医療法人大輪会大橋・谷整形外科|理事長 大橋俊郎氏 院長 谷知久氏 4人体制で手術の対応を拡充

-昨年を振り返ると。
大橋理事長(左) コロナ禍の影響を受けましたが、予防対策を徹底したことで、例年通り人工関節置換術手術を行えました。また、新型コロナウイルスのワクチン接種なども行っていました。
谷院長(右)一昨年の5月に当院開設10周年を迎え、1年遅れになってしまいましたが、記念誌が完成しました。新たに導入した医療機器、手がけてきた人工関節手術の歴史などが網羅されています。
-院内体制にも変化がありました。
谷医院長 昨年11月1日に名古屋整形外科で人工関節の置換手術に実績のある加藤充孝先生が副院長に就任しました。4月から大橋暁先生が加わり3人体制となっていましたので、現在は4人体制で人工関節置換手術を行えるようになっています。
大橋理事長 4人に増えたことで、これまでは月曜と火曜の2日間だけだった午前外来が、月曜から土曜まで可能になりました。患者にとって来院しやすい環境になったと思います。1日に1件だった手術が、今後はもっと増やせる可能性も出てきました。
-手術支援ナビゲーションシステムの新たな活用法については。
大橋理事長 人工股関節手術でAR(拡張現実)ナビゲーションを活用しています。今まではモニターで2次元の画像を見ながらでした。現在はスマートフォンに患者の3次元のAR画像を重ね合わせることで、股関節に人工関節がどのように入っていくのかを見ながら手術を行えます。
-4人体制での今後は。
大橋理事長 医療技術の進化への対応についても、2人の加入は技術面で新しいアプローチをしてくれます。
谷医院長 若い2人からはトライする姿勢を目の当たりにします。今まで通りで良いとするのではなく、新しい挑戦が必要だと実感しますね。

〒500-8384 岐阜市薮田南3-12-17
TEL.058-272-0011
開院 2011年5月2日
職員数 55人
診療科目 ◎整形外科◎リウマチ科◎リハビリテーション科◎内科◎麻酔科(谷 知久)
医療設備 バイオクリーン手術室2室、1.5テスラ—高機能MRI装置、64列マルチスライスCT装置、全身骨密度測定装置、超音波診断装置、術中自己血回収装置、入院病室19床は全て個室