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投稿者:

エンモジ

自分探しとは?メリットやデメリット、方法に注意点も紹介

自分探しとは?メリットやデメリット、方法に注意点も紹介

「今の生き方より、もっと自分に適した人生があるのではないか?」

自分の人生に疑問を抱いたり、現状に不満を抱えていたりする人は多いかもしれません。

自分探しは、自分の新たな一面に気付け、理想の人生の実現につながる可能性があります。一方で、デメリットや注意点もあるため、自分探しをする前に把握しておくことが大切です。

自分探しの意味やメリット・デメリット、自分探しの方法と注意点をご紹介します。

自分探しとは?

自分探しとは、自分の生き方や居場所、人生における目的などを探し、求めることです。

多様な職業、生き方がある現代において、自分に合う、納得できる働き方や生活を探したり、考えたりすることで、新たな自分に気付けるなどして、理想の人生を歩めるきっかけになる可能性があります。

なぜ自分探しをしたいと思うのか

自分探しをしたいと思う理由は、主に4つあります。

・目標や夢が見つかっていないから
・今に不満を持っているから
・現代には様々な選択肢が用意されているから
・周りが変化しているから

目標や夢が見つかっていないから

目標や夢が見つかっていない人は、自分探しをして自分の目標や夢を見つけたいと考える傾向があります。

単調な日々の繰り返しに「自分の人生とは?」と疑問を感じ、自分の人生の目的ややりたいことを求めて自分探しをするでしょう。

今に不満を持っているから

今に不満を持っている人は、不満を感じない生き方を求めて、自分探しをすることがあります。

例えば、人生で多くの時間をかける仕事に対して不満を持っていると、「自分が本当にやりたいことなのか?」「ほかに自分が輝ける仕事があるのではないか?」と考え、自分の人生について探求します。

現代には様々な選択肢が用意されているから

様々な選択肢が用意されている現代では、自分がやりたいこと、適していることがわからなくなる人もいます。

会社員、フリーランス、副業などの働き方や、多種多様な職業など、人生の選択において悩むことは多いでしょう。よりよい人生を歩むために、自分探しをして自分のことを知ろうとします。

周りが変化しているから

インターネットの発達やSNSの普及によって、知人や友人、その他多くの人々の生活や仕事、生き方が簡単に見られるようになりました。

日々変化している人々と自分を比較してしまい、羨望などから「もっと自分らしい生き方があるはず」と思い、自分探しを始める人もいます。

自分探しをするメリット

自分探しをすると、次の3つのメリットを得られます。

・人生の方向性を見つめなおすことが出来る
・自分が持つ視野が広がる
・新しい自分を発見することができる

自分探しをするメリットをご紹介します。

人生の方向性を見つめなおすことができる

自分探しをすると、人生の方向性を見つめなおすことができます。

自分探しによって、自分の好きなこと、苦手なこと、考え方などを客観的に見られるため、自分の人生の目的や、目的を達成するための方向性の正しさや誤りに気付けるでしょう。

自分が持つ視野が広がる

自分探しは、自分の視野を広げることにもつながります。

自分が知らない土地に行ったり、知らない人と話したりすると、新たな知識や価値観を得られる可能性があります。自分が知っている世界や考えが広がれば、自分のやりたいことが明確になるかもしれません。

新しい自分を発見することができる

新しい自分を発見できることも、自分探しのメリットのひとつです。

自分探しとして、さまざまな体験や自分の見つめなおしを行うと、知らなかった自分の特技や趣味に気付くことがあります。また、コンプレックスに感じていた部分を長所と認識できるなど、物事の捉え方に変化が生じるかもしれません。

自分の新たな一面を見られたり、好意的に捉えられたりすることは、目標の発見や現状の受け入れにつながる可能性があります。

自分探しをするデメリット

自分探しにはメリットがある一方で、デメリットもあるため注意しましょう。

自分探しのデメリットは下記のとおりです。

・明確なゴールがない
・かえって自分を見失ってしまうことも
・時間と労力がかかる

明確なゴールがない

自分探しには明確なゴールがないため、やめるタイミングがわからず、いつまでも自分を探し続ける恐れがあります。

自分探しをする人のなかには、人生の目的や目標を見つけ、目的達成という次の段階にステップアップできる人もいるでしょう。しかし、自分に合った生き方が見つけられない場合は模索し続け、気付いたら何年も経っていた、ということになりかねません。

自分探しをしている間、自立せず、人のお金や好意を当てにしていた場合は、あまり好ましい状態とはいえないでしょう。

かえって自分を見失ってしまうことも

自分探しをすることで、かえって自分を見失ってしまうこともあります。

自分のことを考えすぎてよくわからなくなってしまった、いろいろ体験した結果自分がしたいことが決められなくなったなど、自分探しが必ずしも人生の道しるべになるとは限りません。

