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投稿者:

ZYAO22編集部

岐阜県内のおすすめ名瀑20選|「日本の滝100選」に選ばれた名所も紹介

「最近疲れてストレスが溜まっているからパワースポットへ行きたい」
「岐阜県は自然が豊富だけど、どのような滝があるの?」
滝の流れ落ちる音や絶景は私たちに癒しと安らぎを与えてくれますが、岐阜県には迫力があるものから優美なものまで、さまざまな特徴を持つ滝がたくさんあるのをご存知でしょうか。

 

この記事では、岐阜県内のおすすめの滝をご紹介します。

 

県北部が山間部になっている岐阜県は滝の宝庫といわれています。その中から日本の滝100選に選定された滝など、岐阜県内のおすすめの滝20選を厳選して紹介しているため、ハイキングやドライブを楽しむとともに美しい光景の名瀑に出会えることでしょう。

 

岐阜県を訪れる際は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

岐阜県内のおすすめ滝20選

自然が豊かな岐阜県には、美しい滝や迫力満点の滝がたくさん存在しています。滝は古くから神事や修行を行う神聖な場所とされてきました。また、季節によってさまざまな景色を楽しめる滝は、観光スポットとしても人気です。

 

ここでは、岐阜県内のおすすめの滝20選をご紹介します。

養老の滝

最初に紹介するのが、日本の滝100選に選定されている養老の滝です。

 

養老の滝は「貧乏だけど親孝行な木こりが、ひょうたんに滝の水を汲み、父に飲ませると若返り、元気になった」という伝説が語り継がれています。高さ約30m・幅約4mあり、岩角を打って流れ落ちる滝水は、古くから文人墨客を魅了してきた、美しく見事な景観です。

 

また、養老の滝周辺は散策路が整備されており、周辺には養老神社や7つの橋、不老ヶ池などの観光スポットも充実しています。

阿弥陀ヶ滝

日本の滝100選と岐阜県の名水50選に選定されている阿弥陀ヶ滝は、落差が約60mもあり、東海一の名瀑と称されています。

 

室町時代天文年間、護摩修行中の白山中宮長龍寺の僧侶の前に阿弥陀如来が現れたことが、名前の由来です。

 

阿弥陀ヶ滝は葛飾北斎の浮世絵「諸国瀧廻り」にも描かれています。

五宝の滝

五宝の滝は、5つの滝からなる全国でも有名な名瀑です。

 

3段に連なっている落差80mほどの「一の滝・二の滝・三の滝」と、剣豪・宮本武蔵が新境地を開くために修行をしたという伝説が残っている「二天の滝・円明の滝」があります。

 

季節によってさまざまな景色が楽しめる渓谷で、11月中旬頃には滝周辺の紅葉が色づくため、紅葉散策にもぴったりでしょう。

ごろごろの滝

岐阜県山県市最北部を流れる神崎川の上流にあるのが、ごろごろの滝です。

 

一般的な滝は、滝壺に水が流れ落ちていきますが、この滝の水柱はそのまま川へ注がれています。滝の周辺には、大小さまざまな大きさの岩があり、川の水が増水するたびに岩がごろごろとぶつかり合う様子から、ごろごろの滝という名前がつけられたといわれています。

 

冬期は滝の400mほど手前から車両通行止めになるため、新緑の時期や夏に訪れるのがおすすめです。

釜ヶ滝(かまがたき)

自然豊かな岐阜県郡上市美並町は、各所で滝を楽しめます。

 

特に釜ヶ滝は、周囲が森に囲まれており、夏の納涼はもちろん、マイナスイオンを求めて訪れるには最適な場所と言えるでしょう。釜ヶ滝は、一の滝・二の滝・三の滝からなっていますが、二の滝の岩盤が釜のように見えることから、この名前がついたとされています。

 

また、釜ヶ滝付近には、食事処や散策コースもあるため、夏休みや休日の思い出づくりにもおすすめです。

高樽の滝

岐阜県中津川市の高樽の滝は、長野県との県境に位置しています。

 

