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投稿者:

ZYAO22編集部

広告業界の仕組みと仕事内容とは?業界のトレンドや向いている人も解説

「広告業界に就職したいけど、どんな業界?」
「広告って、何をやっているの?」
「広告業界で働くためには、どんな能力が必要?」
これから就活を控えていたり、現在広告業界で働きたいと考えていたりする方のなかには、このような疑問を抱いている方もいるでしょう。

 

この記事では、広告業界における仕組みや職種、さらには現在の広告業界のトレンドなどをまとめています。加えて、どういった人が広告業界に向いているのかについても解説しているため、この記事を読むことで自分が向いているのかどうかを確認できます。

 

また広告業界について詳しく知ることができれば、自信を持って就活に挑めるようになるでしょう。

 

広告業界について詳しく知りたい方は、ぜひ読み進めてください。

広告業界とは

より多くの人に知ってもらいたいと、商品やサービスを広くアピールするためには「広告」を使います。この「広告」を扱う業界が「広告業界」です。これまでは、主にテレビや雑誌、ラジオなどが主流でしたが、近年はインターネット広告も増えています。

 

広告業界はこれらの広告を扱い、必要な人に提案したり、イベントを行ったりすることが主な業務となります。

広告業界の仕組み

一口に広告業界といっても、業務内容は様々です。広告を出すまでには多くの人間が関わり、それぞれで役割があります。そのため、自分がどのような仕事をしたいかによって、目指す会社を決めましょう。

 

ここからは、それぞれの会社の特徴や、主な業務内容などについて見ていきます。自分がやりたい仕事の内容を考えながら見てみてください。

広告代理店

広告代理店は、広告の依頼を受けた際に、アイディア出しや打ち合わせを行い計画を立てていく会社です。計画を立てたら、専門とする会社に振り分けることで広告を作っていきます。

 

広告代理店は媒体によって分けられます。例えばマスメディアは、テレビやラジオの広告を中心に扱い、駅や電車は鉄道系などを中心に扱います。

 

近年は、インターネットの発達により、インターネット広告を専門にしている広告代理店もあるでしょう。

広告制作会社

広告制作会社は、その名の通り広告を実際に作る会社です。依頼を受けると、テレビやラジオであれば映像や音声を制作します。雑誌や新聞の場合は、写真やデザインを制作していくのが主な仕事です。

 

広告制作会社は、特定の広告代理店からの依頼しか受けない代理店系列の会社と、複数の代理店から依頼を受ける独立系の会社があります。

 

会社によって、得意としている媒体などもあるため、広告制作会社を目指す場合は、自分がどのような会社で働きたいのかを考えて選びましょう。

アドネットワーク事業者

インターネット広告を扱う会社は、大きく分けで2種類あります。そのうちの1つがアドネットワーク業者です。アドネットワーク業者は、広い範囲のインターネット広告枠を管理し、依頼を受けることによって販売して利益を上げています。

 

そのためアドネットワーク業者は、依頼を受けて広告枠を探します。つまり、広告主側の立場に立って仕事をしているのです。

 

この後に出てくるメディアレップとの違いは、この点になります。どちらもインターネットの広告枠を扱っているのですが、依頼を受ける対象が違うと覚えておきましょう。

メディアレップ

メディアレップは、WEBの広告枠を扱うアドネットワーク業者とは違い、メディア側から依頼を受けて広告枠を管理しています。これを広告代理店などに販売することで、利益を上げる会社です。

 

メディアレップの場合は、特定のメディアから依頼されていることがあるため、アドネットワーク業者よりも専門性が高くなる傾向があります。

媒体

広告を載せるためのメディアを媒体といいます。代表的なものはテレビや新聞、ラジオなどです。他にもダイレクトメール(DM)や屋外広告、近年はインターネットのWEB広告もあります。

 

特に、新聞やテレビ、ラジオ、雑誌はマス媒体と呼ばれ、多くの人々に影響を与えています。不特定多数に広告を出したいときに、このマス媒体を選ぶことになるでしょう。

広告業界の職種別の仕事内容とは

続いては、広告業界内の職種別に、どういった仕事を担っているのかについて解説していきます。

 

職種が違うと業務内容も異なります。広告業界を目指すのであれば、以下で解説する内容を参考に、それぞれの業務を把握しておきましょう。

マーケティングプランナー

マーケティングプランナーは、情報をもとにして計画を立てる仕事です。依頼者側からの要望に基づいて情報を収集し、制作側へ依頼します。情報の分析や計画の立案能力が必要になるため、多くの知識と経験が必要になります。

 

また、進捗管理などを担当することもあるため、広い範囲の活動が求められるでしょう。

営業

営業は、広告主へ広告を提案することが主な仕事です。広告主とイメージを共有し、そこから最適な広告を提案して受注します。そのため、企画力やアプローチ力が求められるでしょう。

 

