明日、会社でなに話す?
これからもあなたを支えていく

アイコン

アイコン

明日、会社でなに話す?

これからもあなたを支えていく

アイコン

投稿者:

ZYAO22編集部

【笑顔をつなぐ福祉のわ】多才な若手職員が活躍中 特別養護老人ホームさくらの舞 本館・はなれなど 

さまざまなバックグラウンドのある若手職員が知識を吸収しながら活躍できるよう、羽島郡岐南町で特別養護老人ホームや障がい者支援施設などを運営しているさくらゆきでは、働きやすい環境づくりに力を入れています。今回はスポーツに打ち込む職員と、若手男性職員へのサポートを紹介します。

ハンドボールと両立中 職場の協力で競技続ける

中部学院大学短期大学部で学び、国家資格の介護福祉士を取って本年度に入職した辻さんはなんと現役のハンドボール選手。小学4年生で競技を始め、中学高校時代は強豪校に在籍、全国大会への出場経験もあります。短大進学後は社会人チームに所属し、卒業後も同じチームで競技を続けています。今年6月には県代表として、ジャパンオープントーナメントの東海地区予選会にも出場しました。また、出身の中学校ではコーチとして、普段の練習の他、試合にも帯同しています。

そんな辻さんが、就職先を選ぶ際に重視したのが競技との両立ができるかどうか。学生時代の実習でさくらゆきが運営する特別養護老人ホームさくらの舞はなれに行った際、シフトのパターンが豊富にあるため両立に向けた環境づくりがしやすいことを職員から聞いて心強く感じ、さらには依田充朗理事長もスポーツに対して理解があり、前向きな言葉を掛けられたといい「雰囲気の良いここで頑張りたい」と入職を決めました。

働き始めて4カ月が経ちましたが「両立支援は想像以上。シフトが出た後に練習の予定が入った場合でもできる限り調整してもらっています。皆さんの理解と応援が本当にうれしい」と話します。仕事については「介護の仕事は小学生の頃からの憧れ。利用者とのコミュニケーションがとにかく楽しく、毎日が充実しています。体力が続く限り、両立させていきたい」と目を輝かせます。

男子会で結束力アップ 人材確保の面で好循環生まれる

さくらゆきで近年増えているのが若手の男性職員。6年目の望月さんは「入職した時は全体で4人ほどしか男性の現場職員はいませんでした。年々増え、今ではすぐに数えきれないほど多くの男性が活躍しています」と話します。

現場で活躍中の若手男性職員ら。入職6年目の望月さん(後列中央)は、マニュアルを作ったり、男子会を企画したりして働きやすい職場づくりに力を入れている

そんな望月さんは、新人教育におけるキーパーソン。航空機関連メーカーで取扱説明書やマニュアルの作成に携わった経験を生かし、さくらゆきでもマニュアルを作成。タブレット端末での介護記録の入力方法なども現場目線で記し、「わかりやすい」と評判です。望月さんは「マニュアルの精度を上げることで全体の介護の質も上がっていくと思っています。これからもブラッシュアップしていきたい」と話しています。

また望月さんは、男性職員を取りまとめる立場として、男子会を開催。望月さんは「月1回程度、シフトの都合の利く男性職員と懇談会を行っています。そこでは上下関係はありません。言いたいことを言って、モチベーションアップにつなげてもらえれば」と話します。こうして作られた良好な関係は、求人面でも良い影響が。今春、新卒で入職した五島帆貴さんは「男性職員が多いことは面接前から聞いていました。年齢の近い男性も多く、とても働きやすい」、6月に入職したインドネシア出身のパンドゥ・ウィボウォさんも「前の施設は大半が女性でした。ここは男性が多く、そして全体的な雰囲気も良くて安心感があります。長く頑張っていきたい」と話しています。