【第32回】VTuberって稼げるの？｜めてお先生のVTuberとして生きていく
ZYAO22で書かせていただいた過去のコラムでYouTuberが実際に仕事としてどうなのかというテーマを何度か取り上げてきました。
今回はバーチャルな存在のYouTuber、VTuberが稼げるのか？というテーマ。
私はVTuberとして様々な専門学校やスクールで授業をしたり、視聴者さんから質問や相談を受けている関係で、「VTuberって稼げるの？」とよく聞かれます。
その質問って、実は人によって聞きたいことが違うことが多く、だいたいこの3つに分かれると思っています。
①お小遣い稼ぎや副業として月々の足しにできるか？
②毎月の生活費をVTuberとしての収入だけでまかなえるか？
③年収1,000万とか稼げる人っているの？
結論、全部《YES》です。
ただ、どれもやり方次第であり、努力が必要だという補足もつけさせてください。
①お小遣い稼ぎや副業として月々の足しにできるか？
YouTubeの収益化条件をクリアさえしてしまえば、足しには出来るかと思います。
実際、VTuberさんの多くが「兼業」のようです。昼間普通に会社員をしていて、夜や週末に趣味に勤しむ感覚で活動をしている人も多いと聞きます。
実際、VTuberさんの多くが「兼業」のようです。昼間普通に会社員をしていて、夜や週末に趣味に勤しむ感覚で活動をしている人も多いと聞きます。
②毎月の生活費をVTuberとしての収入だけでまかなえるか？
何を隠そう、私が現在この状況です。VTuber「禰好亭めてお」としての収入だけで生活しています。一応企業に所属しているので収益の全額が私に入ってきているわけではないのですが、日々カツカツで食べたいものを食べれないという事もなく、最近はありがたい事に多少の親孝行をする余裕も出来てきました。
③年収1,000万とか稼げる人っているの？
知人の中にはYouTubeの収益だけで1年間1,000万円を超えているVTuberがいます。経費がどれくらいかかっているかや、案件の報酬等がどれくらいかは分からないので「事業」としての年間利益は不明ですが、夢がありますよね。
【稼げるけど…決して楽してではない】
最初に《YES》回答したとおり、どれも可能です。ですが、VTuberとしてやっていくためのスキル習得やそもそもの身体錬成に費用や時間がかかり、YouTubeの収益化条件クリアまでも努力が必要です。
よほどの天才じゃない限り、YouTubeの収益化条件をクリアするにはある程度YouTubeの仕組みに関する知識やサムネイル・動画編集等の技術、タイトルを付けるコピーライティングのスキル、マーケティング的な考え等が必要になってきます。
それをいかに楽しめるかが大事なんだと思うんです。
昨今、YouTubeは参入障壁が低くなり、言ってしまえば撮影できるスマートフォン等を持っていてインターネットさえつながればだれでも投稿が出来るようになりました。
だからこそそこで結果を出すには適切な努力が必要だよな、とこの記事を書いていて改めて感じます。
最後に一言、言わせてください。
《VTuberも稼げる、だけど楽じゃない》
次回はVTuberの向き・不向きから「仕事の適正」について考えてみたいと思います。
禰好亭めてお
イベントでのMC、専門学校の授業、雑誌の連載コラム等の実績を持ち、YouTubeではVTuber向け「VTuber講師」動画のUPやお悩み相談配信、対談コラボなどを行っている。教員免許や宅建士の資格を持ち、SNSでも人の役に立つ様々な情報を発信中！
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