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投稿者:

ZYAO22編集部

【長期インターンシップ】町工場で未来へつながる経験を 岐阜・早川工業 早川社長インタビュー

金型設計製作や金属プレス加工に取り組む、岐阜県関市の早川工業株式会社。今回は社長の早川寛明さんに、早川工業さんが取り組む長期インターンシップについてインタビューしました。「業界や企業への理解を深めたい」「実務経験を積んでスムーズに社会に出たい」という人から、「興味はあるけどイメージがつかなくて不安」という人まで!長期インターンシップについて迫ります。

 

目標はアポ獲得、企業展示会に参加も 長期インターンシップ

―――長期インターンシップの業務内容や期間、有給制度に関して教えてください。

 

早川社長(以下、早川)今は、営業チームと補助金チーム、リクルートチームとオープンファクトリーチームの4つに分かれています。例えば、うちみたいな規模感のチームって、営業部とかなくて社長が営業しているか、現場の長が営業しているかで…。組織的な営業が必要だなとは思うし、町工場でもガンガン新規営業とか掛けていけるようになりたい、顧客管理もしっかりしたいとは思うのですけど、現場があるので難しくて。営業チームだと、そういった部分をインターン生にお願いしています。

 

具体的にはHPから早川工業に合いそうな企業さんをピックアップしてきて、「弊社はこういう会社で、御社のこんなところを解決できると思います」という提案を行います。目標はアポイントメントを獲得ってところまでですね。そして、そういった経験を積み重ねていって、年に1.2回ある企業展示会で社員の一員としてブースに立ち、社会人相手に名刺交換から商談まで、学んだことを対面で発揮してもらっています。

 

期間はとしては1年ぐらいですかね。1年以上の子とかいますし、半年でやめる子はほぼいません。有給制度は、あくまで戦力として入ってきてもらっていることに対して対価を払っているというだけですね。

 

―――これまで営業チームに入った子で、実際にアポを取るまでいった子はどれくらいいるのでしょう?

 

早川:何件もあります。実際にアポが取れて、取った子の時間が合えば、同行して携わってみるという感じです。メールアドレスもインターン専用のものなので「展示会に出展させていただきます」「展示会にお越しいただきありがとうございました」というメールとかも、全部インターン生がやっていますね。超しっかりとした子ばっかりです。

 

金銭だけじゃない、お互いに価値を提供・交換

―――補助金チームではどんなことをするのですか?

 

早川:補助金チームは補助金・助成金の情報を集めてきながら、僕が「こういうことを将来的にやりたいな」って話していることに対して「この補助金ってこういうのに使えそうじゃないですか」ってピックアップしてくる感じですね。実際に使えそうってなったら、申請書の作文もして、見積もりも自分たちでとってきて、僕に報告してくれて。そして申請まで行うっていう感じです。本当に大学生の子たちはすごい。みんな感度が高くて優秀な子が多いです。

 

―――感度が高い子たちの共通的な思考や価値観ってありますか?

 

早川:みんな今の自分に何が必要なのか、すごく考えている子ばかりですね。将来何をしたいか決まっている子も決まっていない子もいるけれど、決まっていない子は自分の可能性を広げるためにどうするべきなのか、 決まっている子はそこに向けて具体的に自分の足りないスキルはこれだから、早川工業でこういうことを学びたいという明確な意思を持っています。

 

―――インターンの学生さんは実践的なことを結構されるのですね。

 

早川:それメインですね。最初の面談のタイミングで言います。「お金目当てなら絶対うちじゃないほうがいい」って。低くないけれど高くもないので。金銭報酬よりも意味報酬をもっと多くもらってほしいし、もちろん企業側も千円以上の価値を学生から欲しいですし。お互いにお金のやり取りだけではなくて、それ以外の価値を交換し合う、提供し合う関係と捉えて僕はインターン生を採用しています。

 

先輩たちのインターンでの体験・活躍はこちらから↓

https://note.com/hykwindustry/

 

その経験や成長が将来の力に

―――スタートから卒業まで、インターン生の方の成長具合ってどうですか?

 

早川:全然違いますね。なんか人育てる才能があるのではないかって勘違いしちゃいます(笑)顔つきも変わってきますし。やっぱり、やっている内容が結構ハードだと思うので、それを一年間続けることができた子っていうのは、どこに行っても即戦力だと思います。

 

あと、うちのインターンでどんな仕事をしても、どの部署にいても、自社を分析して「誰がターゲットで何を届けるべきなのか」っていうところが根底にあると思います。この考え方ってどんな仕事でも必要なものだと思っていますね。

 

―――インターン生のみなさんすごいですね。卒業してしまうのはどこか寂しい気がしてしまいますね…

 

早川:まあ、長期インターンはリクルート目的ではないので。いわゆる、最近流行りの流動性が高い人材ですね。あと最近、そういう流動性の高いリクルートも出そうかなって思っています。「3年後5年後に転職していいですよ。そのかわり早川工業で働いたら、こういうことが学べてスキルアップできますよ」っていう『うちを踏み台にしてください』的な求人。そういうのとかも、流動性が高くなってくる世の中に慣れるためにも取り入れていかないとダメかなって思っていたりしますね。

 

―――今後もインターンシップや流動的な採用活動に取り組んでいきたいですか?

 

早川:やってみたいですね、今、ちょうどそれをリクルートチームが考えています。先週ぐらいに僕がポロっと言い出したので「また何か言っているぞ」って。みんなわちゃわちゃとやっていると思います。僕がジャストアイデアで話すことが多いので、それをちゃんと形にできるかどうかっていうことを、みんな頑張ってくれますね。

 

採用ページはこちらから↓

https://hykw-recruit.hp.peraichi.com/

 

・会社概要

早川工業株式会社

501-3911 岐阜県関市肥田瀬345番地

TEL0575-22-5022 FAX0575-24-5528

代表:早川寛明

設立年月日:昭和322月創業、昭和42728日設立

会社ホームページ:http://hykw.co.jp/

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