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投稿者:

ZYAO22編集部

アートと住宅造形が融合。“弁天舎”が岐阜に再び 岐阜ハウジングギャラリー県庁前展示場で10月7・8・9日に展覧会

映像作品「弁天様」「本に挟まる人」が話題沸騰

突然ですが、架空の出版社である“弁天舎”の『弁天舎ブックフェア』をご存じですか?

 

ブックフェアという名前ではありますが、決して本を売るイベントではありません。弁天舎ブックフェアとはアーティストの志茂浩和氏が手掛ける個展のこと。

 

神々しいオーラを放ち、実在するかに見える映像作品「弁天様」や本の間でそれぞれのポーズをとる同じく映像作品の「本に挟まる人」、弁天舎が出版したという想定の表紙だけの架空の本「フェイクブックシリーズ」などの斬新な作品は、多くの人を魅了しています。全国各地で開かれており、県内では今年5月に岐阜市司町のみんなの森ぎふメディアコスモスで初開催しました。弁天様や本に挟まる人はSNS上でも大きな話題を集めています。

10月7日から岐阜ハウジングギャラリーで開催

そんな弁天舎ブックフェアがこの秋に再び、岐阜で開かれることが決まりました。

 

期間は10月7、8,9日の3日間で、舞台は岐阜市薮田東の岐阜ハウジングギャラリー県庁前展示場です。そう、なんと、最新鋭のモデルハウスを舞台に繰り広げられることになったのです。メイン会場には、新装した映像作品「弁天様」がお目見え。これはもう究極のファンタジーで、ありがたき神の降臨か、この世にはびこる幻妖か。その姿が見るものに問いかけます。「本に挟まる人」もあらゆるモデルハウスにちりばめられます。

 

フェイクブックシリーズも、モデルハウスという空間を最大限に生かした新たなディスプレイを予定しており、これまでに弁天舎ブックフェアに足を運んだ人であっても再びあっと驚くこと間違いなしです。

アーティスト志茂氏の思い「空間も楽しむ提案ができたら」

なぜ、岐阜ハウジングギャラリー県庁前という場がアート空間に選ばれたか。それは志茂氏の熱い思いがあったからのこそです。

 

志茂氏は

日本人にとってアートは、もともと生活に密着したものだったのではないでしょうか。住居における様々な仕掛けや日常の中の細かな遊び。近所には仏閣という壮大なテーマパークもあって、わざわざ美術館に行く必要などなかった。それが戦後、無駄のない機能性を追及するあまり、アートは生活から離れてしまった。現在、本来のアートの姿を時代が取り戻そうとしている様に思える。今回は住宅展示場をギャラリーとして、空間も楽しむ提案をしています。そこに、少しだけ添える形で作品を展示します。住む人それぞれの生活をより楽しむための、私なりのちょっとした提案です。

とメッセージを寄せています。

8日には「本に挟まる人」の出演者も交えて、志茂氏のトークライブを開催。定期的に作者自身による作品紹介や、弁天舎に関する講義パフォーマンスなども行います。

岐阜ハウジングギャラリーの住宅造形とメディアアートが織り成す美しきフェイクの世界。どうぞご堪能あれ。

 

 

 開催概要

志茂浩和個展 弁天舎ブックフェア「虚と実のあいだ」&ART#1

場所 岐阜ハウジングギャラリー県庁前展示場(岐阜市薮田東1-2-17

日時 202310月7、8、9日10:0017:00

※『&ART』は岐阜ハウジングギャラリーのアートプロジェクトの名称。アートのある豊かな暮らしに着目し、今後も様々なアーティストとコラボレーション展を開催していきます。

PRPRESENTED BY 岐阜ハウジングギャラリー

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