#11 円安×物価高の中、アメリカ西海岸に行ってみた・出発編|プリマリのシソンヌノート
飛行機は成田からのZIP AIRをチョイス
スヌーピーの聖地・サンタローザへ飛行機で行くため、まずはロサンゼルスへ(詳しくは#10導入編を参照)。日本からロサンゼルスへはJALの完全子会社のZIP AIRを選択。なぜならば安いから!!!12月27日出発で7月に予約したところ航空運賃は片道48750円で、キャンセル保険(仕事が理由で行けなくなった場合でも補償してくれるもの)や座席指定料などを追加しても片道63000円でした。帰りはサンフランシスコ空港から乗ることにしたので片道ずつ予約を取りました。
今の時代、ロサンゼルスと言えば!ハリウッドのクラブハウスのショーウインドウは、入団会見のわりとすぐ後にも関わらず、早速あの方のユニフォームが飾られていました。
ここで一点、ZIPのありがたいポイントを紹介。万が一、行きの飛行機が欠航になり後続便にも乗れずに返金扱いになったときのこと。往復でチケットを買っていればもちろん復路は自動的にキャンセルになるから良いのですが、別々に予約を取った場合、特に違う会社だと「行きのフライトの欠航でキャンセル?この予約には関係のない話なのでお金返せませんよ」とジャッジされてしまうことも考えられます。
そこで航空券を押さえる前にこの件についてコンタクトセンターに聞いてみたところ、
「ZIPAIRの公式サイトよりお取りいただいたご予約にて、成田―ロサンゼルス、サンフランシスコ―成田を1つの旅程として、往路・復路別でご予約を頂いた場合に、やむを負えず往路便が悪天候や弊社事由で欠航になった場合は復路便も全額返金対象となります」
とのお返事をいただけたので、安心して予約しました。
システム障害で飛べない⁉
そして迎えた当日。車ではるばる成田空港へ(5時間超)。車はアラジン・レンタルガレージという民間駐車場を利用し、空港までの送迎込みで7日間停めて3000円(HPは2500円になっていますが値上がりしたと言われました)。おそらく最安値かと。ありがたい安さ!!!
フライトは14時45分発。空港でゆっくりランチをしたかったので、11時30分に空港に着き、チェックイン列に並んだら、あれ?全然進んでいかない。しばらくした後「システム障害でチェックインができません」というアナウンスが…。「まさかの欠航か⁉成田まで頑張って走ってきたのに」と青ざめる。
すると、ZIP AIRとJALらしき社員証をかけた方30人ぐらいが応援に駆け付け、手動でチェックインを進めていき、無事に1時間ぐらい並んでチェックインが完了。私たちの後には長い行列ができていたので「出発遅れるだろうな」と思っていましたが、定刻に出発もできました。「ZIPの非常時には、親会社のJALが全力フォローする体制なんだ。ANAとPeachはそういうイメージないけれど?Peachでトラブルに見舞われたことはないのでわかりませんが。少なくとも海外のLCCに日本から乗ったら、助けてくれる人員もノウハウも限られていて、こうもスムーズにはいかなかっただろうな…」と感激しました。
そして無事に新宿さぼてんでとんかつを食べてビールを飲んで機上の人になれました。
モニターも食事もなし。でも十分かと
ZIPの機内での様子はというと、LCCなので基本的にサービスというサービスはありません。座席ごとのモニターもありません。まぁ、この時代ですので、タブレット端末に映画をダウンロードして持っていって暇つぶしをしました。ZIPでは、Wi-Fiが追加料金なしで使えます。ただ、相当遅く、LINEやメールの文字のやり取りが限界だという感じでしたので期待しすぎは禁物です。
機内食は、機内食や座席指定料がセットになったValueやPremiumなどのパッケージを航空券と一緒に購入すれば出てきますが、往路に関しては、検疫の都合?で機内食を個別に買うことはできませんでした(2023年7月予約時現在)。そのためスーパーで弁当やサラダを買って機内で食べました。搭乗口近くにはセブンイレブンがあり、そこで買っている人もいました。
ちなみにアメリカは食品の持ち込みがとても厳しく、肉や果物はNGだと思った方が良いです。カップラーメンもチキンやポークのエキスが入っているからNGです。着陸する少し前に「肉類や野菜、果物類はアメリカに持ち込むことはできません。お持ちの方は必ず、客室乗務員にお渡しください」という趣旨のアナウンスを繰り返ししていたので、「飛行機で食べる分には肉でもなんでも良いけど残ったものを持って降りて税関申告せずにばれたらどうなるか知らないぞ」ということでしょうね。
入国審査で英語をたっぷり質問され…無事入国
そうこうしているうちに朝7時ごろに無事に到着。9時間15分ほどのフライトでした。そして入国審査の列に待つこと1時間。審査が厳しいとは聞いていましたが、確かに簡単ではなく「どこいくの?」→「ディズニーランド」、「ディズニーの予約はしてる?」→「してますよ。バウチャー見ます?」などのやり取りを英語でたんまり話してきょどって疲れて無事に入国。ホテルで寝たいけど朝やん…と思いつつ、ついに旅が始まりました!!次回に続く。