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投稿者:

ZYAO22編集部

苦手な人との付き合い方とは?対処法7選を紹介 面接で聞かれた際の回答例も

「職場に苦手な人がいるから出社したくない」「苦手な人とどうやって接したらいいかわからない」と悩んで気が重たくなることはありませんか?

苦手なことから逃げたくなりますが、ビジネスの場では全く断ち切るのは難しいでしょう。しかし、嫌いな人との接し方を工夫することで、ストレスが軽減されることがあります。こちらの記事では、苦手な人との付き合い方とは?対処法7選を紹介します。

 

特定の人を苦手だと感じてしまう理由

「どうしてこの人のことが苦手なんだろう?」「苦手と思ってしまう自分が悪い」と自己嫌悪になってしまったことはありませんか?実は、苦手な人がいるのには、理由があります。

ここからは、特定の人を苦手だと感じてしまう理由について解説します。

脳が瞬間的に苦手と判断するため

直感で「この人苦手かも・・」と感じた経験はありませんか?これは、瞬時に脳が「苦手」と判断しているからなのです。

無意識のうちに好き嫌いを判断する人間の脳にある扁桃体は、0.02秒の速さで判断するといわれています。これまで付き合いのあったさまざまな人と接した経験から、脳の扁桃体が相手を「嫌いなタイプ」と認識し、その人のことをあまり知らなくても苦手意識を持ってしまうこともあるのです。

嫌な部分が目につき更に苦手になってしまうため

脳にある扁桃体が「嫌い」と判断すると、無意識のうちに、相手の嫌な部分が目につくようになってしまうのです。

「苦手」「嫌い」という感情が優位になることにより、ほかの人が気にならないようなことでも、自分にとっては嫌な部分として目に映り、ますます苦手になってしまう傾向があります。

誰にでもいる「苦手な人」

「どんな人でも2割の人に好かれ、6割の人は中間、残りの2割の人には嫌われる」という2対6対2の法則というものがあります。ビジネスの場で集団心理として使われる法則ですが、人間関係でも当てはまります。

この法則に当てはめると、誰にでも「嫌いな人」は存在し、誰かを嫌いになってしまうことは自然なことです。「なぜ、この人を好きになれないんだろう」と思い詰めることはありません。

苦手だと感じられる人の特徴

苦手だなと思う人でも、職場や学校で一緒にやっていかなくてはならない場面も多くあります。苦手な人と接するときは、なぜ自分が相手を嫌いなのか理由を考えることが大切です。ここからは、苦手だと感じられる人の特徴を紹介します。

自分の間違いを認めない

誰にでもミスや間違いはあり、ミスや間違いがあれば謝る、反省する、同じことを繰り返さないということが大切です。

しかし、自分の価値観を押し付け、自分の間違いを認めず、絶対に謝らない人は苦手と判断されることが多いでしょう。周りの意見を聞き、間違ったときには素直に謝る姿勢も必要です。

ネガティブな話が多い

ネガティブな話ばかりの人は、一緒にいるとこちらまで気が滅入ってしまいます。いつもかわいそうな雰囲気を出している悲劇のヒロインのような人が苦手な人は少なくありません。

ネガティブな話と同様に、人の悪口ばかり言う人も敬遠されることが多いでしょう。モヤモヤを吐き出すことも大切ですが、聞く相手の立場を考える必要があります。

人によって態度が変わる

目上の人には愛想がよく、同僚や部下には不愛想というように、人によって態度が大きく変わる人も、苦手と思われがちです。自分の得になる相手にばかり良い顔をするのは、周りから見て気持ちの良いものではありません。

空気が読めず自分勝手

職場では、チームで動く場面が多々あるので、好き勝手に空気を読まずに行動する人がいると和が乱れ、まとまる話もまとまらないことがあります。

ビジネスの場では、ある程度空気を読んで行動することは大切です。空気が読めず自分勝手が目立つ人は「苦手」な人は多いです。

苦手な人との付き合い方・対処法7選

「この人は苦手」と感じても、ビジネスの場では付き合う相手を選ぶことはできません。ここからは苦手な人とも自然に接するための付き合い方、対処法7選を紹介します。

強い苦手意識を持ってしまうと、自分に大きく負担がのしかかるので視点をかえると気が楽になるかもしれません。

一定の距離を置いて接するようにする

脳が「苦手」と判断すると相手の嫌な部分ばかり目につくようになります。挨拶や、業務に必要な最低限のコミュニケーションは取りつつ、一定の距離を置いて接することが大切です。

