副業におすすめのスキルシェアサービス|稼ぐコツについても紹介
「スキルを活かして副業したい」
「スキルシェアサービスってどんなものなの?」
「スキルのない自分でも稼ぐことができるのだろうか?」
近年、インターネットの普及や副業を解禁している企業が増加傾向にあり、スキルシェアサービスも拡大してきていあります。そのため、このように興味を持っている人も多いのではないでしょうか。
ここではスキルシェアサービスについてや、副業におすすめのサイト、稼ぐコツについてなどを紹介していきます。この記事を読むことで、スキルケアサービスがどのようなものなのか、自分に合うサイトはあるのかなど、スキルシェアサービスについて詳しくなれます。
スキルシェアサービスに興味のある人や副業をしたい人、自分の好きや得意を仕事にしたいと思っている人は、ぜひ読み進めてみてください。
目次
スキルシェアサービスって何?
スキルシェアサービスとは、個人の持つスキルや知識を他人にシェアして、お金を得るサービスのことです。インターネットの普及に伴い、国内外を問わず、多くの人や企業に自分の好きや得意を提供できる時代になりました。
スキルシェアサービスは、そういった提供者とクライアントをつなぐ役割をしています。サイト毎に特徴が異なり、スキルなしで働ける案件からプロ級の案件まで、スキル別で選ぶことができます。
スキルシェアサービスで出品できるものを探そう
スキルシェアサービスは数多くあります。自分の特技や今までの経験を必要としている人がいるか、出品できる趣味があるかなどを探してみましょう。
サイトに登録する前にできることを整理し、自分に合ったサービスを利用することが成功への近道です。
自分の特技から探す
まずは、自分の特技を思い出してみましょう。自分では当たり前と思っているスキルが、誰かの役に立つこともあります。
例えば、カウンセラーの資格を持っている人であれば悩み相談が、縫製技術のある人は依頼者の要望通りの衣装を作ることができるでしょう。また、料理や掃除などの家事全般が得意な方には、家事代行サービスの副業もあります。
スキルシェア系の副業であれば、自分の特技を存分に活かした仕事をすることが可能です。
今までの経験から探す
今までの経験から仕事を探す方法もあります。
例えば不動産や株などの投資をしている人は、これから始めようと思っている人に、経験者ならではの有益なアドバイスを提供できるでしょう。特定の業界に詳しい人には、ヒアリング調査に協力する案件を出しているサービスもあります。
また、司会やアナウンスのスキルがある人は、話し方講座を開くことができます。
自分の趣味から探す
趣味を仕事にしたいという憧れも、スキルシェアサービスであれば叶えられる可能性があります。
スキルシェアサービスは、専門性を持ったサイトも多く存在します。例えば、趣味のハンドメイドの教室を開く、オリジナルのキャラクターを描いて販売する、文章を書いて報酬を得るなど、これら全てが仕事になります。
自分の趣味が仕事になるかといった視点からも、探してみてください。
スキルシェアサービスを使うメリットとデメリット
スキルシェアサービスを使うメリットは、まず自分の好きや得意を提供できることです。働く時間や提供価格も自由に決められるため、副業としても人気があります。そして、登録数の多いサイトでは、自分だけではリーチできなかった企業や個人と出会える可能性があります。
デメリットは、出店側の手数料が高いことです。登録料が不要の代わりに、報酬の何%かを支払う仕組みのサービスがほとんどです。手数料については、サービスを利用する前にきちんと確認しておきましょう。
副業におすすめのスキルシェアサービス
ここからは、副業におすすめのスキルシェアサービスを20個紹介します。スキルシェアサービス初心者でも始められるサイトから、専門性を活かせるサイトまで幅広く集めました。ぜひ以下を参考に、自分に合うサービスを利用してみましょう。
ココナラ
ココナラは、個人のスキルを気軽に売り買いできるスキルシェアサービスです。ECサイト制作やオンラインヨガ教室、ウエディングブーケの作成など、200以上のジャンルが設けられているため、ニッチな特技も活かすことができるでしょう。
サービス提供は、テキストやビデオチャット、電話などのオンラインツールで完結するため、在宅での副業が可能です。
CrowdWorks(クラウドワークス)
クラウドワークスは全国78万社のクライアントが利用し、ユーザー数480万人の大型のクラウドソーシング系スキルシェアサービスです。
クラウドソーシングとは、企業や個人事業主が不特定多数の人に、インターネット上で業務を発注する業務形態のひとつです。
仕事は200種類以上あり、案件は初心者向けから経験者向けまで豊富に揃っています。そのため、副業初心者でできることを探している人も案件が探しやすいでしょう。
出典:全国78万社がクラウドワークスを選ぶ理由|クラウドソーシングは「クラウドワークス」
参照:https://crowdworks.jp/
Lancers(ランサーズ)
ランサーズは、登録者数110万人以上の大型クラウドソーシング系スキルシェアサービスです。350種類以上の仕事カテゴリと常時210万以上ある案件から、スキルに合った仕事を選ぶことができます。
複数の仕事を獲得する方法があるのも魅力で、クライアントの募集に見積もりを提出・提案するプロジェクトや、募集に沿ったデザインやコピーを作成し、クライアントに選ばれると受注できるコンペなどがあります。
