5分のスキマ時間を活用してできる社会人に!|時間別の活用例を紹介します。
誰にでも平等に与えられているのが1日24時間という時間です。どんなに多忙でも、一日のなかには「何もすることがない」隙間時間があります。デキる社会人は、この隙間時間を無駄にしません。この記事では、たった5分のスキマ時間も無駄にしない活用方法を紹介します。
目次
スキマ時間を活用するメリット
隙間時間を活用するメリットは、ちょっとした空き時間に効率的に学習や趣味の時間にあてることが可能だということです。たとえ5分でも積み重ねればスキルになります。
また、隙間時間を効率よく使うことによって、仕事や勉強にメリハリがつく相乗効果も期待できます。
勉強や仕事をするためのスイッチが入る
勉強や仕事で頭の中がいっぱいになったときは、次の作業までの隙間時間を使って頭の中を整理したり、全く別のことをすることでリフレッシュできます。勉強や仕事をするためのスイッチが入るというメリットがあります。
集中できるので効率が良い
「隙間時間」という、限られた時間を使うことになるので、短時間で集中できるメリットがあります。ダラダラと長時間集中せずにやるよりも、集中できるので効率が良いです。
時間に対する意識が高まる
スキマ時間を有効に使おうと意識すると、時間に対する意識も変わってきます。なんとなくスマホを眺めていた時間や、ぼーっとしていた時間を「この時間を使って何ができるだろう」と考えるようになります。
隙間(スキマ)時間はどんな時間か
一日あっという間で余裕がなく、隙間時間なんてないと感じても、どこかで隙間時間は作れるものです。社会人が作りやすい隙間時間は主に「移動時間」「区切りがついた後」「待ち時間」があります。
通勤などの移動中
普段、電車やバスを使って通勤している人や、出張が多い人は通勤などの移動中を隙間時間として活用してみてはいかがでしょうか。
本や新聞を読んだり、スマホで情報収集をしたり、場所を取らないコンパクトなものを使うとよいでしょう。
仕事などの区切りがついた後
仕事の区切りがついた後など、一息つきたいときや休憩時間を隙間時間として、自分のために有意義に使うのもおすすめです。
「この後の仕事も頑張ろう!」という気持ちになるよう、自分の好きなこと、リフレッシュできることをするとよいでしょう。
待ち時間
待ち合わせで相手を待つ時間、電車やバスを待つ間、病院の順番待ちの時間でも隙間時間を見つけることができます。
この場合、あと5分くらいで友人が来る、あと10分で電車が到着するなど、どれくらい時間が持てるかわかりやすいので、隙間時間に合わせてできることをすれば有効に使えます。
5分のスキマ時間の活用例
わずか5分という短い時間でも、隙間時間として上手に活用できれば、そのあとの時間の使い方が変わってきます。たった5分でも案外できることはあるのです。ここからは、5分のスキマ時間の活用例を紹介します。
メールチェック
メールは溜まってしまうと大事な用件を見逃したり、返信し忘れたりするのでマメにチェックすることが大切です。
5分の隙間時間があれば、メールをチェックして重要なものや今日中に返信するものにフラグを立てましょう。返信するまでは5分では難しいのでチェックだけでもしておけば、のちの仕事がスムーズになります。
スケジュールの確認
5分の隙間時間に次のスケジュールの確認をするのもおすすめです。
●いつまでにタスクをこなすか
●作業手順の確認
など、前もってスケジュールを確認しておくと作業効率がグンとアップします。書き出し等しなくても、頭の中でスケジュールを整理するというのも有効な隙間時間の使い方になります。
電話連絡
関係部門に電話連絡することも5分の隙間時間でできることの一つです。「報・連・相」がしっかりできているとチームでの仕事も円滑になります。少しの隙間時間ができたら「報・連・相」に活用しましょう。
ニュースチェック(タイトルのみ)