相手のペースに流されないようにする

苦手な人と接する際には、相手のペースに流されないように心掛けることも大切です。苦手な人とは、何かしら「合わない」と感じるポイントがあることでしょう。

無理に相手に合わせるとフラストレーションが溜まって、ますます相手を苦手になる可能性があります。自分の意見をしっかり持つことを意識しましょう。

気にし過ぎず自然に振る舞うようにする

苦手だから付き合いたくない、接したくないという気持ちが強くなると、冷たい態度を取りがちです。
それではお互いに良い気持ちはしないので、気にし過ぎず自然に振る舞うようにするのがよいでしょう。

相手のどこが苦手なのか分析してみる

相手のどの部分が苦手と感じるのか分析することも大切です。苦手な人のことを考えるために時間を使うことがストレスに感じるかもしれませんが、客観的に見つめ直すことで「なんとなく苦手」という部分がクリアになり、関係改善の糸口になるかもしれません。

捉え方を変えてみる

●いつも細かいことを言ってくるから苦手
→丁寧にチェックしてくれる
→現状に満足せず向上心がある

など嫌な部分を意識するのではなく、視点を変えて、相手の長所を探してみるのも一つの方法です。

(相手との)関係や役柄に徹して接するようにする

苦手な上司、苦手な顧客がいても、ビジネスの場では全く関わらないということはできません。仕事では、好き嫌いの感情は別だと割り切ることも必要です。

業務上で必要な会話は行う、ミスのないように注意して関わりを最小限にするなど、割り切って対処しましょう。

新たな人間関係をつくる

仕事だから割り切ろうと頭ではわかっていても、プライベートまで苦手な人のことで頭がいっぱいになってしまったら疲れてしまいます。「苦手な人」のことばかり考えてしまうときは、外に目を向けて、新たな人間関係をつくるのもよいでしょう。

新しい趣味、共通の趣味を持っていて話が合う人など一緒にいて楽しいと思える人との時間を大切にすることで、苦手な人からへの意識を遠ざけることができます。

面接で「苦手な人」について聞かれたときには?

就活の面接で「苦手なタイプ」を聞かれたらなんと答えればいいでしょうか。素直に思ったことを答えていいのか、面接官にどんな部分を見られるのか悩むところです。

ここからは、面接で苦手なタイプを聞く意図、解答例を紹介します。

苦手な人を聞かれる意図

面接で苦手なタイプを聞く意図は

●性格、価値観を知るため
●苦手なタイプの人との付き合い方を知るため

と考えられます。「空気が読めない人が苦手」と答えれば、協調性を大事にする人とわかりますし、「責任感がない人が苦手」と答えれば、責任感があり最後まで頑張れるタイプと判断されることでしょう。

また、苦手と感じる相手にどのような接し方をして対応力をチェックしている場合もあります。

回答をするときのポイント

苦手な人との付き合い方や、仕事に適性があるかを見極める判断材料にもなるため、正直に答えるのがいいでしょう。

①自分の苦手なタイプを明確にする
②苦手な理由を説明できるようにする
(「なんとなく苦手」という曖昧な答えは避ける)
③苦手な人と接する際に心がけていること
(苦手だから関わらないではなく、積極的に関わろうとする姿勢であるとアピールする)

上記の3点に答えられるように準備します。

面接で聞かれた際の回答例文

【例文1】
私が苦手なタイプは場の空気を読まずに行動してしまう人です。チームでの活動は協力が不可欠ですので、協調性がないと和が乱れ、まとめるのに時間と労力がかかってしまうと思うからです。しかし、その人の話を聞くとアイディアが思いついて衝動的に動いてしまうことがわかりました。良いアイディアを持っているかもしれないので、苦手だと感じても良い面を探し出せるようにしています。

【例文2】
私は、自分の発言に責任を持てない人が苦手です。

仕事で無責任な人がいると、最後まで仕事が終わっていない、必要な連絡ができていないなどトラブルを招きかねません。もし、そういう人に出会ったときには、こまめにコミュニケーションを取り進捗状況を確認することを心がけたいです。

まとめ

苦手な人との付き合い方と対処法について紹介しました。苦手な人との付き合い方も考え方や接し方で違うものになっていきます。程よい距離をとりつつ、関係が悪化しないよう工夫しながら、良好な人間関係を築いていきましょう。

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