ビジネスプロデュースのカテゴリに入ってきますので、提案から制作管理まで担当することもあります。

クリエイティブ

広告そのものを制作する仕事の総称を、クリエイティブといいます。媒体によって何を制作するのかは異なりますが、創造的な能力が求められます。そして、実際に広告主の要望に応えられる広告を製作します。

 

代表的なものとしては、コピーライターやグラフィックデザイナーなどです。

エンジニア・データサイエンティスト

情報科学などを用いて課題を解決したり、広告の解析を行ったりする仕事をエンジニア、もしくはデータサイエンティストと呼んでいます。近年は、ビッグデータの解析によって広告効果の調査をするために、この仕事の需要が高まっています。

 

エンジニアやデータサイエンティストでは、数学への理解や論理的思考力が求められます。また、プログラミング能力やデータ解析に対する知識も必要になるでしょう。

広告業界のトレンド

ここまで、会社や職種について見てきました。ここからは、広告業界のトレンドを見ていきましょう。

 

就職を希望している場合、業界研究は必須になってきます。以下の内容を参考に、広告業界のトレンドを知っていきましょう。

インターネット広告市場が好況

コロナウィルスの影響によって巣ごもり需要が高まっているため、インターネット広告が成長しています。特に需要が伸びているのが、動画広告です。印象に残りやすく、製品のアピール力も大きいため、これからも成長すると見込まれています。

 

さらに、次世代通信規格5Gの普及によって、今以上の需要増加も見込めるでしょう。

運用型広告の増加

運用型広告にして広告を解析することで、時間帯やユーザーの違いによる変化を見直しながら、広告を変更することが可能です。そのためインターネットの広告において、近年は運用型広告が増加しています。

ダイレクトマーケティングの存在感が高まってきている

不特定多数に対して広告を出すことをマスマーケティングといいます。これに対して、個人を対象にして広告を出すことをダイレクトマーケティングといいます。現在、ダイレクトマーケティングは他の広告と差別化がされ、存在感が高まっている状態です。

 

これは、情報があふれる現代社会において、消費者が自分で商品やサービスを探すようになっているためと考えられます。そのため、それぞれの趣味や嗜好に合わせた広告が求められているのです。

アドテクノロジーの急速な進化

アドテクノロジーは、Webサイトの閲覧時に、その人に合った広告を表示したり広告の効果を測定したりする技術のことです。

 

インターネットの広がりとともに拡大し、同時に進化が進んでいる分野です。

海外展開の加速

近年は、国内での広告需要が伸び悩んでいるためか、大手広告代理店の海外進出が進んでいます。海外拠点の需要が高いのは、デジタル分野の需要拡大が著しい地域や国が選ばれています。特に東南アジアに多いようです。

 

日本国内の人口減少に伴って、大手広告代理店の海外進出は今後も続くと予想されています。

広告業界に向いている人

ここからは、広告業界にはどのような人が向いているのかを見ていきます。現在広告業界を目指していたり、興味があって調べていたりする方は、自分が合っているかどうか確認してみてください。

トレンドに敏感に反応できる感性がある人

時代や技術革新によって、広告の需要も手法もめまぐるしく変化しています。特に、近年は広告を連携することが増え、手法も多様化している状態です。

 

消費者心理に働きかけるためにタレントを起用したり、アニメや漫画のキャラクターを起用したりもします。注目を集めることが広告の大きな目的になるため、トレンドに敏感でいられる人は広告業界で活躍できるでしょう。

コミュニケーション能力がある人

広告は1人では作れません。多くの人が協力して作っています。打ち合わせや確認することも増えるため、コミュニケーション能力がある人も向いているでしょう。

 

特に、広告主と直接やり取りをする営業などは、高いコミュニケーション能力が求められるでしょう。

忍耐力がある人

広告業界は、一見すると華々しく見えますが、その下には地道な積み重ねの部分が隠れています。

 

また、ときには、仕事中に仲間と対立してしまうこともあるでしょう。そのようなときに忍耐力がないと、トラブルになって制作自体が止まってしまう恐れがあります。そのため、どのような状況でも忍耐力がある人は、広告業界に向いているといえるでしょう。

チャレンジ精神が備わっている人

流行は常に変化し続けています。広告業界においても常に新しいものが求められるため、自ら調べたり提案したりできるチャレンジ精神が必要になるでしょう。

 

また、満足できる成果が出なかったときには、何度もやり直しする必要も出てきます。積極的に原因を調べて次に生かせるようなチャレンジ精神がある人も、向いているといえます。

広告業界について理解しよう

今回は、広告業界の仕組みや職種、向いている人の特徴について紹介してきました。実際に足を踏み入れるまでは、詳しいことがわからないことも多いでしょう。

 

自分が広告業界に向いているかどうかや、詳しい仕事内容を知るためにもこの記事を参考にして、広告業界を目指してみてください。

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