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投稿者:

エンモジ

時間がない人の特徴と原因|ゆとりを持つための6つの改善方法を解説

仕事の量が多かったり、プライベートの時間が取れなかったりすると、「時間がない」と感じることがあります。

時間がない状態が続くと、残業の慢性化やストレスの蓄積によって心身に負担がかかる恐れがあるため、改善することが重要です。

時間がないと感じる人の特徴と原因、時間がない状態を改善する方法を解説します。

時間がないと感じる人とは?

仕事に取り組んでも業務量が減らない、期日に間に合わないなど、仕事に対して時間がないと感じる人がいます。仕事が忙しいことで残業が発生し、プライベートの時間も十分にとれない人もいるでしょう。

時間がないと感じている人は、常に時間に追われており、心身の余裕がない状態です。あまりに余裕がない状態が続くと、ストレスで体調を崩す恐れがあるため、改善することが求められます。

時間がないと感じる人の特徴

「時間がない」と感じる人には、次のような特徴があります。

・計画的な行動をとれない
・仕事を断れない
・周りを頼らない
・動作が忙しない

それぞれの特徴を解説します。

計画的な行動をとれない

時間がないと感じる人には、計画的な行動をとれないという特徴があります。

例えば、業務が発生した順に取り組む、途中で仕事を頼まれると優先してしまうなど、業務の内容を見ずに、こだわりや気分で行動してしまうでしょう。

業務の優先順位を考えてから仕事をしない場合、期日間近に重要な業務に取り組むなどして、「時間がない」と感じる可能性があります。

仕事を断れない

仕事を断れないことも、時間がないと感じる人の特徴のひとつです。

仕事を断れずにすべて受けてしまうと、スケジュールが埋まり、ひとつひとつの業務にかけられる時間が減ってしまいます。時間にも気持ちにも余裕がなくなるため、焦りが常につきまとい、時間がないと感じやすくなるでしょう。

業務量が多くなると、対応漏れがあったり、期日に間に合わなくなったりする恐れもあります。

周りを頼らない

時間がないと感じる人は、周りを頼らない傾向があります。難しい業務や、自分が取り掛かる余裕のない業務であっても、抱え込んでしまって周りを頼ろうとしません。人によっては、プライドの高さから周りを頼らないケースもあるでしょう。

周りを頼らずにひとりですべてやろうとすると、業務に遅れが生じ、関係するメンバーに迷惑をかけることもあります。

動作が忙しない

時間がないと感じる人は、動作が忙しないという特徴があります。業務量が多かったり期日までに時間がなかったりして、焦りからバタバタとした行動をとります。

冷静さや落ち着きがない行動は注意力の欠如を招き、ミスやトラブルを発生させてさらに業務負荷がかかる恐れがあるでしょう。また、忙しさから丁寧な行動をとれず、ドアの開閉音が大きくなる、相手の話に真摯に向き合わないなどすると、周りの人にネガティブな印象を与えることも考えられます。

人間関係が悪化すると、困っているときに助けてもらえないなどして、さらに時間がなくなるかもしれません。

時間がないと感じる原因

時間がないと感じる原因には、次の4つが挙げられます。

・業務にかかる時間を適切に計れない
・計画を立ててから業務に取り組まない
・予定を詰め込みすぎている
・目の前のことに集中できていない

なぜ「時間がない」と感じるのか、原因を解説します。

業務にかかる時間を適切に計れない

業務にかかる時間を適切に計れないことは、時間がないと感じる原因のひとつです。

例えば、業務ごとにかかる時間が分からず、急ぎの業務の前に時間のかかる業務を入れてしまうと、急ぎの業務に取り組む時間が減って時間がないと感じるでしょう。

自分の能力を把握できていないことも、業務にかかる時間を読めない理由として挙げられます。自分の能力を実力より高く評価した場合、簡単に終えられると思って後回しにした難易度の高い業務に苦戦し、期日に間に合わせるために残業が続くなどの状態になる恐れがあります。

計画を立ててから業務に取り組まない

時間がないと感じる原因のひとつに、計画を立ててから業務に取り組まないことが挙げられます。

仕事をしていると、日々さまざまな業務が発生しますが、行き当たりばったりで取り組んでいると急ぎの業務が後回しになったり、重要な業務の対応漏れが生じたりする可能性が高いです。

まず業務の優先順位を考えて、限られた時間のなかでどのように仕事を進めていくかの計画を立てないため、上手な時間の使い方ができず時間がないと感じるでしょう。

予定を詰め込みすぎている

予定の詰め込みすぎは、時間がないと感じる原因のひとつです。時間は1日24時間と決まっているため、予定を入れすぎてしまうと必然的に自由に使える時間は減ってしまいます。

例えば、仕事の予定を詰め込みすぎた場合、就業時間内に処理できず残業となり、プライベートの時間が減るでしょう。また、就業時間後や休日に人からの誘いの予定を入れすぎると、自分の趣味にあてる時間が減り、「自分の時間がない」と感じてしまいます。

