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投稿者:

ZYAO22編集部

岐阜県の郷土料理と言えばコレ!一度は食べたい定番を紹介

岐阜県はこんなところ

岐阜県の地理を大きく2つに分けると北部の飛騨地域と南部の美濃地域があります。北部には世界遺産・合掌造りで有名な白川郷や古い町並みの古川と高山。また日本三名泉に数えられる下呂温泉など、古き良き観光地として人気のエリアです。

 

美濃エリアのうち岐阜地区や西濃地区では、濃尾平野に流れる、長良川、揖斐川、木曽川の三川から恩恵を受けた豊かな文化が守られて来ました。一方、東濃と呼ばれる地区では山間を通る中山道の宿場町が古くから栄え、今でもその趣を残しています。

 

今回はこのような環境下に暮らす人々に伝えられて来た郷土料理を紹介します。その中でも特に老若男女問わず愛され、比較的入手しやすい食にスポットライトを当てます。改めて地元の郷土料理に関心を抱いている人や、岐阜県の食文化を知りたい人におすすめです!

鶏ちゃん|おつまみやご飯のお供に

鶏ちゃんは「けいちゃん」と読みます。飛騨と東濃の山間地域が発祥とされます。醤油や味噌で味付けされた一口サイズの鶏肉をキャベツや玉ネギなどの野菜と一緒に炒めれば完成。その手軽さから、今では県内全域の家庭料理としても浸透しているほどです。

 

小人数ならフライパンで。大人数なら鉄板やホットプレートで豪快に焼きましょう。鶏ちゃんを食べる時は白米を用意するのが定番ですが、食べ終わった後はフライパン等をそのままにして、〆のうどんや焼きそばを炒めるのもおすすめです。醬油味・味噌味なら焼うどんに。塩味なら塩焼きそばに。

 

さて、今回紹介する鶏ちゃんは岐阜県海津市の「とり沢」です。とり沢が生産・販売する奥美濃古地鶏の鶏ちゃんは、柔らかながら噛み応えのある肉質で、肉と味付け両方のコクを感じることができます。

※写真は筆者が自宅でフライパン調理した醤油味。

 

とり沢は養鶏農家として奥美濃古地鶏を育てつつ、鶏ちゃんなどの鶏肉料理の販売も手掛けます。また直営店として「レストラン月見茶屋」を運営。とり沢が育てた自慢の鶏肉をお店で味わうこともできます。通販購入できる「とり沢の奥美濃古地鶏 黒カレー」や「とり沢の奥美濃古地鶏 混ぜご飯の素」も編集部のイチオシです!

店舗情報

レストラン月見茶屋

岐阜県海津市南濃町羽沢6731(道の駅 月見の里・南濃 内)

電話0584-55-2488

平日9:0017:00

土日・祝日 8:3017:30

水曜日定休
HP:http://www.torisawa.net/

朴葉味噌|香ばしい味噌を肉や野菜と一緒に

朴葉味噌は「ほおばみそ」と読みます。飛騨エリアの郷土料理の代表格で、旅館・ホテル・飲食店ではもちろん、サービスエリアなどでお土産としてもよく見かけます。

 

朴葉の上に味噌、肉、野菜、キノコ類をのせて焼き、火が通ったら、焼きながら食べます。朴葉味噌を食べる時はご飯の準備をお忘れなく!朴葉の香りと味噌のコクが白米にとてもよく合います。自宅で食べるならお土産品をフライパンで調理しても美味しいですが、ぜひ一度、お店で食べることをおすすめします。民芸コンロの上で焼けば郷土料理としての雰囲気がよく出て、食べる楽しみがアップします。

 

朴葉味噌を堪能できるおすすめのお店は「お遊食おせん」です。JR岐阜駅、名鉄岐阜駅近くに構えるおせんは、岐阜の食を味わうのにピッタリのお店。山の味、川の味といった自然の恵みを大切にするのがこだわりです。

 

おせんの朴葉味噌は贅沢に飛騨牛を使用。朴葉の上で自家製の味噌を焼けば、徐々に朴葉と味噌の焦げる香りが立ち込めます。肉、ねぎ、きのこは味噌を絡めながら焼きましょう。ある程度火が通ったら、後はお好みの焼き加減で。ほんのりと焦げた味噌のコクに具材の旨味がよく合ってお酒も進みます。おせんでいただいた朴葉味噌には赤パプリカも入っていましたよ(パプリカは季節によって変わるそうです)。

※写真は筆者が実際にお店で注文した時の様子。

 

味噌も手作りするおせんのこだわりをぜひ堪能ください。

店舗情報

お遊食おせん

岐阜市羽根町30-3 富士屋ビル2

電話058-264-1551

(金)(土) 15:00-23:00

(日)〜(木) 15:00-22:00
HP:https://hyo-tanshimai.com/osen/

漬物ステーキ|意外な?組み合わせに酒が進む

漬物ステーキはその名の通り、漬物を鉄板で焼いた料理ですが、白菜をメインにした漬物を卵でとじて焼いたものを指します。飛騨地方の居酒屋定番メニューとして定着しています。雪深く、食材も凍ってしまう飛騨地方で「保存食の漬物を温かくして食べたい……」。そんな発想から生まれたレシピだそうです。

 

しょっぱい漬物とマイルドな玉子が調和して不思議と酒が進む……。飛騨地方に旅行する際には、高級路線のグルメだけではなく、地元の人々の日常から生まれたものを発見する楽しみもお忘れなく!

 

漬物ステーキのおすすめにも「お遊食おせん」を紹介します。

注文後に出て来たのは、鉄板の上で漬物を包むふわふわの玉子。上にはカツオ節が舞っていました。いざ食べると玉子と白菜が驚くほどよく合います!一緒に玉子とじされた赤カブと、全体の上に振りかけられたカツオ節がちょうどいいアクセントに。

※写真は筆者が実際にお店で注文した時の様子。

 

漬物と玉子を一緒に焼くという、一見奇妙な組み合わせですが、一度食べれば居酒屋で受け継がれて来たのも納得です。

店舗情報

お遊食おせん

岐阜市羽根町30-3 富士屋ビル2

電話058-264-1551

(金)(土) 15:00-23:00

(日)〜(木) 15:00-22:00
HP:https://hyo-tanshimai.com/osen/

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