帰り入浴が可能です。日帰り入浴ができる時間は11:00～14:00で、ランチ付きの日帰り入浴プランも設定されています。

ランチ付き日帰り入浴プランは和食・洋食・中華・アフタヌーンティーなど多様です。温泉だけでなく、食事も楽しめるのでおすすめです。

ひらゆの森

「ひらゆの森」は奥飛騨温泉郷平湯温泉にある温泉リゾート施設です。男性7つ女性9つの大露天風呂があり、日帰りだけでなく宿泊でも利用できます。施設内にはキャンプ場もあるので、キャンプの疲れを温泉で癒すために利用することも可能です。

温泉の営業時間は10:00～21:00で、受付は20:30までです。日帰り入浴でも食事やティータイム、マッサージも施設内で利用できるので、「ひらゆの森」だけで心身ともに癒してもらえます。

ホテルくさかべ アルメリア

「ホテルくさかべ アルメリア」は日本三大名泉のひとつである下呂温泉の温泉ホテルですが、日帰り入浴も可能です。

日帰り利用が可能なのは、アルメリア自慢の2カ所の大浴場です。利用可能時間と利用方法については、日付や予定状況によって異なるため、ホテルに問い合わせてみましょう。

岐阜県で温泉巡りをして体も心も癒されよう！

岐阜県は各地に温泉があり、宿泊だけでなく日帰りで楽しめる施設もたくさんあります。1つの施設で複数の温泉を楽しめる場所もありますが、岐阜県には泉質の異なる複数の温泉地があるので、温泉巡りをしてみるのもおすすめです。

少し時間ができたら、日帰り温泉を利用して温泉巡りを計画してみてはいかがでしょう。日帰りの温泉巡りでは疲れてしまうという方は、宿泊してゆっくりと温泉を利用して、心も体も癒されましょう。