【第9回】ブランディングの重要性|めてお先生のVTuberとして生きていく
「ブランディング」って聞くとまたそんなハイカラな横文字使って…って思う方もいるかもしれません。ただ私は、営業や広報のようなお仕事の方にはちょっと必要な知識なのではないかと思っています。前回は目標設定をテーマに色々お話ししましたが、ブランディングってそれと関連しているんです。
そもそもブランディングって何ぞや?って話。
【○○と言ったら何々!】って、何か特定の者を買おうとした時などに一番に思い浮かぶようにするその施策のが、ブランディングだと思ってください。(難しくすると色々あるはあるんですが、一旦その認識で大丈夫です)
私が営業職をたしなんでいた時、成績TOPをとれたのはそれをしていたからだと思っています。
その頃の私が、実際に何をしていたのか?
『よく連絡くれるけど業界の動向とかの情報だけ提供して、あんま営業かけてこない人』をひたすら目指してました。そのポジションになれば、何か困った時に情報を聞くためにご連絡いただけたり、信頼してもらって必要な時はご依頼いただける!と思っていたからです。
実際にそれで受注も増えたし、信頼いただけて知り合いの同業者の方をご紹介いただくこともありました。
現在もVTuberとしてお仕事をいただくときにブランディングを大切にしています。
『人生がちょっと善くなる情報とかタメになる情報をたまに発信してる人』
のようなイメージを多くの人に持ってもらうためにVTuber講師として様々な場所で情報提供をして、それを継続するために自らも勉強し続けています。
今回はせっかくなので、分かりやすく架空のVTuberでブランディングについて考えてみたいと思います。
【例】「365日お悩み相談配信をしているVTuber」として売りたい
この場合、知名度を上げたいとか、相談してくれる人を増やさなきゃ、というのはすぐに思いつくと思うんですが、そのために具体的にどういうTODOが必要なのかと言われると思いつく人は多くないかもしれません。実際にどんなことをやればいいのか考えていきます。
★TODO
- 活動名をブランディングに寄せる(例:相談受子とかわかりやすいものにする)
- アカウント名に入れる(例:山田太郎@365日相談配信の人)
→この時、大多数の人がイメージしやすい単語を使うのが大事
- 見えやすいところに入れておく
→チャンネルページ/Twitterプロフィール/固定ツイート/概要欄/ヘッダー画像等
- YouTubeのTOPページをそれっぽく仕上げる
→チャンネルを見た時にすぐに相談配信の人ってわかる作りにしよう!
(YouTubeのチャンネルカスタマイズで再生リストをTOPページに表示できます)
- 活動内容をその方向性をメインにする(100%じゃなくていいけど多い方がいい)
- ブランディングしたい方向性の人と絡む
→コミュニティや参加やグループ活動もアリ!
もちろん、YouTube動画や配信、サムネイルのクオリティが低いのはいただけませんが、これらをやることでより効果的に「お悩み相談したい人」を惹きつけることが出来ると想像できると思います。
ここまで読んでくださった方はもうわかりますよね?ブランディングは目標設定に近付くための1つの方法なんです。
次回は「習慣化のパワー」をテーマにお送りしたいと思います。
禰好亭めてお
イベントでのMC、専門学校の授業、雑誌の連載コラム等の実績を持ち、YouTubeではVTuber向け「VTuber講師」動画のUPやお悩み相談配信、対談コラボなどを行っている。教員免許や宅建士の資格を持ち、SNSでも人の役に立つ様々な情報を発信中!