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投稿者:

エンモジ

ブレスト(ブレインストーミング)とは?やり方やメリット、便利なツールを紹介!

「ブレストしよう」と上司や先輩から言われて、意味が分からずに戸惑った経験がある人は多いかもしれません。

日常生活では聞き慣れないブレストですが、仕事の場面では頻繁に出てくる可能性があるため、意味を理解し、正しく行うことが求められるでしょう。

本記事では、ブレスト(ブレインストーミング)の意味やルール、ブレストに活用できるツールなどをご紹介します。

ブレスト(ブレインストーミング)とは

ブレストとは、ブレインストーミングの略称で、集団のなかの一人ひとりがさまざまな意見やアイデアを自由に出し、イノベーションを起こすようなアイデアや問題の解決策を引き出す集団思考開発法のことを指します。

年齢や役職などに関係なく思い思いに意見を発するため、さまざまな立場や視点からの意見を集められ、企業のさらなる成長につなげられる可能性があります。

もともとはアメリカで開発された集団的思考技術ですが、新商品や新サービスの実現などのために、取り入れている日本の企業も多いでしょう。

ブレスト(ブレインストーミング)の意味

ブレスト(ブレインストーミング)は英語で「brain(脳)storming(嵐)」と書くことから、「嵐のように脳を稼働させてアイデアを出す」のような意味をもちます。

ブレストは「ブレーンストーミング」ともいわれますが、ブレインストーミングと同じ意味です。

ブレストの効果

ブレストは、テーマに沿って自由に意見を発することのため、参加者から集めた多種多様な意見によって問題解決ができたり、新たなサービスを生み出せたりする可能性があります。

例えば、通常の会議では発言を遠慮してしまう若手社員でも、ブレスト会議では意見を発言しやすくなり、若手目線の問題打開策やアイデアが業務に活かせるかもしれません。年齢や役職などの隔たりがなく意見を言える場のため、社員同士のコミュニケーションを深められるメリットもあるでしょう。

また、ブレストによって、「流行に詳しい人」「高齢者の生活状況が分かる人」など、それぞれの社員がもっている知識やスキルを把握できる可能性があるため、社員がより能力を発揮できるように人事異動の参考にしたり、他社員の知識を深められたりする効果も考えられます。

ブレストのルール(4原則)

ブレストを効果的に行うためには、4原則のルールを守ることが大切です。

ブレストのルール(4原則)を解説します。

①批判・評価をしない

ブレストによって出された意見に対し、批判や評価をしないように注意しましょう。

例えば、若手社員が出した意見に対し、上司が「それは無理だよ」「もっと実現性のある意見を出してよ」などと言った場合、若手社員は意見に自信がもてなくなったり、「何を言っても否定される」と思ったりして、意見を出さなくなってしまう恐れがあります。

参加者一人ひとりから活発な意見や斬新なアイデアが出ない場合、ブレストの場を次に活かせなくなってしまうため、出された意見を尊重し、批判や評価をしないことが重要です。

②自由にアイデアを出す

ブレストは、各自が自由に意見を発言してアイデアを生み出す場のため、ブレストの途中で結論を出したり、アイデア出しを遮って判断したりしないように注意が必要です。

まずは自由なアイデアを参加者が出し切り、ブレスト後も思考が止まらず、新たなアイデアが浮かぶような状態が望ましいといえます。

③アイデアの質より量を重視

ブレストで出すアイデアは、質より量を重視することが大切です。

ブレストをする際に「テーマの結論を出さないと」「問題を解決しないと」などと意見の質にこだわった場合、自由な発想ができず、意見やアイデアが出づらくなってしまう恐れがあります。

さまざまな意見やアイデアを出すことで他者の考えとまとまってよりよいアイデアになったり、気付きを得られてさらなる意見が生まれたりする可能性があるため、ブレストでは量を多く出すことを意識しましょう。

④アイデアを一つにまとめて発展させる

ブレストで出たアイデアを一つにまとめることで、新たな気付きを得たり違った視点から考えられたりする可能性があるため、革新的なアイデアを生み出せるかもしれません。

ブレストは、他者との意見やアイデアの優劣を決める場ではないため、他者の意見やアイデアを傾聴し、積極的に自分のアイデアと組み合わせたり、思考の材料にしたりすることが、ブレストの効果を高めるために求められます。

ブレストのやり方

ブレストは、問題解決を図ったり、革新的なアイデアを出したりするために役立つ思考法ですが、やり方を誤るとただの雑談の場になってしまい、効果を得られない恐れがあるため注意が必要です。

テーマに沿って的確なアイデア出しが行えるように、ブレストを行う際の5つの手順を確認しておきましょう。

⓪ブレストに必要なものの準備

ブレストは、出た意見をまとめたり、組み合わせたりする必要があるため、ホワイトボードや模造紙、付箋、ペンなどを準備しましょう。

ホワイトボードや模造紙を用意し、参加者が見える位置に設置して意見を書いたり、各自が意見を書いた付箋を貼ったりすることで、出された意見の把握につながります。また、似たような意見をまとめる場合にも、色をつけたり付箋を分類したりすれば分かりやすいでしょう。

