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投稿者:

ZYAO22編集部

【今日のアグリビト】必要なことは怠らず丁寧に育てたお米で幸せを届けたい | 瑞浪市 米農家 鵜飼龍則さん

岐阜の農業を支える「アグリビト」にインタビュー。

今回は瑞浪市で米を生産する鵜飼龍則さんを紹介します。

 

IT業界から転身、父と共にスタートした米農家

祖父母がお米を育てていて、幼いころ稲刈りを手伝った記憶があります。

JA職員だった父が退職後、専業の米農家としてスタートし、IT関連の仕事に就いて名古屋まで通っていた私も約6年前に離職し、父とともに本格的に米作りに携わるようになりました。

近隣の水田を頼まれるなどして、今では合計14ヘクタール、7品種ほど育てています。

 

最初は真夏の炎天下で約4時間の草刈りなど、体力面で苦労しました。

稲刈りの時期も忙しいですが、今ではだいぶ慣れましたね。朝起きて、日が暮れたら仕事を終える。

 

ゆっくり寝て、疲れた体を休める。こんな働き方が性に合っているな、と思います。

 

美味しく安全な米を届けるために大切なこと

大切にしていることは、当たり前なのですが、やらなきゃいけないことをちゃんとやること。

高くても必要な機会であれば導入したり、丁寧に草刈りをしたり、その分ちゃんと米に返って来ます。

どんな農家も、美味しく安全なものを届ける努力をしていることは確かだと思いますね。

 

栽培方法や機械の運転も父に教わりました。でもまだまだ経験が浅く、十分ではありません。

父の引退後も長く農業を続けるために、PCなどを活用し、父の頭の中にある知識や経験をできるだけ「見える化」させていきたいです。

そうすれば誰かに手伝ってもらうこともできますからね。

 

日本人にとっての幸せを支えていく

炊けたときにふわっと漂うあの香りは、海外ではくさい、と感じるところもあるとか。

日本人にとって、お米とおかず、みそ汁を食べて…お腹いっぱいになって幸せ。そんな感覚が、食の原体験としてあるんじゃないかと思うんです。

 

近年はお米の消費量が減っていますが、技術の進歩と農家の努力で、どんどんおいしくなっています。毎日の健康と幸せのために、生活の軸として、お米を捉えていただけたらと思います。