背後には標高が高い山々が連なっており水量が豊富です。轟音を響かせながら、エメラルドグリーンの美しい滝壺に大量の水を注ぎ込む落差21mほどの滝は圧巻です。

 

高樽の滝から約4kmの付知川上流には、ランプの宿として有名な渡合温泉があります。

龍神の滝

岐阜県の名水に指定されているのが龍神の滝です。

 

この滝には、かつて白龍が住んでいたという伝説が残っており、その伝説から龍神の滝という名前がつけられました。水は透明度が高く、エメラルドブルーやコバルトブルーなど1日に7回ほど色を変えるといわれています。

 

また、龍神の滝は夕森キャンプ場の中にあり、滝歩道も整備されています。シーズン中はカラーライトアップされて、より幻想的な雰囲気になっているため、夕涼みついでに訪れてみてもいいでしょう。

寿老の滝

西濃の養老に対し、老を寿ぐ滝として名づけられたのが三郷町と山岡町の境に位置する寿老の滝です。

 

滝壺で水遊びができるため、避暑スポットとして地元民に親しまれています。川遊びはもちろん、バーベキューする場所もあり、夏になると家族連れで大賑わいです。

 

比較的小さい滝ですが水しぶきが多く、全身でマイナスイオンをたっぷりと味わえます。また、日頃のストレスや雑念から解放されたいという人は、冷たい滝に打たれてみるのもおすすめです。

あかがねとよ

あかがねとよは、椹谷の支流から谷合流点近くにあり、落差約14m・幅約3mの滝です。

 

溶岩が滝の水に削られてできた岩肌の色合いが銅のようで「あかがね色のとい」に見えたことが名前の由来とされています。澄んだ青色の滝壺は、その美しさからカメラを構えずにはいられないでしょう。

 

また、水量の増減が激しく、訪れる時期によっては、滝の水の量が少ないことがあります。

白水の滝

高さ約72m・幅約8mの白水の滝は、白山国立公園内の原生林に囲まれたところにあり、その景観の中、爆音をたてて流れ落ちる滝しぶきの白色はひと際美しく輝いています。

 

流れ落ちる水が乳白色に見えることから白水の滝と呼ばれており、白川郷の名前の由来になったともいわれています。

 

滝壺に行くことはできませんが、観瀑台が設置されているため、そこから絶景を見ることが可能です。

 

また、白水の滝周辺には雄大な自然を満喫できる、白山ブナの森キャンプ場・白水湖・太白川露天風呂などがあります。

大倉滝

高山と郡上八幡を結ぶせせらぎ街道の、大倉トンネル側の川上川の上流にあるのが大倉滝です。

 

大倉滝は、国立自然公園に指定されており、百滝と呼ばれるさまざまな大きさの滝や、くぐり岩などの奇岩を巡りながら最上部の大倉滝まで散策できる遊歩道が川沿いに整備されています。

 

また、山麓には年間を通して利用できる貸ロッジや、地元で収穫されたそばが食べられる食堂があります。

平湯大滝

乗鞍岳の中腹にかかる平湯大滝は、落差約64m・幅約6mあり、飛騨3大名瀑の1つで、日本の滝100選にも選ばれています。

 

遊歩道があり滝壺の近くまで近づくことができますが、ある一定のところからロープが張られ進めないようになっています。しかし、ロープが張られているところからでも滝しぶきを感じられ、迫力満点の光景が楽しめるでしょう。

 

新緑や紅葉など四季折々に美しい表情を見せ、毎年2月頃には結氷した滝をライトアップする平湯大滝結氷まつりが開催されています。

三ツ滝

三ツ滝は、落差約6mの上段・落差約11mの中段・落差約5mの下段と3つの段から流れ落ちる滝で、巌立公園の中にあります。

 

3つの段はそれぞれ水深が約3~5mの滝壺があり、上段の滝壺に光が差すと、水面が美しいエメラルドグリーンになる人気の観光スポットです。

 

