株式会社岐阜フットボールクラブ|代表取締役社長 小松裕志氏 真の県民クラブとなるために

-社長に就任して迎えた昨シーズンは、J2昇格を逃す悔しい1年になってしまいました。
なんとしてもJ2に上がることがサポーターを含めたステークホルダーの総意で昨年が始まり、開幕前のプレシーズンも順調に過ごしていました。しかし、年間を通して見ると、チームの幹となるスタイルが確立できず、シーズン終盤になると、総合力で試合に負けてしまうことが多くなりました。J2に昇格しても、1、2年で降格してしまわないように、FC岐阜のスタイルを確立しなければならないと強く感じた1年でした。
-小松社長は浦和レッズの下部組織で選手としてプレーし、ゴールドマン・サックス証券での勤務経験もあります。
クラブ経営と運営で生かせていることは。 前任の社長の宮田博之会長にも財政面をしっかり整えていただきました。私はサッカーと経営を一体的に考え、風通しの良いクラブに変えていくことができると自負しています。 また、Jリーグクラブで唯一、クラブがある都道府県の全市町村がスポンサーであることを生かし、組織とチームのスタイルを確立し、岐阜県全体を盛り上げられるクラブにしたいです。その過程でチームが強くなり、昇格を果たすのが本来あるべき姿だと考えています。
-今シーズンの抱負は。
昇格という結果を求める気持ちは当然持っています。その上で皆さまに理解していただきたいのは、FC岐阜というクラブが根本から強くなるために変わることを目指します。応援し続けてもらえるクラブ、チームになるために一から取り組んでいきます。サポーターの皆さまには、アウェー戦を含めていつも熱い応援に感謝しています。結果を出してご期待に応えたいと思います。これからもご声援をお願いします。

〒502-0817 岐阜市長良福光2070-7 長良川スポーツプラザ1F
TEL.058-231-6811
設立 2006年8月28日
取締役会長 宮田 博之
代表取締役社長 小松 裕志
資本金 5,000万円
事業内容 プロサッカーチーム「FC岐阜」を運営
ホームタウン 岐阜県/岐阜県の全42市町村
Jリーグ加盟年 2008年
クラブ理念 「子どもたちに夢を!!」「感動を共に!!」
ホームスタジアム 岐阜メモリアルセンター長良川競技場