【第64回】推し活疲れの対処法｜めてお先生のVTuberとして生きていく
前回、最近のSNSでよく見かける「推し活疲れ」について語らせていただきました。
今回は予告通り、推し活疲れにならないためにはどうしたらいいのか？という点について考えていきたいと思います。
推し活疲れの要因
そもそも、なぜ「推し活疲れ」という状態になってしまうのでしょうか？
最初は単なる趣味だったはず。推しがいるから頑張れるって事も多かったはず。それなのに、なぜ？
・推しのグッズは全部ほしいしイベントも行きたい…と課金しすぎて疲弊
・推しを喜ばせたいのに喜んでもらえてるか分からなくて不安
・他のファンに対して嫉妬してしまう
様々な意見があるかとは思うのですが、私はそれらの根本に「依存」があると考えています。
自分自身のプライベートや仕事、そもそも人生がうまくいっている時ってこういった推し活は『1つのオプション』として『人生を彩るエッセンス』として楽しむことが出来るのではないかと思うんです。
つまり、自分の憤りや行き場のない感情、そして自分に自信が持てない事などの救いの場としての推し活に依存してしまっているのでは…という事です。だから他人に嫉妬したり、承認欲求を満たすための課金が止められなくなったり、推しに貢献できているか等が気になるのではないかと。
そこから普段の生活の「経済」や「時間」を脅かすほどに推し活が侵食してきてしまうのではないかと。
推し活疲れしないために
では、推し活疲れしないためにはどうしたらいいのか？
簡単です。
「自分を大切にする」という事です。
・ちゃんと寝てちゃんと起きる
・ちゃんと食べる(たまの節制ならOK)
・仕事(学校)を疎かにしない
・リアルのつながりを大事にする(家族/友人等)
・推しに過度な期待をしない
ハッキリ言ってしまえば『推しはあなたの人生を保証してくれません』ので、自分の人生はきちんと自分で歩んでいかなければいけないんです。
推しの存在が心の支えになることもあるでしょう。
推しの言葉で頑張れる時だってあるでしょう。
でも、推しに依存し過ぎたら自分の人生を疎かにしてしまう事になりかねないんです。
推しを大切に思えばこそ、ちゃんと自分の足で立つって大事なんだと思っています。
人には人の推し活がある
人間だれしも「自分以外の他人と比較しない」と言うのは難しいと思うんです。どうしたって隣の芝生は青く見える。でも、推しを好きだという気持ちや、応援したいと行動する事ってそもそも量を比較するようなものなのでしょうか？
一般的な恋愛でもそうですが、カップルの在り方やその人の気持ちの大きさって他人と比べるものでは無いですよね。
推し活だってそう。
特に推しのSNSをフォローしたりはしてなくても「推し」って言うのだってその人の自由です。応援したい気持ちがあれば、言ったっていいじゃないですか。
先ほども言いましたが、推し活は人生のオプションの1つにすぎません。推しが人生を保証してくれるわけじゃないから、結局自分の人生は自分で保証するしかないんです。
この記事を読んで「自分、ちょっと推し活にのめりこみすぎてるかも？」と思った方は、普段の自分の生活を今一度振り返ってみてはいかがでしょうか？
禰好亭めてお
イベントでのMC、専門学校の授業、雑誌の連載コラム等の実績を持ち、YouTubeではVTuber向け「VTuber講師」動画のUPやお悩み相談配信、対談コラボなどを行っている。教員免許や宅建士の資格を持ち、SNSでも人の役に立つ様々な情報を発信中！
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