また、約600mの遊歩道が整備されていますが、その途中には不動明王が祀られています。遊歩道からは、正面だけでなく上からも滝を眺められるため、さまざまな角度から滝を観察してみましょう。

胡桃大滝

胡桃大滝は標高約1,600m・落差約43m・幅約5mで、御岳山の中腹にあり、切り立った断崖を一筋で流れ落ちている滝です。スケールが大きい断崖は2層になっていて、地質が異なっていることがよくわかります。

 

胡桃大滝には、木こりが胡桃の大木を切り出そうとしたところ、大雨が降りあたり一面が洪水になってしまい、胡桃の大木は白大蛇となり、その場から逃げ出したという伝説があります。

 

胡桃の大木跡が滝壺といわれていますが、滝壺まで行く道は足場が悪いため注意しましょう。

仙人滝

御岳山の標高約1,800mの濁河温泉周辺、御岳山登山口付近にあるのが落差約30mの仙人滝です。御嶽信者が滝の水に打たれ修行をしたことが名前の由来になっています。

 

濁河温泉周辺には仙人滝の他に、平たい溶岩の上を白い糸のように流れている白糸の滝や、青々とした滝壺が印象的な緋の滝があります。

根尾の滝

根尾の滝は岐阜県を代表する滝の1つで、先ほど紹介した白水の滝・平湯大滝と合わせて飛騨3大名瀑といわれています。また、日本の滝100選にも選定されています。落差約63mの大きな滝で、滝壺の大きさや豪快な水しぶきは圧巻です。

 

駐車場から根尾の滝までは往復約4.8km・片道1時間程度の登山道歩きになりますが、一見の価値がある名瀑と言えるでしょう。

横谷峡四つの滝

飛騨木曽川国定公園の中にある横谷峡には、往復約3kmの散策路を辿ると雄大な4つの滝があります。4つの滝はそれぞれ、落差約12mの鶏鳴滝・落差約4mの紅葉滝・落差約5mの二見滝・落差約7mの白滝と名づけられています。

 

また、横谷川には天然記念物であるオオサンショウウオが生息しているため、滝だけでなく川の方にも目を向けて散策してみましょう。

宇津江四十八滝

岐阜県名水50選、日本の自然100選に選ばれている約800haの県立自然公園で、渓谷沿いにはさまざまな大きさの滝が無数にあり、これらの滝を総称して宇津江四十八滝と呼んでいます。

 

名づけられた13の滝の中でも、特に高さ約19mの王滝が水煙を上げて落下するさまは訪れる人を魅了するでしょう。

 

園内は歩きやすいように散策路が整備されており、滝の頂上にある上平滝までの所要時間は1時間ほどとなっています。

からたに滝

落差約15m・幅約5mのからたに滝は、岩壁が溶岩で柱状節理状になっているのが特徴です。から谷との合流地点にあることから、この名前がつけられています。

 

かつて滝壺だったところが現在の滝壺を取り囲んでいて、音がよく響きます。また、天気のいい日の午後は滝壺の近くに虹が出ることがあり、より幻想的な光景を楽しめるため、午後に訪れるのがおすすめです。

夫婦滝

2つの滝が寄り添うようにして流れ落ちるさまから夫婦滝と呼ばれており、白山を開山した泰澄が水垢離をしたという言い伝えがあります。夫婦滝と名のつく滝は岐阜県内にもいくつかありますが、ここで紹介するのは郡上市の夫婦滝です。

 

落差約17mあり、水量が多いときは1本の滝となって豪快に水が流れ落ちるところが見られます。

岐阜県内の滝を巡ってみよう!

今回は、岐阜県内にあるおすすめの滝20選をご紹介しました。

 

水しぶきを上げて豪快に流れ落ちる滝を眺めているだけで、心が癒されるという人も多いでしょう。日常生活に疲れストレスを感じている場合は、雄大な自然と滝を見ながらリフレッシュしましょう。

 

岐阜県で滝巡りをする際は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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