【第53回】読みやすい文章を書くコツ|めてお先生のVTuberとして生きていく
年度のはじめって、文章を書く機会ってなんとなく増える気がするのは私だけでしょうか?
入社や異動のご挨拶、目標設定や担当企業の引継ぎ、マニュアルを作成と、様々な場面で文章をつづる回数が増加するようなイメージが私にはあります。(みなさまには無いとしても今回のテーマは「文章を書く」という話なのですが…)
読みやすい文章がもたらすメリット
仕事をしている時、SNSを見てる時、様々な記事を読んでいる時、本を読む時…【これ読みやすいな】と感じる事ってありませんか?
読みやすい文章はそれだけで「途中離脱率」が下がります。
そして「内容理解度」が上がるんです。
この説明だけで首を大いに縦に振ってくれる方が多いと思うのですが、文章が読みにくいと『結局何が言いたいの?』となってしまったり、最悪の場合には『最後まで読んでもらえない』という事態に陥ってしまうのです。
私たちVTuberはX(旧Twitter)での発信が多いので、基本的にはだいたい140文字読んでもらえればいいのですが、大事なお知らせの場合には画像等で長文をお届けすることもあります。
その文章の意味を正しく受け取ってもらえないと困ってしまう事ってありますよね。皆さんのお仕事でも同じだと思います。
という事で、今回はどうすれば読みやすい文章になるかのコツを!岐阜新聞社さんが運営するWebサイト「ZYAO22」で!約1年コラムを書いてきた私、禰好亭めておが!!!!いくつかご紹介していきたいと思います。(調子に乗ってすみません…)
読みやすい文章を書くコツ①構成を先に決める
皆さんは文章を書く時にまず何をしますか?文章の書き出しから考えていませんか?長文を書く際には、書き出しももちろん大切ではあるのですが、全体バランスと結論何を伝えたいのか、が大事だったりします。
なので、まずどういう書き出しをして途中こういう展開にして、最後はこう締めて、結論こういうことを伝えたい、という「大枠」を作るのがオススメです。
そうすることで前置きが長くなるのを防いだり、まとまらない文章になることを避けられる可能性が上がります。
読みやすい文章を書くコツ②余分な言葉を入れない
慣れるまで難しいかもしれませんが「一番最初」は「一番」か「最初」どちらかだけで意味は伝わります。そして、日本語って実は主語や装飾に使われる単語ナシでも伝わることが結構多いんです。
日本語の文章
→今日買い物に行ってきた
英語などの言語を直訳すると…
→私は今日買い物に行ってきた
つまり、省ける単語は省いた方が読みやすいんです!
読みやすい文章を書くコツ③「」や句読点等を駆使する
私のコラムを読み返していただくとこのテクニックが相当使われていることに気付かれるかもしれません(恥ずかしいので気付かなかったことにしてください)。
例(コツ②の文章)
・慣れるまで難しいかもしれませんが「一番最初」は「一番」か「最初」どちらかだけで意味は伝わります。
・慣れるまで難しいかもしれませんが一番最初は一番か最初どちらかだけで意味は伝わります。
意味が伝わりやすいのは前者だと思いませんか?
他にもたくさんコツはあるのですが、この3つだけでもだいぶ変わると思います。せっかくの新年度ですから、文章を書く際に意識して使ってもらえたら嬉しいです。
禰好亭めてお
イベントでのMC、専門学校の授業、雑誌の連載コラム等の実績を持ち、YouTubeではVTuber向け「VTuber講師」動画のUPやお悩み相談配信、対談コラボなどを行っている。教員免許や宅建士の資格を持ち、SNSでも人の役に立つ様々な情報を発信中!