出典:仕事発注サイト|クラウドソーシング ランサーズ Lancers
参照:https://hosting.lancers.jp/lp/client/
nutte
nutteは、プロの縫製職人に縫製を依頼できるスキルシェアサービスです。縫製や型紙作り、お直しのスキルを副業で活かしたい人におすすめです。
クライアントから洋服や衣装、ペット、インテリアなど、豊富なジャンルのオーダーメイド作品依頼を型紙から受け付けます。忙しいときは受注をお休みすることもできますので、副業にもピッタリでしょう。
REQU(リキュー)
REQUはAmebaやAbema TVと同じ、サイバーエージェントが運営するスキルシェアサービスです。イラストや占い、ヨガや美容のレッスン動画など、あらゆる情報の有料記事も販売できます。
出品した商品は、自分のアメブロで紹介し、そこから販売に繋げることができます。そのため、ブログを得意とする方やSNSのフォロワーが多い方、プライベートでの経験をシェアしたい方におすすめのサービスといえます。
ゼヒトモ
ゼヒトモは、専門的なサービスを提供したいプロ向けのクラウドソーシング系スキルシェアサービスです。個人はもちろん、中小企業がサービス提供者として登録しているのが特徴です。
費用は、初回にクライアントと連絡を取るときにのみ手数料を支払う仕組みで、その他は特にかかりません。そして、契約したクライアントとは、その後サイトを経由せず個人的に取り引きができるという、提供者に便利な仕組みとなっています。
SKIMA
SKIMAは、個人がオリジナルのイラストや似顔絵、小説や音源制作を簡単に販売することができるスキルシェアサービスです。提供者自身が作成した作品の他に、クライアントの要望に応じたオーダーメイドの発注を受けることも可能です。
キッズライン
キッズラインは、ベビーシッターと家事代行者向けの代行系スキルシェアサービスです。フルタイムをはじめ、朝の送迎だけや休日昼間だけなど、好きな時間に働けるため、副業でベビーシッターをしたい人に打ってつけでしょう。
ただし、基本的に保育資格が必要となるため、元保育士や資格があるけれど現在は他の職種で働いているといった人に、おすすめです。また、資格不要な家事代行サービスもあり、これは最低1時間から働くことができます。
タスカジ
タスカジは、家事代行の代行系スキルシェアサービスです。掃除や料理、買い物、洗濯、整理収納やペットケア、チャイルドケアなどの家事で、自分の得意を活かした仕事ができます。1回3時間から働けるため、副業にも向いています。
ただし、個人同士の契約のため、ハウスキーパーは高時給で利用者はリーズナブルにサービスが受けられます。働いている人の8割が家事代行未経験から始めているため、始めやすい点もポイントです。
クラウドケア
クラウドケアは、高齢者の介護や身の回りのお世話などの生活支援を、介護保険外で提供する代行系スキルシェアサービスです。仕事内容は介護や家事、生活支援、買い物代行サービスと多岐に渡ります。
そのため、介護福祉士や介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)以上の資格を持っている人が優遇されますが、資格を持っていない人も歓迎されています。月に1日1時間から、働く地域も近隣で選べるためスキマ時間で勤務可能です。
LEARN BIZ
LEARN BIZは、個人ビジネスの知識や経験を販売するスキルシェアサービスです。物販やアフィリエイト、SNSや動画運営、投資など、個人ビジネスのノウハウを1時間単位で提供できます。
対面や通話でアドバイスしたり、テキスト販売をしたりと自分の得意な方法でコンサルが可能です。
Time Ticket
Time Ticketは、知識やスキル、経験を売買するスキルシェアサービスです。ビジネスや金融、クリエイティブ、ライフスタイルなど、幅広いジャンルの案件を時間制で販売します。
時間や価格、対面にするのかZOOMで会話するのかなど、コンサル方法も全て提供者が指定できるため、時間の制約がある方に向いているサービスです。
シェアフル
シェアフルは、単発バイトや短期バイトのクラウドソーシング系求人アプリです。シェアフルを利用するには、専用アプリをインストールする必要があります。
人材派遣のパーソルグループが運営しているため、オフィスワークをはじめ軽作業やコンビニ、飲食、デリバリーなど幅広い仕事があるのが特徴です。スポット単位での仕事もあり面談もないため、働きたいときに働ける副業向きのサイトです。
gengo
gengoは、個人や企業と翻訳者をつなぐクラウドソーシング系スキルシェアサービスです。タブレットからでも簡単に作業できるため、好きな場所と時間で働くことができます。
仕事内容は、社内メールやSNS投稿文から特定分野案件、動画字幕や文字起こしなどレベルに応じて豊富にあります。取り扱い言語も英語、スペイン語、ロシア語、中国語、ベトナム語などと幅広く、語学が堪能な人に打ってつけのサイトといえるでしょう。
HINT
HINTは、Web関連のスキルシェアサービスです。パソコン入門やスマホ操作などの初心者に向けた案件から、プログラミングやグラフィックデザインなどの専門分野までと、幅広くジャンルが設定されています。
