明日、会社でなに話す?
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投稿者:

ZYAO22編集部

岐阜車体工業株式会社|代表取締役社長 片山純裕氏 次代の会社像、若手の提言期待

-トヨタ車体出身者として社長に就任して1年。注力していることは。

新風を送り込む役割を意識し、岐阜車体の歴史、社風を学ぶことに努めた1年でした。創業家が苦労しながらも器用にクルマづくりに邁進(まいしん)してきた歴史ついて掘り起こし、全従業員に伝わるようにしました。岐阜車体に息づく技術力や強み、そして歴史を理解し、誇りとして伝承するためには何が必要か再認識してもらいました。

-100年企業を見据えたプロジェクトが昨年にスタートした。

次代を担う20~40代の若手が自分たちの目指す会社像を考え、積極的に意見を具申することが会社の活力になると思い始めました。具体的には「事業戦略」「ものづくり」「社会貢献」の三つのチームをつくり、私たちより一歩先を行く100年企業を訪問しています。視野を広げながら、何か気付きを得て、よりアンテナを高くして働いてほしいと期待しています。岐阜車体の存在意義を問い直し、全従業員で共有し、この先のビジョンを描いていきたいと考えます。

-脱炭素への取り組みは。

車両工場で最も電力を使うのは塗装の工程です。2025年までに一部の塗装ラインを切り替え、対19年比で二酸化炭素(CO2)排出量を30%削減したいと考えています。外注だった大型プレス品は設備更新によって、内製化できたおかげで、輸送の際に出るCO2の削減、ロスのない効率的な生産ができるようになりました。現在は太陽光発電設備を導入し、工場内の照明電力を補えるように進めています。

-今年の抱負をお願いします。

事業環境の変化を予測するのは難しい時代なので、臨機応変に俊敏に動ける組織になるように、人材育成に力を入れ、さらに海外で活躍できる人材も育てていきたいです。そして健康経営にも力を注ぎながら全方位で世の中に“選ばれる会社”を目指していきます。

〒509-0192 各務原市鵜沼三ツ池町6-455
TEL.058-384-2161
設立 1940年10月
資本金 11億7,500万円
従業員数 2,300人(2022年12月現在)
事業内容 ハイエースやコースターなどの車両生産
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