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投稿者:

エンモジ

目標達成するための方法とは?達成できる人の特徴や目標達成シートについても紹介

仕事をしていると、目標を立てる機会が多くあります。しかし、目標達成できず、悔しい思いをしたり自分に嫌気がさしたりしている人も多いかもしれません。

 

目標達成したい人は、目標を達成するための方法を実践すると、挫折せずに目標達成できる可能性があります。

 

この記事では、目標達成するための方法や失敗につながる要素、目標達成できる人の特徴をまとめているため、ぜひご参考にしてください。

 

目標を達成するための方法7選

目標を達成するためには、次の7つの方法があります。

 

・目標を明確に設定する
・行動を継続する
・行動を振り返り改善する
・達成した時の姿をイメージする
・中間目標を設定する
・他者と目標を共有する
・目標達成シートを作成してみる

 

それぞれ詳しく紹介するため、目標達成したい人は実践してみることをおすすめします。

 

目標を明確に設定する

目標達成するために、目標を明確に設定しましょう。明確な目標設定には、「SMART(スマート)の法則」を活用できます。

 

SMARTの法則とは、下記の5つのポイントを踏まえて目標を設定する手法で、5つのポイントの頭文字をとって「SMARTの法則」と名付けられています。

 

・Specific:具体的な
・Measurable:測定可能な
・Achievable:達成可能な
・Relevant:(自分の利益に)関連した
・Time-bound:期限を定めた

 

SMARTの法則を活用すると、具体的かつ現実的な目標を立てられるため、目標達成に向けた行動を起こしやすいです。

 

例えば、「ボーナスを多くもらうために、年度末までに新規顧客宅を300件回る」という目標を立てれば、自分の利益に関連していたり、測定もできたりするため、モチベーションの維持や自分がとるべき行動の把握につながるでしょう。

 

行動を継続する

目標達成は、すぐに実現するものではないため、行動を継続していくことが重要です。行動を継続すると、少しずつでも前進できるため、目標達成に着実に近付いていることを実感し、モチベーションが向上するでしょう。

 

また、継続的な行動によって経験値を積めたり、効率的な方法を発見できたりすれば、早期に目標達成できる可能性があります。

 

行動を継続できない状態であれば、立てた目標を見直し、修正するといいかもしれません。例えば、一日に20件の顧客宅に訪問していた人がいきなり一日50件訪問しようと思うと、ハードルが上がりすぎて継続できない恐れがあるため、一日25件にするなど、継続できることを意識して目標設定することをおすすめします。

 

行動を振り返り改善する

目標達成に向けた自分の行動を定期的に振り返り、改善しましょう。自分が目標達成に向けてきちんと行動をとれているか、障害になっていることはないかを振り返り、目標達成に向けた行動が問題なくとれていれば引き続き継続していきます。

 

一方で、行動の継続に障害があれば、挫折しないように適切に対処することが重要です。たとえば、ほかの業務に圧迫されて顧客宅の訪問ができていない場合、なぜほかの業務量が増えるのか、効率的に行う方法はないかを検討し、顧客宅の訪問時間を捻出する対策を施すといいでしょう。

 

達成したときの姿をイメージする

目標達成したときの姿を鮮明にイメージすると、自分の将来の姿をリアルに感じられ、モチベーションが向上し、目標達成に向けた行動を意欲的に継続できると考えられます。

 

また、目標達成したときの姿をイメージし続けると、潜在意識にイメージが刷り込まれ、「自分は目標達成できる」と脳が思い込むため、自信を持って行動に移せたり、自然と目標達成に向けた行動を選択できたりします。

 

中間目標を設定する

最終的な目標の前に達成すべき中間目標を設定すると、達成ごとに進捗度合いが分かったり、達成感を得られたりするため、自信を持って意欲的に最終目標達成を目指せるでしょう。

 

また、目標の細分化によって自分がとるべき行動が明確になると、自分の行動に迷いがなくなり、目の前のことに集中できる可能性があります。

 

他者と目標を共有する

他者に自分の目標を話し、共有すると、「目標を知られたからには達成しなければ」と責任感が生じ、挫折しづらくなると考えられます。

 

他者に目標を話したうえで目標達成できない場合、恥ずかしさや情けなさを感じるため、自分がネガティブな思いをしたり、他者の期待や応援を裏切ったりしないように、目標達成に向けて邁進できる可能性が高いです。

 

一方で、目標を他者と共有しないでいると、疲れや忙しさから「今日くらいいいか」と甘えが出て、目標達成に向けた継続的な行動がとれなくなる恐れがあります。

 

目標達成シートを作成してみる

目標達成シートとは、3×3のマスの中央に目標を設定し、残りの8マスに目標達成のための方法を書いて、さらに方法を実践するための行動を3×3のマスに8マス分書き出した、合計81マスある表のことです。

 

目標達成シートは、仏教の曼荼羅(まんだら)に似ていることから、マンダラチャート(マンダラート)とも呼ばれています。

曼荼羅の模様

例えば、目標が「営業成績トップをとる」の場合、目標の周りのマスに「毎日20件顧客訪問(方法①)」「毎日名刺とチラシを20件ポスティング(方法②)」のように、目標を達成する方法を書き込んでいきます。

