【第73回】逃げグセと諦めグセからの脱却｜めてお先生のVTuberとして生きていく

先週のコラムで「転職を繰り返した時の影響」と「やりたい事が見つからない要因」について触れましたが、読んでもらえましたか？

前回と前々回で「やりたい事が見つからなくて転職を繰り返している」というお悩みに回答してきました。

【第71回】やりたい事と転職と｜めてお先生のVTuberとして生きていく

【第72回】やりたい事が見つからない時の仕事の続け方｜めてお先生のVTuberとして生きていく

今回はやりたいと思ったことを始めても中々続かない方に、是非読んでほしい内容です。

逃げグセ・諦めグセって？

やりたくないことや難しいことに直面したときに、つい逃げ出したり、すぐに諦めてしまうことってありますよね。「もう無理だ」「やっても意味がない」って思う事もあるし、逃げる事や諦める事が絶対ダメというわけではありません。ですが、壁にぶつかるたびに逃げたり諦めたりしてしまうと、大切なことを学べなかったり、自分に自信が無くなったり将来の不利益になったりしてしまいます。

何故逃げたり諦めたりしてしまうのか？

そもそも、逃げたり諦めてしまう理由が何なのかって考えたことありますか？心理学やビジネスの界隈では下記のようなことが言われているようです。

・失敗が怖い(失敗するくらいなら最初からやらないという思考)

・人の評価を気にしすぎる

・壁にぶつかった時の精神的負担を避けようとする

・結果を重視しすぎる(期待した結果がすぐに得られないと諦める)

・設定した目標が適切でない(達成が困難/不可能だと感じると諦める)

・モチベーションが続かない(動機付けが甘い)

他にもありそうですが、こうやって並べてみると確かにこういった理由から『頑張ろうとしていたことを諦めた経験』って少なからずあるなぁと感じます。

逃げグセ・諦めグセからの脱却法

では、どうすれば逃げたり諦めたりすることが減るんでしょうか？

①小さな目標をたてて、小さな成功体験を積む

いきなり高い目標や遠いゴールを設定してしまうと先が見えなくてモチベーションも上がりにくいですよね。達成の難易度が低い目標を立て、それをクリアすることで自信がついて次の目標に向かう事も出来るようになります。

②失敗を受け入れる

そもそも、失敗って何でしょうか？成功するまでやり続けたら失敗なんてないという話や、失敗は成功の母と言われたりもします。失敗は誰にでもあります。大事なのは、その失敗から何を学び、次にどう活かすかです。失敗した時に自分を責めすぎず「次どうするか」に焦点をあてられるようになったり、失敗を成長のチャンスと捉えられるようになれば、少し見え方が変わるかもしれません。

③周りの理解やサポートを得る

諦めそうになった時、一緒に頑張ってくれる仲間がいたらもう少しだけ頑張れたりする事ってありますよね。一人で頑張ろうとすると、プレッシャーが大きくなりがちだし、辛い気持ちに押しつぶされる可能性も高くなります。友達や家族、関係者の方などに相談して、アドバイスや励ましをもらうことで、前向きに取り組む力が沸いて来たりもします。

逃げたり諦めたりしないことで得られるものがある

逃げグセや諦めグセを改善するためには、少しずつでも前に進むことが大切だと思っています。
小さな目標を立て、成功体験を積み、失敗を恐れずに挑戦するのを繰り返す事で徐々に自信がつき、少しずつ大きい目標にチャレンジできるようになります。
そして、逃げずに向き合うことで「あの時に比べたらこれくらい踏ん張れるな…」といざという時に自分の力を信じられるようになり、将来の自分にとって大きな財産となっていきます。
この記事を読んでくださった後『…もうやめようかな…』と思った最初のタイミングで「めておがあんなこと言うてたな…」と思い出して、一度踏ん張ってみてもらえたら幸いです。