人によっては、自分の新たな一面を発見できなかったり、体験したことが失敗したりして、自分探しをしたことを後悔する可能性もあります。

時間と労力がかかる

明確なゴールがない自分探しは、時間と労力がかかるため、勉強や仕事を後回しにするなど、自分がやるべきことが疎かになる恐れがあります。

また、いつまで経っても自分の人生の目標や理想を見つけられず、途中で挫折してしまって自分のなかにわだかまりを残すことも考えられます。

自分探しの方法4選

自分探しをする方法は、4つあります。

・自分探しの旅に出る
・ライフプランを作ってみる
・自分と向き合う時間を作る
・自分について周りの人に聞いてみる

簡単にできることばかりのため、自分に合った方法を試したり、複数の方法を組み合わせたりするといいでしょう。

自分探しの旅に出る

自分の新たな一面を見つけたり、視野を広げたりするために、自分探しの旅に出ましょう。

自分の感性や考えに素直に従って行動できるように、旅には一人で行くことをおすすめします。また、自分を理解するために、物事に対して感じたこと、考えたことなどの記録をとることも大切です。

自分探しの旅のポイントは、旅の目的と期限を設定することです。何も決めずに旅に出ると、何も得られなくてお金と時間を浪費しただけになる恐れがあるため、期限を定め、期限内に目的を達成することを意識しましょう。

ライフプランを作ってみる

自分のライフプランを作ると、自分が今やるべきことが見えてくる可能性があります。

例えば、25歳で結婚、27歳で第1子誕生、30歳で住宅購入など、自分の人生の計画を立ててみましょう。〇歳の自分は何をしていたいかを考えることで、どのように人生を歩んでいったらいいかがわかるかもしれません。

自分と向き合う時間を作る

自分と向き合う時間を作り、自分のやりたいことや現状の悩み、不安などをノートなどに書き出してみましょう。

書き出すことで自分の願望や悩みが整理され、客観的に自分を見つめられるため、新たな自分を発見できたり、悩み解決のアイデアがひらめいたりする可能性があります。

自分と向き合う際のポイントは、自分に嘘をつかないことです。周りからどう思われるかを気にしたり、実現可能かを基準にしたりせずに、自分の素直な思いを書き出すことが大切です。

自分について周りの人に聞いてみる

自己理解を深めるには、周りの人に自分のことを聞いてみるのもおすすめです。

自分の長所、得意なこと、向いている仕事などを聞き、他者が分析した自分を知ることで、自分が知らなかった長所や向いている仕事に気付け、新たな選択肢が見つかるかもしれません。

自分探しの際の注意点

自分探しをすると、知らなかった自分を発見できたり、自分が理想とする生き方に気付けたりする可能性がありますが、実施する際には次の3点に注意が必要です。

・現実逃避する理由付けになっていないか
・持っている理想が大きすぎないか
・無理にでも答えを見つけようとしていないか

自分探しで注意すべき点を解説します。

現実逃避する理由付けになっていないか

「自分探し」という名目で、現実逃避をしたいだけになっていないか、振り返ってみてください。

「人生がつまらない」「日常が嫌だ」などの漠然とした理由で自分探しをしようとしている人は、なぜ人生がつまらないと感じるのか、日常が嫌だと感じるのかを深掘りし、改善すると、自分探しをしなくても人生に対してポジティブな感情を抱ける可能性があります。

例えば、「人生がつまらない」理由が「仕事が忙しすぎて遊ぶ時間がない」であれば、ワークライフバランスをとれる仕事に転職することが改善策として考えられます。「日常が嫌だ」の理由が「仕事でミスばかりして叱られてばかりいる」であれば、スキルアップのための勉強をすると、日常を変えられるかもしれません。

持っている理想が大きすぎないか

自分探しによって理想の自分が見つかっても、抱いた理想が大きすぎる場合は注意が必要です。

最初から理想の自分を目指して大きな目標を設定すると、目標を達成できずに自己嫌悪に陥ったり、現実と理想のギャップに苦しんだりして、挫折する恐れがあります。

そのため、大きな理想を持つ際には、理想の自分に到達するまでの工程を細分化し、小さな目標をひとつずつ達成していくことが大切です。

無理にでも答えを見つけようとしていないか

自分探しは、時間がかかるもののため、途中で疲れるなどして答えを無理やり見つけようとすることがあります。また、自分探しの時間を制限した場合、その時間内で何も得られそうになければ、適当に答えを見つけて「達成」したことにするかもしれません。

無理やり見つけた答えは、本当の理想の生き方や自分ではない可能性が高いため、自分探しの効果を得られない恐れがあります。

答えを見つけられないと焦りを覚えますが、自分探しを成功させるために気持ちに余裕を持って自分と向き合いましょう。

まとめ

自分探しとは、自分の理想の生き方や人生の目的を探すことを意味し、自分の視野が広がったり、人生の方向性を見つめなおせたりするメリットがあります。

一方で、自分探しが現実逃避となっているケースもあるため、現状に不満がある人は不満の原因を深掘りし、改善を試みてみると不満の解消につながるかもしれません。

自分探しの方法は複数あるため、自分が行動に移しやすい方法を選択して、知らなかった自分や理想の生き方を発見してくださいね。

 

記事執筆や校正など文字に関わる仕事を幅広く行う元金融業のフリーライター。静岡県在住だけど岐阜県も大好き。戦国武将の推しは斎藤道三。(ブログ:https://enmojilaboblog.com/

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