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プリマリ

#9 岐阜発で、あえて飛行機で行く新潟&福島旅|プリマリのシソンヌノート

米と言えば新潟。新潟で新米を食べたい

本場米どころと言えば新潟(もちろん岐阜の米もおいしいけれど)。新潟県産の新米を現地で食べるとどのくらいおいしいのだろうーーと気になったので、秋に新潟へ行けないかと画策。地図を見てみたら、福島県の会津・猪苗代湖エリアであれば新潟市内から100kmちょいだったので、「この際、まとめて行ってしまおう」と新潟&福島旅を計画することにしました。

 

岐阜市内⇔新潟市内は約460km、ノンストップで走っても5時間半。新潟だけならまだしも、裏磐梯まで狙うと四捨五入すると600kmで、、、。普通の土日に車で往復することはできなくはないけれど「走って疲れて終わりそう」「ガソリン代が今とても高いから気が進まない」と悩み、飛行機を検討してみたら岐阜からのアクセス良好な県営名古屋空港発のFDAの名古屋―新潟便がヒット。ちなみにセントレア発は新潟行きも福島行きもありませんでした(2023年秋現在)。

 

さらにFDAは、金曜の19:00名古屋空港発―19:55新潟空港着という、定時ダッシュが狙える絶妙なライン&新潟市内で夕飯が食べられなくはない(新潟空港⇔新潟市中心部は8kmぐらい)というダイヤ。帰りも、20:25発→21:25着という、これまた新潟市内で夕飯を食べてから帰ってこられるという、完璧さにもはや感動。決めました。

 

行きの飛行機の機体スポンサーはシャトレーゼ

定時ダッシュからの新潟市内で夕飯に成功

旅行1日目、計画通りに県営名古屋空港から新潟空港へ。レンタカーは「空港カウンター店」で頼んだら、空港内のレンタカー専用スペースから出発できました。そのため、市中心部に20:20に到着(^^)22時閉店の寿司屋に余裕で駆け込めました。

 

いやー美味。新潟県すし組合加盟店が提供している地魚にぎり10貫からなる「極み」、最高でした。HPによると、極みは県内40店舗で提供していて、どの店で食べても4400円。内容は店や季節、市場の状況にもよるのですが、南蛮エビやノドグロ、ヤナギガレイあたりが入っている様子。

 

他の店舗も気になるから5店舗ぐらいを食べ比べしたい…。

 

普通に働いた後に遠く離れた新潟で寿司×日本酒を楽しんでいるなんて…。飛行機最強。

 

車なら、きっとまだ、富山に入ったか入らないかぐらいの場所or長野県内で、「まだまだ着かない」って泣いてただろうな…

 

と心の底から思いながら、新潟のシンボルの万代橋が見えるホテルにて就寝した夜でした。

 

新潟県すし組合加盟店が提供している地魚にぎり10貫からなる「極み」
新潟市のシンボル・万代橋

2日目は野口英世の偉業に触れる

旅行2日目は福島県へ。磐越自動車道の車窓から、まだ刈り取られていない稲を見つつ、その後はどんどん山に入っていき、猪苗代湖に到着。遊覧船の白鳥とカメが懐かしい感じでした。

 

野口英世記念館には、生家がまんま残されていて(移築ではなく本当にそのままだそうです)、野口英世が1歳半の時に落ちてやけどした囲炉裏や、床柱に刻んだ決意の一文も当時のまま。よくこれだけちゃんと保存できてるよなぁと感激しました。

 

展示内容も、医学のことが分からない人でも楽しめるよう、わかりやすく、時に面白くしてあって良かったです。

 

と思いながら、猪苗代湖のさらに先、裏磐梯のなかなかな価格帯のホテルに奮発して泊まって2日目が終了。

 

猪苗代湖のはくちょう丸とかめ丸
野口英世のリアル生家

そしておいしく炊いたおいしいお米を食す

3日目は、ホテルが快適すぎたのと、高かったし1分でも長くいないともったいない…みたいな心境になってチェックアウトの11時ギリギリまで滞在。裏磐梯の五色沼でボートして、少し散策して、会津若松市の鶴ヶ城を見て新潟市内に戻って17:30~夕食。いろいろ調べた中で一番お米にこだわっていそうなお店に行きました。店名も「竈」でした。

 

いやー、本当にこだわっていました。特別栽培米の新潟・岩室というところ産のこしひかりを、店主自ら水を汲みに行っている清水で、かまどで炊くという…。他の料理もかまどの火で調理しているとか。こだわりが強い分、料理が出てくるのになかなか時間がかかりましたが、それでもフライトの時間が20:25発なので。焦ることなく堪能。どの料理もお米によく合うけれど、お米はお米だけで食べるのが一番なんだねというおいしさ。香りや食感が普段とは全然違い、「おいしく炊いたおいしいお米ってこういうのを言うんだ」と勉強になりました。

 

五色沼にて手漕ぎボートに乗船
赤瓦が目を引く鶴ヶ城(若松城)
写真で見ると普通だけれども…こだわりしかなかった美味すぎた新潟の新米

460km先で夕飯を堪能したのにその日のうちに余裕で帰宅

帰りの飛行機もスムーズ(新潟空港発の最終便につき、セキュリティとか全てガラガラ)で、シートベルトの着用サインが消えて機内サービスの原田製茶を飲みながらシャトレーゼの梨恵夢を食べていたらすぐに「あと10分ほどで着陸の体制に入ります」というアナウンス。え、早!

 

帰りの車内でも(21:30ごろ)、「車でも結局、同じぐらいの時間まで新潟にいて、まだまだ富山県の城端SAか長野県の諏訪湖SAあたりで、温泉でも入りながら『まだまだ先は長い』って泣いてたんだろうな」と思いながらクタクタになってたんだろうなーと。「車で行ける新潟へあえて飛行機で!」は、3泊4日ぐらいで行くor5人以上家族がいる場合は車の方が良いのかな、と思いますが、そうでなければやる価値があるな、、っと改めて思いました。

 

NAGOYAは、セントレアではなく県営名古屋空港を指すんですよ。