【第4回】秋の山菜採りのすすめ|さばいどる かほなんのアウトドアのススメ
皆さんこんにちは!夢は無人島生活!岐阜県出身、在住の、アウトドアが大好きな現役アイドル、さばいどる かほなんです。
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YouTubeチャンネル「さばいどるチャンネル」(登録者数約47万人)にてキャンプや登山や釣りなどのアウトドア動画を配信しています!
さて、暑い日もまだ続きますが、秋らしい日も段々と増えてきました。
秋といえば食欲の味、そして山菜採りの秋です!秋の山菜は春の山菜より種類は少ないですが、美味しいものが沢山ありますよ!今回は私のおすすめの秋の山菜と、その採り方と食べ方を紹介します!
さあ、岐阜で秋の山菜狩りに挑戦してみましょう!
●かほなんオススメ!秋の山菜●
①栗
秋になるとイガをパカっと開けて地面にポロポロと転がっている栗。山や山里で一度は見た事がある方も多いのではないでしょうか?その栗の中でも山野に自生しているものを“山栗(ヤマグリ)”や“柴栗(シバグリ)”と呼びます。
これらは実は小さいですが、風味が強く、栽培品と比べても負けていないぐらい美味しいです。普通の栗と同様に蒸したり焼いたりして食べる事ができます。
栗の拾い方は、両足の靴の先でイガを開くように踏んで、露出した実を火バサミなどで摘んで拾います。拾った実は一度よく見て虫食いの穴がないかチェックしましょう。
②むかご
むかごは長芋や山芋(自然薯)などの葉の付け根にできる球状の芽(球芽)のことで、ここでは自然薯のむかごについて紹介します。
味は山芋と似ていて、生食ではシャキシャキと、熱を通すとホクホクとして、そのまま醤油をかけて食べたり、炊き込みご飯や甘辛炒めにして食べると美味しいです。
縦長で先端が鋭く尖っているハート型の葉をしたつるに、1~2cmの丸い実のようなものをつけていたら食べられるムカゴです。
熟したムカゴは触るとポロっと取れるようになるので、開いた傘を逆さまにしてむかごがなるつるの下で構えて、つるやつるが絡まっている枝を揺らし頭上から落ちてくる実を傘でキャッチしましょう。注意するポイントは、普通のハート型の葉をしたつるにゴツゴツしたムカゴが付いていれば毒性のあるニガカシュウのムカゴなので、こちらは採らないようにしてください。
③サルナシ
つる性の植物で、キウイフルーツのような味の美味しい果実がなります。
直径2~3cm、長さ3~4cmの小ぶりの実で断面もキウイフルーツにそっくりですが、表面に毛がないため皮をむくことなく食べる事が出来ます。そのまま食べても美味しいですし、ヨーグルトにトッピングしたり、ジャム等に加工しても良いです。
サルナシは栽培に向かず、自生しているものを見つけるのも難しいため”幻の果物”とも呼ばれています。たしかに見つけるのは難しいですが、私のおすすめの探し方は地面を見ること!つる性のサルナシは他の木の枝に巻きついているので頭上にある事が多いですが、熟すと地面に落ちて発見しやすくなるので、もし小さなキウイのようなものがポロポロと落ちているところを見つけたら頭上をよく探してみてください。見つけたら超ラッキー!
写真はサルナシとむかごです。
サルナシを見つけたら、是非切ってみて断面を見てみてくださいね。キウイフルーツにそっくりで驚きますよ。
いかがでしたか?秋の山菜は他にもクルミ、アケビ、マタタビと様々な種類があり、私もいろいろと採って食べてみましたが、皆さんにおすすめしたいのは今回紹介した3つです。最後に、山菜を採る時は採っても良い場所かどうかを確認しましょう。安全に気を配り、自然豊かな岐阜県で秋の山菜狩りを楽しんでくださいね。
さばいどる かほなん
岐阜県出身。
無人島を買って生活することを目標に、 サバイバル×アイドル=さばいどる として活躍する現役アイドル。
山を買い、狩猟免許や重機の資格も持つ。
キャンプ、釣り、登山から生きる知恵を学び、その様子を自身のYouTubeチャンネル「さばいどるチャンネル」にて公開している。