自尊心とは？低い人・高い人の特徴とその理由をわかりやすく解説

「自尊心って、なんだっけ？」

今回、本記事では自尊心について、意味や特徴、原因と理由、また自尊心を高める方法を解説していきます。

さらには自尊心を高めたい人向けにオススメの本をご紹介していくので、ぜひ最後までご覧ください。

自尊心とは

では、自尊心について分かりやすくお話していきます。

自尊心の意味を知ることで、あなたが自分と向き合うキッカケになれたら幸いです。

自尊心の意味

結論から述べると、自分を尊重して受け入れることになります。

もっと簡単に説明すると、自分のことを大切にする気持ちのことです。

さらに言えば、自分は価値のある存在だと思うことなので、人生を前向きに力強く進む上で自尊心は大切になります。

「自尊心」と「プライド」の違い

再び申し上げますが、自尊心とは自分を大切に思う気持ちです。

一方でプライドは、自分に自信を持ち、他の人より自分が優れていることで誇りを持つことです。

プライドという言葉自体に、良いイメージを持たない人がいるかもしれません。

しかし、プライドを持っている人は強い信念と向上心があるため、自分の力で進んでいけるというメリットがあります。

自尊心が低い人の特徴

次に、自尊心が低い人の特徴について解説していきます。

自分に当てはまっているかを考えながら、読み進めていただけたらと思います。

ネガティブ思考に陥りやすい

自尊心の低い人は、どんなことに対してもマイナス思考から入ってしまいます。

そして「どうせ私（僕）なんて…」と、行動を起こす前から諦めてしまうのです。

仮に周囲から「あなたなら出来るよ」と背中を押してもらっても、自分に自信がないためチャレンジせず終わります。

他人の目を気にしてしまう

他人の目を気にしすぎるあまり、自分軸で行動できないのも自尊心が低い人の特徴です。

つまり、他人からの反応や評価を基準に自分のことを考えるため、自分の言動に自信を持てなくなります。

「周りの人に、どう思われてるかな…」と気にしすぎて、自分らしく行動できなくなるのです。

自分から行動ができない

自尊心が低い人は、自分の才能や可能性を信じられないため、新たな一歩を踏み出せません。

「私（僕）なんて何をしても、きっとダメだ」という想いに駆られ、行動に移すことができないのです。

その結果、自分から行動できないので、周りに流されて進むことになります。

自尊心が低くなる原因と理由

自尊心が低くなる人の原因と理由について解説していきます。

「自分は、どうだろう？」と思いながら読んでいただけたら幸いです。

家庭環境

自尊心の低さは、幼い頃の家庭環境が影響していると言われています。

具体的には、こちら。

・親に褒められたことがあまりない
・親に興味を持ってもらえなかった
・自分の言動を否定されることが多かった

褒めてもらえなかったり否定されることが多い環境下にいることで、自尊心の低下に繋がるのです。

過去の失敗やミス

過去に失敗やミスをしていることで「自分の限界は、ここまでなんだ…」と、自信をなくすケースがあります。

自分には才能や可能性は秘められていないという思考になり、自尊心が低下してしまうのです。

何かで失敗すると自信をなくしてしまい、その結果、自尊心が失われていきます。

他人と比べてしまい劣等感を感じる

「劣等感」とは、自分が他人より劣（おと）っていると思うことです。

（劣等感：価値、能力、質などが他の人より低いと感じること。）

自尊心が低いというのは、自分に自信がない状態になります。

そのため、他人と比べて「自分なんてダメだ」と思ってしまうのです。

自尊心が高い人の特徴

ここからは、自尊心が高い人の特徴について解説していきます。

自尊心が高い人の共通点を知ることで、あなた自身を見つめ直すキッカケになれたらと思います。

責任感が強い

自尊心が高い人は責任感が強く行動力があり、さらにはリーダーシップを発揮することも。

そして、どんなことにおいても完璧にこなそうと努める姿勢があります。

行動力があり完璧を目指すことで、自信にも繋がっていくのでしょう。

他人に流されない

自尊心が高い人は、自分軸で生きています。

そのため他人の意見に流されることはなく、自分の意見や考えをしっかりと持っています。

また、自分の中に明確な考えがあるため、他人には左右されずに自分の強い意志で行動できるのです。

他人から笑われたりするのが好きではない

自分の冗談で人を笑わせるのは好きですが、冗談でも周囲に笑われるのは嫌います。

そのため、自尊心の高い人が周囲の人に冗談で笑われた時は、不満そうな顔をしていることもあるはずです。

自尊心の高い人と関わるときには、敬意を払いながら会話をすると心地いい空間になるでしょう。

注意！自尊心が高すぎると…

実は、自尊心が高すぎるがゆえに損をする可能性があります。

具体的には、こちら。

・自分より他人の意見が劣っていると考えるため、受け入れることができずチャンスを逃してしまう

・自信がありすぎて自分の間違いに気付けずその結果、間違いから学ぶことができない

自尊心を持つことは大切ですが、柔軟な思考も大切にしていけたらいいですね。

自尊心を高める方法

では、自尊心を高める方法をお話していきます。

今すぐできることなので、ぜひ実践してみてください。

自分の成功体験を振り返る

自分の成功体験を振り返ることで、あなたの自尊心を高めていきましょう。

これまでの人生で成功したことを思い出すだけで、少しずつ自信が湧いてきます。

自分の人生を振り返り、些細なことでも構わないので成功体験を思い出してみてください。

他人からの評価を気にせず自分のことに集中する

他人からの評価を気にせずいると、自尊心が培われていきます。

自分のことに集中すると、あなたの意志が明確になり、行動を起こしやすくなるのです。

たとえ周りから何か言われようとも気にしなくていいです。あなたの人生を進みましょう。

自尊心を高めたい方向けオススメの本3選

自尊心を高めたい人へ、オススメの本をご紹介します。

気になる本があれば、本屋もしくは電子書籍などを使って1度読んでみてください。

敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法

たった7日間で、あなたの自己肯定感を上げる本です。

つまり自己肯定感を上げる具体的な方法が載っているため、今日から実践可能になります。

具体的な方法を知ることで、行動にも移しやすいので1度見てみてはいかがでしょう。

何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書

上記の本には「自己認知度チェック」から始まり、

・自己肯定感は作れる
・自己肯定感を高めるトレーニング
・自己肯定感を一瞬で高める方法

家にいながら気軽に出来るトレーニングがズラッと載っています。

あなたの興味が湧いた方法だけでも、ぜひ実践してみてください。

書くだけで人生が変わる自己肯定感ノート

あなたの想いをノートに書き出すことで、自己肯定感を上げる方法です。

ネガティブな感情、そして願望、理想の自分などをノートに書いていきましょう。

ちなみに付属として、自己肯定感ノートが付いてくるので便利です。

最後に、まとめ。

要するに自尊心を高めることで、自信が持てたり、自分の想いを明確にして行動ができるということです。

そして、最後にひとつだけ大切なことを伝えておきます。

もし、あなたの自尊心が高くなくても「自分はダメなのかな」とは思わないでください。

あなたには、あなただけの良さがあるため、その良さを最大限に活かせる場所を見つけてほしいです。

あなたの人生がより良いものとなるように心から願っています。