株式会社亀太|代表取締役社長 橋本尚史氏 最新技術を多くの企業に提供

-昨年を振り返って。
これまで建設現場の施工管理での測量を主に扱ってきましたが、昨年は製造業の品質管理で、金型や完成部品の精度を測るための小型のハンディ3Dスキャナーを新たに導入し、測量の対象を広げることができました。またホームページを刷新し、特設ページ「新技術推進研究所」でスタッフが機械を操作し、どのように計測できるかまで分かる動画をアップしています。少しでも最新の測量技術が伝わればと思っています。
-貴社の強みは。
計測したデータを、顧客の欲しい形で提示できる点です。弊社では機器の販売だけでなく、現場での計測業務やデータの作成も行っています。この計測によって現場にどんな変化をもたらすことができるかを熟知しているので、顧客により適切な提案ができます。最新機器は高価で、活用法も不明瞭な点が多いので、容易に導入に踏み切ることは困難です。そのサポートを担い、多くの企業により早く最新技術を活用していただきたいと考えています。
-力を入れていることは。
レーザースキャナーなど最新機器やその技術の認知度向上のため、土地家屋の調査業務や測量機器を扱う企業にDM配信や訪問を定期的に行い、新製品やセール品、レンタル品などの案内をしています。また、今後は弊社が取り扱う機械や測量技術に関するセミナーなどを開きたいと考えています。測量関係の展示会にも精力的に出展し、実績にもつながっているので、今後も継続していきます。
-新年の抱負を。
名古屋営業所を本格稼働させる予定です。より認知を広げ、地元企業との協業にも積極的に取り組んでいきたいです。「計測のことは亀太に聞いてみよう」と思っていただける存在になれるよう、努めていきます。

本社 〒501-6123 岐阜市柳津町流通センター1-9-4
TEL.058-279-3221
設立 1954(昭和29)年2月
資本金 3,000万円
従業員数 70人(男46人・女24人)
事業内容 測量機、電子計測機器、気象機器、製図・OA機器、オフィス・パソコン等の小売・卸売及びメンテナンスソフト販売・開発、測量機レンタル、コピーサービス、i-Construction / CIM 3次元計測・設計データ作成、電子納品データ作成
事業所 大垣営業所、福井営業所、三重営業所、名古屋営業所、東京オフィス