【第38回】営業職を選択肢から外す前に見て欲しい｜めてお先生のVTuberとして生きていく

突然ですが「営業」の仕事ってどんなイメージですか？

飛び込み営業とか大変そう？
壁に貼られたノルマに追われて辛そう？
お客さんや上司に怒鳴られたりしてそう？

今回は元々営業でNo.1だった私が、営業職って実は○○なんだ！という話をZYAO22のコラムをお読みいただいてる皆様にお伝えしたいと思っています。

営業職の種類

営業職と一言にいうけれど、実は結構内容が分かれていたり、そのうちのいくつかを担当したりとひとまとめにできなかったりします。

1A：法人営業(toB)
　→営業先が法人(企業)

1B：個人営業(toC)
　→営業先が個人(住宅やウエディング等)

2A：新規営業
　→取引がない顧客を開拓(テレアポ/問い合わせ対応/展示会/店舗来店)

2B：既存営業
　→既に付き合いのある顧客に対して営業

3A：PUSH型
　→テレアポや飛び込み営業等で「こちらから初回アプローチ」

3B：PULL型
　→問い合わせや店舗来店等で「お客様から興味があって対応」

これらの1と2と3が組み合わさってその会社の営業職の仕事内容になってることが多いです。
私の視聴者さんに営業のイメージを聞くと「1A-2A-3A」の組み合わせのイメージでの返答が多いです。つまり「法人のゴリゴリ新規営業」ですね。
確かにこの営業はメンタルきつかったりするけどこの営業タイプばかりではないんです。
例えば「1A-2B-3B」の営業職は、長い付き合いの取引先さんから連絡があって見積書とかを用意する、イメージ的にお得意様の御用聞きのような仕事内容の場合があります。また、1つの会社でAとB両方やる営業さんがいたりもします。

私は分類した6個全部経験しましたが、どれも全然必要とされる能力が違いました。

新規営業の場合は「如何に早く信頼を勝ち取れるか」や「懐に潜り込むスピードが早い」とか「そもそも初めましての人に臆せず会話が出来るか」や「断られてもめげないメンタル」が必要だと思うのですが、既存営業、特にその中でもルート営業と呼ばれる決まった企業とやり取りする営業の場合はそれよりも「連絡のまめさ」とか「誠実さ」「気が利く」とかの方が重要だと思うんです。

それに最近はノルマでガチガチにされた営業部署よりも、のびのびとチームで成果を上げていくスタイルをとってる企業が多いとも聞き及んでいます。私自身が営業をしていた時も毎月の目標数字はあり、達成はし続けていましたが、他の営業が未達成でも翌月どうしようかというMTGが開かれるだけで特に詰められたりしている様子がない会社もありました。
これまでの古典的な「THE営業」のイメージの仕事って、今はかなり数が少ないのかもしれませんね。

これまで仕事を探すときに古典的な「THE営業」のイメージが嫌で営業を選択肢から外していた方、社内で営業部署に配属になって愕然としている方にこのコラムが届いて、少しでも見据える先が明るくなったらいいな…なんて思いながら営業について語らせていただきました。また2024年にでも営業職でどうやって成績を上げるのかという話が出来たら面白いなと思ってるので楽しみにしていてください。

次回は年内最後のコラム更新！年明けすぐの「箱根駅伝」について語らせてください！

禰好亭めてお