 

そのうえで、方法①である「毎日20件顧客訪問」するための行動やアイデアとして、「顧客リストの作成」「不在時の文書の用意」などを8マス分書き出します。

 

目標達成シートを作成すると、目標達成に向けた行動が明確化できます。また、マスを埋めようと考えることによって、斬新なアイデアが閃き、より効果的な行動につながるかもしれません。

 

目標達成シートを作成する際も、SMARTの法則を意識し、期限を設けたり具体的な内容にしたりすることが大切です。

 

目標達成の失敗につながる要素

挫折して目標達成の失敗につながる要素には、計画の立て方や考え方が関係しています。

 

目標達成の失敗につながる要素について解説します。

 

計画を立てない・曖昧

計画を立てなかったり、内容が曖昧だったりする場合、目標達成の失敗につながる可能性が高いです。

 

計画を立てずに目標達成を目指そうとすると、何をすべきかが明確でないため、行動に移すことが難しいでしょう。一方で、計画を立てても、例えば「顧客宅を1日100件訪問する」のような継続困難な内容では、行動に移す前に諦める恐れもあります。

 

また、「できるだけ顧客宅を訪問する」のような曖昧な計画を立てた場合は、ほかのことに気をとられ、「今日は無理だったから明日やろう」とやるべきことを先延ばしにするかもしれません。

 

計画は、挫折しないように継続できる内容にすることが大切です。

 

過去に失敗した方法を選択してしまう

過去に失敗した方法を選択すると、再度失敗してしまう恐れがあります。

 

目標や計画を立てる際に、自分の経験を基準にして考えてしまうと、「前は失敗したけど、今回は大丈夫だろう」と楽観的になり、過去に失敗した方法を選択して再度失敗するかもしれません。

 

そのため、過去に失敗した内容を分析し、改善策を次の計画に活かして、同じ失敗を繰り返さないようにしましょう。

 

一人で抱え込んでしまう

目標達成に失敗する要素として、人に頼らず、一人で抱え込んでしまうことが挙げられます。

 

前述のように、他者と目標を共有すると責任感が生じるため、目標達成に向けて邁進できるでしょう。また、他者に目標について話すことで、成功者からアドバイスを受けられる可能性もあります。

 

成功者や周りの人のアドバイスを実践すると、目標達成に近付けるかもしれないため、まずは素直に聞き、行動に取り入れてみることをおすすめします。

 

目標達成することができる人の特徴

目標達成できる人には、次のような特徴があります。

 

・柔軟性がある
・目標達成へ向上心がある
・自分で自分を追い込まない
・気持ちの切り替えができる

 

目標達成したい人は、目標達成できる人の行動や考え方を意識してみるといいでしょう。

 

柔軟性がある

目標達成できる人は、計画の途中で問題が生じた際などに、計画を見直して修正し、引き続き行動に移せる柔軟性があるでしょう。

 

最初に立てた計画にこだわり、内容の修正を認めない場合は、予期せぬ事態が生じた際に「計画が崩れたから」と、目標達成を諦めてしまう恐れがあります。

 

一方で、臨機応変に対応できる柔軟性があると、着実に前へと進めるため、目標達成できる可能性が高いです。

 

目標達成へ向上心がある

目標達成へ向上心があることも、目標達成できる人の特徴のひとつです。

 

向上心がある人は、自分の成長に貪欲で、常に高みを目指しているため、目標達成できるまでひたむきに努力するでしょう。また、成功者を頼ってアドバイスをもらうなど、積極的に有益な情報を求めることもあります。

 

自分で自分を追い込まない

目標達成できる人は、自分で自分を追い込むことをせず、ポジティブに日々行動しているでしょう。

 

自分に過度なプレッシャーを与えると、ストレスがかかりすぎて精神的に落ち着かなくなったり、極端な行動をとって失敗したりする恐れがあります。

 

そのため、計画の途中で障害が発生してもポジティブに受け止めるなどして、気持ちに余裕を持つことが大切です。

 

気持ちの切り替えができる

目標達成できる人は、計画どおりにいかなくなったときにすぐに気持ちを切り替え、どのように進めていくべきかに目を向けられます。

 

気持ちの切り替えができないと、障害が起きてしまった過去に気持ちがとらわれてしまうため、未来に向けた行動を考えられなくなります。

 

有限である時間を無駄にしないためにも、すぐに気持ちを切り替え、目標達成に向けて計画を修正するなど、前向きな行動に移ることが求められるでしょう。

 

まとめ

目標達成するためには、明確な目標の設定や、行動の継続が大切です。また、一人で抱え込まず、他者に目標を共有してアドバイスをもらうことも、目標達成に近付ける可能性を高めるでしょう。

 

目標達成できると、自分の理想の姿に近付けたり、自信につながったりするため、目標達成を目指す人は、目標達成できる人の特徴を参考にして、ぜひ自分の行動に活かしていってくださいね。

 

記事執筆や校正など文字に関わる仕事を幅広く行う元金融業のフリーライター。静岡県在住だけど岐阜県も大好き。戦国武将の推しは斎藤道三。(ブログ:https://enmojilaboblog.com/

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