あいおいニッセイ同和損害保険株式会社|岐阜支店長 原誠行氏 CSV×DXで未来を支える

-2022年のトピックスを。
昨年は4月の社長交代と同時に、CSV×DXを核とした中期経営計画が策定され、新たなスタートを切った年となりました。地域密着を掲げる岐阜支店では、地方創生を支援すべく県内9市2町や県警本部、地域の大学などと連携協定を締結。SDGsやカーボンニュートラルのセミナーを開催するなど、社員・代理店とともに減災や事故の減少に寄与する活動に取り組みました。岐阜市では、市内中心部を小型バスタイプの電気自動車で走る自動運転実証実験にも参加しています。 また当社は、差別のない共生社会実現を目指して、パラスポーツ支援を積極的に行っています。その一環として、昨年は不破郡垂井町出身で東京パラリンピックの車いすバスケットボール男子日本代表にも選ばれた秋田啓選手と岐阜スゥープスとともに、地元小学校での車いすバスケットボール体験会を実施しました。
-CSV×DXについて。
最先端技術やデジタル・データの活用などにより、新たな価値の提供や地域の課題解決に取り組んでいます。たとえば昨年からは、テレマティクス自動車保険のデバイスから取得したビッグデータを活用し、危険箇所を分析して交通安全対策に役立てる「交通安全EBPM支援サービス」を提供。さらに、車の上下振動で路面の損傷個所を検出・可視化し、道路の維持管理業務をサポートする「路面状況把握システム」を開発するなど、快適で安全な地域社会実現に貢献しています。
-今年の抱負をお願いします。
今後もCSV×DXを軸に「地域とともに未来を創る課題解決パートナー」を目指して、果敢に多様な課題解決にチャレンジします。そのためにも、当社が地域の企業や組織、アライアンス企業をつなぐハブとなり、新しい課題解決モデルの構築を目指します。