隙間時間を使ってニュースアプリを開き、ニュースをチェックして情報収集することもできます。
隙間時間が5分くらいであれば、ニュースの中身まで詳しくチェックすることは難しいですが、並んでいるタイトルを読むだけでも大まかなニュースの動きがわかります。時間ができたら読みたいタイトルをチェックしておくとよいでしょう。
10分のスキマ時間の活用例
10分のスキマ時間の活用例を紹介します。メールの返信、ニュースチェック、仕事の進行状況や進捗の確認など5分の隙間時間に比べてできることが広がります。「隙間時間ができたらこれをやろう」とあらかじめ考えておくとよいでしょう。
メールの返信
隙間時間を使ってメールの返信をする場合は、届いたメールへ順番に返信をするのは避け、今すぐ返信するもの、あとで返信するものと優先順位をつけて返信していきましょう。
限られた時間を使っての作業なので署名設定や、よく使う文章は定型文を作っておくと便利です。
ニュースチェック(本文も)
突然隙間時間ができても、スマホのニュースアプリを使えば簡単にニュースをチェックできます。
時事ネタからエンタメまで幅広い情報を閲覧することができるので、取引先に向かう移動中の隙間時間に最新の情報を仕入れれば、アイスブレイクに使えることもあるでしょう。
SNSでのリサーチ
SNSは消費者のリアルな声を拾える貴重なツールです。隙間時間を使って気になるニュースの反応をチェック、リサーチをしても有効に使えます。
また、自社のSNSを持っているのであればPV数などチェックして「今」どんなものが求められているのか確認するのもよいでしょう。
仕事の進行状況や進捗の確認
10分の隙間時間があれば、電話で簡単な業務連絡だけではなく、プロジェクト内のコミュニケーションツールを使って仕事の進行状況や進捗の確認をすることも可能です。次の業務のやりやすさに繋がると同時に、生産性を高めることが期待できます。
20分のスキマ時間の活用例
20分の隙間時間は、資料作成や、読書など仕事、リフレッシュどちらもしっかりと時間が取れるメリットもありますが、無駄に費やしてしまったときのデメリットも、大きなものとなってしまいます。
突然隙間時間ができることも少なくないので、事前準備も怠らず隙間時間を有効活用していきましょう。
資料の作成
20分あれば、書類をチェックしたり、資料作成をしたりしっかり仕事として時間を使うことが可能です。
隙間時間を使った仕事なので、時間内にすべてを終わらせようとしなくてもある程度、進めておけば、あとの業務が楽になります。
アイディア出し
新しい企画や、業務改善など隙間時間を使ってアイディア出しをしてみましょう。案外、「新しいことを考えなくては」と会社でデスクに向かっているときよりも、隙間時間にアイディアが思いつくことも少なくありません。
メモパットなどにアイディアを書き出して、まとまった時間に構成を作れば時間短縮に役立ちます。
読書
隙間時間は仕事だけでなく、余暇の時間に使うのもおすすめです。手軽にできる読書は、移動中などで手持ち無沙汰になったときに、新しい知識を習得できるメリットがあります。
また、時間制限があることで緊張感が生まれて集中して読み進めることもできます。
仮眠
「頭が回らない」「いいアイディアが浮かばない」ときは思い切って20分の隙間時間を仮眠に使うのもおすすめです。眠気を我慢してダラダラと続けるよりは、短い時間でも仮眠を取ると、頭がすっきりして効率が上がります。
20分前後の仮眠は、パワー・ナップといい、正午から午後3時までに20分程度の仮眠を取ると、午後の作業効率が大幅に向上するといわれています。
スキマ時間を有効活用してできる社会人に
時間別の隙間時間活用方法を紹介しました。隙間時間は急にできることがあるので「手が空いたら●●をしよう」と考えておくのもポイントです。隙間時間を効率よく使って、毎日の業務効率を上げてデキる社会人を目指しましょう。