提供者はピンポイントなショートレッスンから、専門知識を盛り込んだ案件まで自由に作ることができます。時間設定は10分からで、オンラインレッスンのため、忙しい方でも始めやすいでしょう。
ストアカ
ストア力は、自分の技術や知識を講座として提供するスキルシェアサービスです。380カテゴリの中から、ビジネススキルや動画制作、ヨガ、料理など幅広いジャンルの講座を提供できます。
また、講座の形式も提供者とクライアントのニーズに合わせて、単発のレッスン、コースレッスン、コーチング、コンサルティング、月額と、様々な形式で開催できるのも特徴です。
Our Photo(アワーフォト)
Our Photoは、フォトグラファーの技術を提供するスキルシェアサービスです。七五三や家族写真、お宮参りや成人式、イベント、ペットなど、大切な1日を残す依頼が多数あります。
1枠につき50分で、30枚を納品で提供する形になるため、空いた時間に登録して仕事ができます。フォトグラファー登録には、デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラを持っていること、PCにてRAW現像が可能なことなどの条件があるため、確認しておきましょう。
cotree
cotreeは、相談者とカウンセラーの架け橋となるスキルシェアサービスです。応募必須条件は公認心理士や臨床心理士、精神保健福祉士などカウンセラーの資格を持ち、100件以上の経験がある人となっています。
仕事内容は、ビデオや音声を使った話すカウンセリングと、メッセージ形式の書くカウンセリングの2通りあります。提供者(カウンセラー)は都合に合わせて仕事ができ、ケース数も自分で調整可能です。
Workshift
Workshift(ワークシフト)は、経験とスキルを有する語学堪能な多国籍なフリーランサーと、国内外の企業をマッチングするクラウドソーシング系スキルシェアサービスです。世界210カ国、13万人以上が登録しており、多くの外国人登録者数を誇っています。
仕事内容は、翻訳、海外の展示会や会議への同行及び通訳、海外企業へのヒアリングや現地アンケートなど海外関連業務が豊富にあります。語学堪能で国際経験のある人に向いているサイトです。
出典:クラウドソーシングで海外進出支援「ワークシフト」|Workshift
参照:https://workshift-sol.com/
MENTA
MENTAは、プログラミングやデザインなど、自分が持っているスキルで相談者が1人前になるまでサポートしていくシェアスキルサービスです。エンジニアやWEBデザイン、ライティング、語学など、講座内容や金額は自由に設定できます。
クライアントへの継続的なサポートが主流となるため、契約が取れれば定期的な収入も見込むことができるでしょう。また仕事はスマホでも対応できるため、どこでも仕事ができる点も副業向きのサービスといえます。
スキルシェアサービスで稼ぐコツ
スキルシェアサービスに登録しただけでは、仕事は手に入りません。闇雲に行動しないようにするためにも、いくつかのコツを押さえておきましょう。
ここでは、どうすれば副業として軌道に乗せられるのか、稼ぐコツを紹介します。
- 提供できるスキルを明確にする
- プロフィールで差別化を目指す
- 地道に実績を積む
提供できるスキルを明確にする
数あるスキルシェアサービスの中から自分に合ったサイトを選ぶには、まず、自分が提供できるスキルを明確にする必要があります。そうすることで、サイト選びもスムーズに行き、クライアントとも出会いやすくなるでしょう。
プロフィールで差別化を目指す
登録数が多いスキルシェアサービスにおいて、選ばれる人になるためには、魅力的なプロフィールを作ることが重要になってきます。
仕事内容に合ったアイコンと経歴や資格、特技を明確にしたプロフィールで、差別化を目指しましょう。
地道に実績を積む
スキルシェアサービスのサイトには、プロフィールと同じくらいアピールできる項目があります。それが評価です。取り引きのあった個人や企業が、契約が終了すると評価をしてくれます。
取り引き件数や良い評価が増えれば増えるほど信頼度が増し、次の取り引きへと繋がりやすくなるでしょう。小さな仕事からでも、地道に実績を積んでいくことをおすすめします。
スキルシェアサービスを使う際に気をつけるポイント
スキルシェアサービスを使う際に気をつけるポイントは、まず勤務先が副業を許可しているか確認することです。スキルシェアも副業の一種であるため、知らずに始めると就業規則違反になってしまう可能性があります。
また、スケジュール管理と案件の内容を把握することも重要です。自分のスキルよりも難しい案件を引き受けてしまうと、本業に支障をきたしたり、期限までに案件を納品できなかったりするなど、両者に迷惑がかかるおそれがあるため注意してください。
スキルシェアサービスを活用した副業にチャレンジしよう
ここまで、スキルシェアサービスについて解説してきました。スキルシェアサービスの普及により、個人で自分のスキルを使って働ける機会が増えてきました。
インターネット上で完結できる内容であれば、家にいながら国内や世界中のクライアントと繋がることができます。さらに、時間も案件も自分で選択できるため副業に最適です。
副業を考えている方は、この機会にスキルシェアサービスを活用した副業にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。