ゆとりのないスケジュールは、心身の疲労やストレスの蓄積にもつながります。

目の前のことに集中できていない

目の前のことに集中できていないと、業務スピードが落ちるため、時間がないと感じやすいです。

仕事中にほかのことを考えて集中力が欠如していたり、「面倒くさい」などネガティブな気持ちで取り組んでいたりすると、スピーディーな業務進行ができず、時間内に仕事を終わらせられない可能性が高いです。

ひとつの業務に時間がかかった場合、ほかの業務の対応時間を圧迫して残業や休日出勤になり、プライベートの時間もなくなってしまいます。

時間がない状態を改善する方法

時間がない状態は、次に挙げる6つの方法を実施することで改善する可能性があります。

・自分のタスクに優先順位をつける
・「やらないこと」を決める
・生活習慣を整える
・自分のスキルを磨く
・効率化できる業務がないか見直す
・周りに頼る

すべてを実施するのが難しいという人も、できるものを日々の生活に取り入れてみましょう。

自分のタスクに優先順位をつける

自分のタスクに優先順位をつけ、業務スケジュールを立ててから仕事に取り組むと、時間を上手に使えます。

まずは業務を始める前に、自分のタスクをメモなどに書き出していき、内容を把握します。タスクごとの緊急性や重要度を確認し、優先順位とそれぞれにかかる時間の目安を記載して、ある程度の時間配分を整理したら、仕事に取り組んでいきましょう。

タスクごとにかかった実際の時間とあらかじめ定めた時間の目安を確認すると、業務にかかる時間や自分の能力の把握につながります。

また、明日に回しても問題ないタスクを線引きしておくと、突発的な仕事やトラブルが発生した際にも、線引きしたタスクを本日の業務スケジュールから除外し、新たな緊急性の高いタスクを入れるなどして、柔軟な対応を実現できます。

「やらないこと」を決める

有限である時間を有意義に使うには、「やらないこと」を決めることが大切です。

ひとつの業務のなかには、重要な部分と重要ではない部分があり、重要ではない部分に時間をかけすぎてしまうと、成果に結びつかなかったり、期日に間に合わなかったりする恐れがあります。

そのため、注力しなくてもいい部分は短時間で終わらせる、やらなくていいことはやらないようにすると、時間がない状態や仕事でのミスを回避できるでしょう。

仕事以外でも「やらないこと」を決めておくと、自分の時間の確保につながります。例えば、仕事からの帰宅後、毎日トイレ掃除をしているという場合は、週に1回に変更すると、日々、少しでも時間に余裕が生まれます。

生活習慣を整える

生活習慣を整えることは、時間がない状態を改善する方法のひとつです。

早寝早起きをした場合、朝早い時間は家族がまだ眠っていたり、出勤しても誰も出社していなかったりして、趣味や仕事に集中して取り組めるでしょう。

夜遅い時間も状況は似ていますが、その日一日の疲れによって物事に集中できない恐れがあるため、朝の誰にも邪魔されない時間を活用するほうが効果的だといわれています。

早寝早起きや栄養バランスのよい食事など、規則正しい生活をして心身の健康が整うと、モチベーションの向上も期待できるため、短時間での業務を実現できるかもしれません。

自分のスキルを磨く

周りの人のほうが自分よりも業務スピードが早いという場合は、自分のスキルを磨くとひとつの仕事にかかる時間が短縮され、時間に余裕が生まれる可能性があります。

例えば、周りは30分で資料作成できるのに対し、自分は1時間かかる場合は、タイピングスキルや資料作成ツールを使いこなすスキルが周りのほうが高いのかもしれません。

人によって得意・不得意はありますが、磨けるスキルは磨いてみると、よりスピーディーな業務によって時間を上手に使えるようになるでしょう。

効率化できる業務がないか見直す

自分の業務のなかで効率化できるものがないか見直すと、時間がない状態を改善できる可能性があります。

例えば、似たような業務をまとめて処理したり、活用できるツールやシステムを取り入れたりすると、業務にかかる時間を減らせて、「時間がない」と焦りや不安を感じることもなくなるでしょう。

また、業務効率化は時間に余裕が生まれるだけでなく、業務による身体的な疲労の軽減にもつながります。

周りに頼る

業務量が多かったり、自分には難しい業務だと感じたりした場合は、周りに頼ることも大切です。

自分ひとりで業務を抱えてしまうと、残業が続いたりストレスが大きくなったりして、心身に不調をきたす恐れがあります。また、自分の業務が滞った場合、周りも業務を進められず、迷惑をかけるかもしれません。

そのため、自分や周りのことを考えて、同僚に仕事の手伝いを依頼したり、上司に業務量の調整を相談したりしましょう。

時間にゆとりがある生活を送ろう

時間がないと感じる人には、仕事を断れない、周りを頼らないなどの特徴があります。

時間がない状態になる原因としては、優先順位を決めてから業務に取り組んでいない、集中力が欠けていることなどが挙げられるため、業務の取り組み方を工夫したり、生活習慣を整えたりして、時間に余裕を生み出しましょう。

時間にゆとりがある生活を送って、仕事もプライベートも充実させてくださいね。

 

記事執筆や校正など文字に関わる仕事を幅広く行う元金融業のフリーライター。静岡県在住だけど岐阜県も大好き。戦国武将の推しは斎藤道三。(ブログ:https://enmojilaboblog.com/

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