ブレストの様子を録音や録画しておけば、意見の聞き直しやブレストの改善点などが見られる可能性もあるため、録音機器や録画機器を用意しておくことも検討しましょう。

①ブレストの役割決め|ファシリテーターと書記係

ブレストは、さまざまな意見やアイデアを収集するために、年齢や性別、役職や職歴などが多様な、3人から10人ほどの参加者を集めることが求められます。

ブレストを効率よく進めるために、進行役であるファシリテーターと、出された意見をホワイトボードなどにまとめる書記係も選定しましょう。

ファシリテーターは基本的に進行役に徹し、参加者に意見を求めたり、組み合わせられるアイデアを組み合わせたりなど、ブレストが円滑に進むような行動を意識します。

②課題の把握と目的(ゴール)の決定

ブレストでテーマに沿った意見やアイデアが出るように、ブレストを行う課題と目的を参加者全員が把握しておくことが大切です。

例えば、「既存商品の売れ行きがよくない」という課題に対し、「自社の主力となる新商品を発売する」という目的を設定した場合、新商品を生み出すための意見やアイデアを集められるでしょう。

一方で、目的を設定しなかった場合、「既存商品の改善案」などが出て、「新商品を生み出す」ためのブレストの方向性がずれてしまう恐れがあります。

有意義なブレストの時間となるように、課題と目的を明確にして、参加者の認識を合わせることが求められます。

③アイデア出し

課題や目的を参加者が把握できたら、アイデア出しを行います。より多くのアイデアを出すことがブレストにおいて大切なため、アイデアを出す制限時間を決めると、参加者一人ひとりが考えることに集中し、多くのアイデアを引き出せる可能性があります。

アイデア出しは、すべてのアイデアを出し切るまで続けることが望ましいため、一定量のアイデアが出たら小休止をし、再度制限時間を設けアイデアを出すというサイクルを回すといいでしょう。

④アイデアをまとめる

参加者から出されたアイデアをまとめ、さらに発展させていきます。

ホワイトボードに書かれたアイデアや貼られた付箋を分類すると、新たな気付きがあるかもしれないため、さらにアイデアが浮かぶ可能性があります。

他者の意見を参考にしたり掛け合わせたりして、目指す目的に向けたアイデアを発展させていきましょう。

ブレストに便利なツール3選

ブレストは、ホワイトボードや模造紙を使わずに、オンラインでも行えます。

ブレストに活用できる便利なツールやアプリをご紹介します。

※2023年1月現在の情報です。

GitMind

GitMindは、PCやスマホなどで活用できる無料のブレストツールで、WANGXU TECHNOLOGY (HK) CO., LIMITEDが提供しています。

共同編集ができるため、参加者から出たアイデアをツール上で容易にまとめられるでしょう。また、自動保存機能がついていたり、簡単な操作で利用できたりするため、オンラインツールに不慣れな人でも扱いやすいかもしれません。

■GitMind
https://gitmind.com/jp/

■GitMind(アプリ・App Store)
https://apps.apple.com/jp/app/id1566810191

■GitMind(アプリ・Google Play)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.apowersoft.gitmind&pli=1

Draw.Io

Draw.Ioは、ブラウザ上で利用できる無料ツールです。さまざまな図形やテンプレートが提供されているため、ブレスト前にマインドマップで自分の考えを整理するほか、図形を用いたプレゼン資料などの作成にも活用できます。

データの保存先は、GoogleドライブやOneDrive、GitHubなど複数あり、保存先から再度作成画面へ開くことが可能です。

アカウント登録なしで利用できるため、気軽に取り入れられるでしょう。

■Draw.Io
https://app.diagrams.net/

Coggle

Coggleは、共同編集によってオンライン上でリアルタイムにブレストができる無料ツールで、CoggleIt Limitedが提供しています。

画像をアップロードして視覚的に分かりやすい情報を参加者に共有したり、PDFや画像でダウンロードを行えば、データとして他者へ見せたりできます。

Coggleは有料プランもあるため、Coggleをさらに利用したい場合には検討するといいかもしれません。

■Coggle
https://coggle.it/

■Coggle(アプリ・App Store)
https://apps.apple.com/jp/app/coggle/id1187423011

■Coggle(アプリ・Google Play)
https://play.google.com/store/apps/details?id=it.coggle&hl=ja&gl=US

 

記事執筆や校正など文字に関わる仕事を幅広く行う元金融業のフリーライター。静岡県在住だけど岐阜県も大好き。戦国武将の推しは斎藤道三。(ブログ:https://enmojilaboblog.com/

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