株式会社大光|代表取締役社長執行役員 金森武氏 売上高、コロナ前水準に回復へ

-今年の展望を聞かせてください。
外食産業を取り巻く環境は改善傾向にあり、当社の業績も順調に推移しています。今期は売上高をコロナ前の水準に戻す計画としており、十分に手が届くものと考えています。経費面では、光熱費の上昇が想定以上ですが、それを上回る利益を獲得していくよう営業活動に注力しています。
-成長のエンジンと位置づけるアミカ事業の見通しはどうですか。
既存店の売上高は順調に推移しています。ネットショップも前期を大きく上回る伸長を継続しています。新規出店については、現在は48店舗ですが、さらなる多店舗展開を目指し、計画的に進めていきたいと考えています。
-外商事業の手応えはいかがですか。
外部環境の回復とともに、外商事業の売り上げは回復傾向にあります。これまで新規開拓の営業に力を入れ、種まきをしてきたものが少しずつ芽を出し、実になっていることを実感しています。大手チェーンをはじめ外食業態では店舗数の減少や業態の転換などの変化が見受けられますが、ニーズの変化に迅速に対応し、最適な商品・サービスの提供に注力することで、他社との差別化を図りたいと考えています。 -昨年、執行役員制度を取り入れましたが、反応はどうですか。 業務執行の機動性を高め、経営環境の変化に迅速かつ柔軟に対応できるようにしていくことが狙いです。抜てきした若手社員もモチベーション高く取り組んでおり、これまで以上の活躍を期待しています。
-昨秋、大垣商工会議所の副会頭に就任されました。地域経済への思いを聞かせてください。
よく言われることですが、大垣の経済界は昔から仲が良く、異業種でもしっかりと横の連携を取っています。地域に育てられた会社として地域経済に恩返しできるよう努力していきます。

〒503-0947 大垣市浅草二丁目66番地
TEL.0584-89-7777
設立 1950年12月
資本金 10億7,637万円
売上高 556億円 ※2022年5月期連結
従業員数 1,032人(パート・アルバイト478人含む)※2022年5月期連結
事業内容 総合食品商社(業務用食品等の卸売及び小売)
事業所 外商事業:10事業所 アミカ事業:48店舗
子会社 株式会社マリンデリカ