【第3回】社会人アイドルのすゝめ|京大卒 えもりえも の メモりメモ
こんにちは。
えもり えもです。
高学歴アイドルユニット「学歴の暴力」のスーパーバイザーのえもり えもです。
前前回は「学歴の暴力とは?」を、前回は「京大事件簿」という記事を書かせてもらった。
今回は「社会人アイドルのすゝめ」というテーマで書いてみようと思う。私は一昨年まで、「学歴の暴力」というアイドルをしていた。「学歴の暴力」のメンバーは全員、社会人として働きつつ趣味でアイドルをしている。
社会人とアイドル活動の両立は大変なのではないか?と思われるかもしれないが、両立することにより社会人としての仕事にも趣味のアイドル活動にもプラスの効果を生み出していたように思う。そのプラスの効果を何点か上げ、社会人アイドルになることを検討している人を後押ししたい。
(1)社会人としてのスキルをアイドル運営に活かせる
「学歴の暴力」はセルフプロデュース型のアイドルで、メンバーが企画・運営を行っている。その中で仕事において身に着けた連絡調整スキル・企画立案の方法・スケジュール管理能力などは、効率的な運営を行う上でとても有効である。これらは社会人として働いたことのある人には当然のように身についているスキルであるが、周囲のアイドルを見ていると身についていないように感じることもある。
これらスキル以外のなんとなく身についている「社会人としての常識」も、大切に思う。なぜなら、顧客となるファンの大多数が社会人であるため、告知の方法や言い回し・ライブの予定の入れ方なども顧客が受け入れやすい方法を取ることができ、ファンの獲得につながると思う。
社会人として大切にしていることを、趣味のアイドル活動でも発揮することで、よりよい活動につながっていると感じている。
(2)アイドル活動で試行実験ができる
「学歴の暴力」のメンバーは仕事において大企業の大きな組織の中で働いている。まだ若手の部類であるため、大きな組織内では決定権がなく、さらに仕事の成果が見えにくいといった一面もある。ところが、趣味として行うアイドル活動では、メンバーの誰もが思いついたことをすぐに実行することができ、エンドユーザーの反応を直に見ることができる。小さい組織ならではのスピード感を持った活動ができ、普段の仕事ではできないような企画ができるので、とても楽しいのだ。
アイドル活動におけるこの経験を仕事にも活かすことができ、良い効果をもたらしている。
(3)視野が広がる
社会人アイドルのなによりの醍醐味は、視野が広がることであると考える。私たちは高校に行って、大学に行って、就職して…という人生を送っており、職場で出会う人たちも同じようなバックグラウンドを持った人たちばかりだ。しかし、アイドル活動の現場で出会う人は人生の中で出会ったことのない経歴を持っていて、価値観や考え方も大きく異なることがある。
時にはその違いに驚くこともあるが、私は「面白い」と感じることが多い。今まで思いつきもしなかった考え方に触れることで、気が楽になったり、おおらかな気持ちになることができるのだ。
アイドル活動を通して得た視野の広がりは、今後の人生を豊かにしてくれると考える。
今回は「社会人アイドルのすゝめ」というテーマで書かせていただいた。社会人としての仕事も趣味のアイドル活動も両輪のように取り組むことで、どちらにもプラスの効果をもたらすことができる。あなたも社会人アイドルをしてみてはどうか。
えもりえも
京都大学卒業。普段は秘密の組織の研究員として働いている。 高学歴アイドルユニット「学歴の暴力」の卒業生であり、現スーパーバイザー。
メンバーX
なつぴ なつ(@natsupikkk)
あろえ あろ(@aroearo_info)
あずき あず(@azuki__info)
りりり かり(@rrry_TBD)