【第13回】褒め力のパワー|めてお先生のVTuberとして生きていく
前々回からコミュニケーション能力の話をさせてもらってますが、個人的に「褒める力」って人と人との関係性を良くする時にすごくパワーを発揮すると思ってるんです。
ということで、今回は「褒める」のパワーと、どうすればそれを効果的に使えるのか?という話をしていきたいと思います。
褒め上手は得をする
周りに、何故かその人の周りの人がことあるごとに助けてくれる人っていませんか?
私分析によると、多分その人「褒め上手」です。
人を「褒める」効果
- 褒めた相手との関係性が良好になる
- 周りの人との関係性も向上しやすい
- 自分の気持ちも前向きになる
- 自分の性格が良くなる
褒めるって、その褒めた相手だけじゃなくて、色々な効果があるんです。
人間の脳みそって、繊細だけど大雑把にできているらしく褒め言葉の『主語を理解していない』んだそうです。なので、誰かが褒められている時、周りの人の脳みそもその褒め言葉を半自動的に受け取ってるらしいんですね。
もちろんその褒め言葉は発してる自身の脳みそも受け取っているので誰かを「優しい」と褒めた時、脳みそは自分自身が優しいと認識するんだそうです。
褒め言葉だとあまり実感がないかもしれないんですが、仕事中に誰かが怒られてるのを聞くと気分がよくなかったり、悪口ばっかり言ってる人って性格が良くないなと思ったりしたことはないでしょうか?
つまり、人を「褒める」のはその逆の効果を生むということです。
褒めるポイント
とは言っても、いきなり誰かを褒めようとした時、何を褒めればよいのかわからないと思います。そんな時は下記のポイントを探して褒めてみてください。
・行動(努力)や成果
「そこにあったゴミ捨ててくれたの嬉しい!ありがとう!」
「電話出てくれたの助かった!」
・性格
「細かいところまで気配りしてくれるよね」
「いつも正直だから友達多いんやろなぁ」
・考え方
「その考え方、気づかなかった!さすが!」
「いつも目の付け所が違うよね」
他にも見た目やセンスや能力、成果を褒められたら嬉しいことも多いと思いますが、先に挙げた3つの部分って、中々褒められることが少ないから、より嬉しく感じませんか?
「さしすせそ」を使って褒める
先ほどの例でなんとなく褒め方はわかったかもしれません。それにプラスしてよく褒め言葉で使われる「さしすせそ」というのがあります。
最近はSNSでキャバ嬢とか合コンで女性が使う褒めテクニックとしても出回ってるので知ってる方もいるかもしれません。
「さ」流石!
「し」知らなかった
「す」スゴイ!
「せ」センスある!
「そ」そうなんですね!
NGな褒め方
これだけ気をつけておけば変な褒め方にはならないという3つを紹介しておきます。
・わざとらしい/過剰
→逆に嫌味に聞こえることってありますよね…
・上から目線
→普通の会話でも嫌な上から目線。褒められてても嫌なもんは嫌です。
・第3者との比較
→誰かと比較して相手を下げる褒め方、逆にネガティブな印象を持ったりもします。
褒める力はコミュニケーション手段の1つです。持っておくと咄嗟の時に使えるテクニックのようなものなので、良ければ習得してみてください。
次回は最近相談があった「同期への嫉妬」というテーマでお送りしようと思います。
禰好亭めてお
イベントでのMC、専門学校の授業、雑誌の連載コラム等の実績を持ち、YouTubeではVTuber向け「VTuber講師」動画のUPやお悩み相談配信、対談コラボなどを行っている。教員免許や宅建士の資格を持ち、SNSでも人の役に立つ様々な情報を発信中!